曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

目の検診のため 徳山へ

2018年06月13日 | 日記

今日の花

歩道の中で街路樹の植えてある根本に土の出ているスペースがありますよね。そのスペースに時々お花を植えている人がいます。

 


 今日は、2カ月ぶりで徳山の眼科医へ目の検診に行ってきました。

昨年の秋に、突然発症した目の病気 加齢性黄班変性 の治療と検査のため10月からずっと月一で徳山の眼科医へ通っています。11月・12月・1月と三か月間治療を受けました。2月以降は月一で予後の検査を受けましたが、4月の検査ではほとんど良くなったと判断していただいたので、5月の検診はお休みにしました。所が5月の下旬ごろから軽い症状ながら黄班変性が再発している感じがありました。そんな状態なので今回の検診ではとても心配でしたが、網膜の断層写真を見ると確かに一部の網膜が基底から少しだけ離れているのが見られました。お医者さんの見立てでは出血は無いようなのでもう少し様子を見ましょうとの診断でした。執行猶予が付きましたがこの先どのように病状が進むかは分かりません。私は仕事柄野外の炎天下での仕事が多いので、お医者さんに強い紫外線はこの病気に悪影響があるのかどうか聞いてみました。出来るだけ避けた方が良いとの答えでした。どうすればいいのでしょうね。サングラスで遮るにしても色の濃い薄いは関係ないそうです。要するにどれほど紫外線をカットできるかどうかにかかっているそうです。メガネ屋さんへ行って相談しなければならないかもしれません。

家を出る時から素晴らしく良い天気だったので、小さなカメラを持って行きました。昨年の秋から気付いていたのですが、周南市はなかなか街路樹がきれいなのです。4月に行った時にはまだ新芽が出たばかりでしたが今回は緑がとてもきれいでした。昨年の暮れに大きく切りこまれた「ナンキンハゼ」はさすがにまだ回復していませんでした。銀杏並木は緑がすごくきれいでした。銀杏の実がもう大きくなっているのにはびっくりしました。

目の治療や検査には瞳孔を大きく開いて行いますので自分の運転で病院へ行くことはできません。それで毎月電車で徳山まで行きます。そして駅から病院までバスでも行けるのですが、知らない街を歩く楽しみがあるので徒歩で行きます。そして、毎回歩く経路を変えてみます。いろんな発見があって楽しいです。今日の経路では小さな子供が沢山いるのに驚きました。気が付いてみると近くに幼稚園がありました。

次の検査は7月です。きっと暑いでしょうね。

 


山陽線 大畠駅から徳山駅まで電車で行きます。車社会ですから普段電車にはめったに乗りません。

 

大畠駅にて

電車が入って来ましたが、わずか2両編成です。乗る人は私を含めてたったの3人です。

 

徳山に着きました

徳山駅はまだ完成していませんでした。

 

どの道を歩こうと悩みながら歩き始めました。

子供が多いです。

昨年の秋

ナンキンハゼは昨年の末に大きく切りこまれました。まだ十分に回復していません。

 

ピンクの建物は郵便局です

約20分かかってようやく眼科医院に着きました。

 

 

帰り道はほとんど同じです。

銀杏が沢山なっています。

小さな子供をよく見かけました。

 

徳山駅から北に延びる大通りです。植えたのがが古いのでしょう、街路樹が見事に育っています。

周南市の新しい市役所が出来上がっていました。

昨年の秋

秋の歩道

 

今日も楽しい街歩きでした。徳山駅に着きました。

駅に図書館ができたのです。

 


水の季節

2018年06月11日 | 日記

今日の花

クチナシ

ニワナナカマド この時期に白い花もいいですね

 


 梅雨らしくなりました。昨日今日と雨が続いています。

生き物にとって水が豊富にあるということは素晴らしいことです。水の中で生まれた生命体は35億年の間にいろんな形に進化しましたが、やはり水がいつも必要です。また繁殖や成長には今くらいの気温が最も適しているようで、人間にとっても20℃から25℃くらいが一番快適ですね。

 

梅雨時は生命にとってありがたい季節です。

 


降る雨を写真に撮ってみました。

 

 

 

 

 

この速度でシャッターを切ると落ちる雨粒は完全に止まって見えます。

 

雨に濡れる 庭の木々

 

傘をさして撮りました。

 

水は時に大きな災害をもたらしますが、日本では十分に在って有難いですね。 

今こそ野山の緑が一番美しい季節です。

 


ウラギンシジミ と ルリシジミ

2018年06月09日 | 日記

今日の花

アジサイ  アジサイって本当に種類が多いですね。

 


 久しぶりで蝶の写真をアッブします。

10年ばかり前にこのブログを始めた時には蝶の写真に夢中でした。ほとんど毎日が蝶の写真ばかりだったように思います。でも、最近は蝶の写真をあまり撮りません。私の周りにいる蝶は撮りつくしたのかもしれませんが、それでも面白い場面に出合えば必死で追いかけます。

この日はみかん畑で出会った2頭のシジミチョウですが、ふと見ると飛び方が面白そうだったので撮り始めました。シジミチョウの仲間はみんなとても小さいので飛翔の姿を撮影するのはとても難しいのです。大型のアゲハチョウとかアサギマダラの様な蝶は飛び方も緩やかだし何と言っても大きいのでピントを合わせやすく、動きに合わせてカメラで追って行くのも慣れれば難しくはありません。しかし、シジミチョウは小さいうえに動きが激しいのでカメラで追うのは大変なんです。カメラのオートフォーカスも対象をとらえきれず、周りの草などにピントが合ってしまいがちです。それでも高速連写で撮っていると絶妙にピントが合う時があるのです。今日撮ったウラギンシジミはシジミチョウの中でも飛び方がすばやくて方向が定まらないものの代表みたいな蝶です。ファインダーばかり覗いているとすぐに見失ってしまいます。飛ぶ方向をある程度感で予測して待ち構えることもあります。今日撮った飛翔写真の中にウラギンシジミが上手くカメラの方を向いている写真が一枚だけありました。カモメや鳶などを撮っているときには比較的簡単に正面を向いた顔を撮ることができますがこんな小さな調ではめったに撮れません。そんな訳でシジミチョウたちの姿を久しぶりで撮りましたので面白くないかもしれませんがご覧になってください。

自然の中でカメラを構えていると思わぬ光景に出合うものです。今年は雉の抱卵によく出会いました。特集で載せても良いくらいいろんな場面に出会っています。


ウラギンシジミの飛ぶのはこんな感じでしょうか

  


ウラギンシジミにルリシジミがちょっかいを掛けていました。珍しい光景です。

 

なぜか体当たりです。

すぐに離れました。

ルリシジミのライトブルーはきれいですね。

 

 

 

ウラギンシジミの飛翔

 

1000/1秒でシャッターを切っても動かしている翅はぶれています。

 

静止状態

 

飛び立ちました。

こちらへ向かって飛んでいます

一瞬で向きを変えました。

空中に浮かんだこの小さな被写体に上手くピントが合っているでしょう。

 

 

その他

雉の卵

とてもきれいな蠅の仲間でしょうか


毎日が何かの記念日

2018年06月06日 | 日記

今日の花

スカシユリ  野菜畑で毎年よく咲きます。

 


 新聞を読んでいて、今日6月6日は「楽器の日」と書いてありました。6月4日が「虫の日」とか「虫歯予防デー」というのは語呂合わせで出来た記念日というので良くわかりますが、6月6日が「楽器の日」というのはなぜなのか良くわかりません。そもそも「楽器の日」なるものがあることを初めて知りました。

私が音楽というものに興味を持つようになったのは中学1年の時でした。中学の音楽の先生がとても素晴らしい方で、先生のおかげで音楽の授業が楽しみになったことを覚えています。音楽の基本のこと楽器のこと、そして作曲の仕方のことなどまで私たちに分かるように教えてくださったのです。音楽が好きになると当然楽器をならせてみたくなります。ピアノの音が好きでしたが小さい時からピアノを習っていて上手に弾ける人がいてとてもかなわないと感じたので、とりあえず手軽なギターから始めました。それでも高校1年の時基本的な楽器であるピアノくらい弾けなくてはと思ってバイエルの教則本を手に入れ夏休みに練習を始めました。初めは右手と左手が別々の動きをすることができなくて大変でしたが、バイエルの60番から70番くらいまで行くと何とか右手と左手は別の動きをすることができるようになりました。夏休みが終わるまでに教則本を一応弾き終えました。そして次のツェル二ーとかハノンの楽譜を見ると単純な練習曲が続くのを見て諦めてしまいました。もともと飽きやすい性格ですからコツコツ練習することはできません。結局ピアノを弾ける所までは行かなかったのです。

大学生になるとクラシックギターを本館的に練習しようと思いギター部にも一時期入りましたが、これも長続きせず我流で弾いていました。高校時代に吹奏楽部が無かったので、管楽器に振れたことがありませんでした。下宿の友達がトランペットを持っていたので借りてトランペットを吹いてみました。結構音が大きいので下宿で吹くときにはミュートを付けて吹かねばなりません。これもやはりモノになりませんでした。それから、クラリネットを持っていた友達がいてそれを貸してくれました。私かしばらくの間熱心に練習するのを見てそのクラリネットは私にくれました。やがて興味はフルートの方に向いて行き、そのクラリネットはあまり吹かなくなりいつしかなくなってしまいました。

わたしは子供のころからずっと幻楽器には縁がなかったのです。幻楽器は見るからに難しそうです。わたしの子供がヴァイオリンを習うことになった時もあまり賛成する気分ではありませんでした。それでも、時々子供のヴァイオリンを借りて弾いてみましたが顎が疲れるばかりで全くうまく行きません。早々にあきらめました。そのうちちに、今度はカミさんがチェロをやると言うので、そのチェロを借りて弾いてみるとヴァイオリンよりはるかに弾きやすいのです。しかも音がなじみやすく、フレットが大きくて指の運びも楽なのです。この楽器も教師に付いて習ったことはないので全くの我流ですがちゃんと音が出せるだけでもうれしいです。今でも時々弾いています。

40歳のころ楽器は何をやってもダメで見込みもないことが分かったので最後の手段としてのどに賭けることにしました。コーラスに入ってみることにしたのです。歌を歌うことに抵抗はありませんでしたがうまく歌えると思ったことは一度もありません。コーラスの会員の中にはかなり本格的な訓練を重ねた方もいてさいしょはおっかなびっくりで歌い始めたものです。それから声楽の教則本をいっぱい買い込んで読みましたが実地の練習が伴わないので発声も上手くは行きません。それでも何も楽器を持って行く心配が無いのでいまだにコーラスは続いています。相変わらず練習には不熱心ですけどね。

「楽器の日」という日にふと昔のことを思い出しました。

 

 


6月4日は 虫の日

 

虫と聞いただけで身を引く方もおられますが、わたしは虫は好きです。特に蝶の幼虫には慣れ親しんでいます。

アサギマダラの終礼幼虫

 

 

花壇のビオラについているツマグロヒョウモンの幼虫

 


6月6日 「楽器の日」

 

今まで一度も弾いたことのない楽器にパイプオルガンがあります。一度でもいいからさわって音を出してみたいですね。

 

若いころギターを弾いていたころはこんな曲を良く弾いていました。もちろんこんなにきれいには弾けませんけどね。

 

もっとも最近始めたのはオカリナですが、練習嫌いでは何をやってもダメですね。

 

 

 


弓削瓢柑 を収穫しました

2018年06月03日 | 日記

今日の花

アジサイの季節になりました。 先日梅雨入り宣言がありましたが、一向に雨が降りません。

 


 昨日と今日の二日間で弓削瓢柑をすべて収穫をしました。弓削瓢柑という柑橘は面白い柑橘でいつまでも木にならせたままにしても味が落ちません。多少暑い時期に食べると美味しい柑橘ですから、夏まで木にならせたままで置きたいところですが、他の柑橘と同じで梅雨になると病気の発生があるので予防のための薬剤散布をしなければなりません。そこで薬剤散布の始まる前にすべての果実を収穫をしなければならないのです。もう一つ収穫しなければならない理由があります。春に生まれたナメクジの幼虫が6月になると大分大きくなってきて、普段地面にいるナメクジが木に登って来て弓削瓢柑の実を食べるようになります。もう一つ困ることがあります。コウモリガの幼虫が弓削瓢柑の果皮に穴をあけて実の中に入り込んでしまうのです。どちらの虫も薬剤散布で防ぐことは難しいので、被害が大きくならないうちに収穫しなければいけません。日本で栽培されている柑橘の中でこの時期まで木にならせておく柑橘はあまりありませんのでこの様な害虫の研究はされていないようです。

ところで、弓削瓢柑という柑橘をご存知ですか。全国的に見ても生産量はきわめて少なくて一般のお店に並ぶことはほとんどありません。もっともっと多くの人に知っていただきたい柑橘だとわたしは思っていますので、以前からいろんな所で品種紹介をしてきましたが、生産量も増えないし、知名度も上がっていないのが現状です。

弓削瓢柑の素晴らしいところと、その特徴はどんなものかを私の偏見と独断で簡単に書いてみます。

まず第一に、弓削瓢柑は形がおもしろいと思います。柑橘類は種類が非常にたくさんあって大きさも形も様々です。果皮の色は全体的に赤系のものが多いようですが、黄色系のものも結構あります。弓削瓢柑は少し変わった形をしていてラグビーボールのように縦長の形をしています。レモンに近い形をしています。

第二に、味と香りが爽やか系です。それほど甘くはないのですが、酸味もきつくなくて上品な味です。

3番目の特徴は、生果で食べられるだけでなく加工品にも向くし、料理にだって使えます。用途が多いと思います。

4番目は消費者には関係の無いことですが、栽培が容易で生産量も多いのが良い所です。

他にも、果肉の中にフラノクマリンを含んでいないというのもあります。持病を持っている方で薬をいつも服用しているかたでも安心して食べられるということです。

こんな弓削瓢柑です、是非召し上がってみてください。

 


弓削瓢柑の収穫

 

 

 

弓削瓢柑を見たことがありますか。食べたことは。

 

見た目には酸っぱそうに見えますが、意外と酸っぱくはありません。

弓削瓢柑のマーマレードはぜっぴんです。

弓削瓢柑ジュースはとても爽やかでおいしいです。

いろんな野菜と合わせてフルーツサラダにしても素敵です。

黄色い皮はお砂糖で煮てオレンジピールにするとまたおいしいです。

果皮を干して入浴剤を作ってみてください。

まだまだあります、焼酎とも良く合うそうです。

 

 

 


今夜は 屋代川をさらに上流へ

2018年06月01日 | 日記

夕暮れの海辺

この頃夕方になるとそわそわと出かけて行きます。目指すは海ではなく川なのですが、静かに暮れて行く海の風景も捨てがたく、車を止めてシャッターを切りました。珍しく生き物がいないですね。

 


 一昨日は、屋代川をさかのぼり屋代ダムの周辺のホタルを撮りました。ダムより上流の川については未調査なのでもう一晩出かけてみることにしました。私が毎晩こそこそと出かけて行くのでカミさんはあまり機嫌が良くありません。背中に矢の視線を感じながらも今しか見られないホタルのために出かけて行きます。言い訳のように「今夜は早く帰るからね。」と言って出かけますが、全く当てにならないのは良くわかっているようです。夢中になった子供に時計は役に立たないからです。

今夜は少し早めに出かけました。明るいうちに現地に着いて川の地形を調べておかないと真っ暗になると入口さえ分からなくなるのです。川へ降りて行く道がどうなっているか調べておかないと危ないですからね。一人でホタルの飛ぶような場所に入るのは魔界に踏み込むようなものです。川の水の流れる音があるので静寂の世界ではありません。森の中の全くの静寂よりその方がましですね。

明るいうちに何箇所か川に降りられる道を見つけました。そうしているうちにどんどん暗くなってきます。気が付くともう私の周りをホタルが飛び始めました。急いで駐車場まで戻ってカメラと三脚などを持って川に戻ります。流れの上にはかなりの数のホタルが飛び始めています。古い鉄板で出来た橋があり恐る恐る乗ってみます。暗くてよくわかりませんが今はもう使われていないもののようです。そろそろと中央部まで出て行き三脚を立てました。とてもいい雰囲気です。夜のこんな場所はもう人間の世界ではありません。ホタルは私のことを全く気に掛けず目の前でも飛んでゆきます。数枚写真を撮るとカメラをたたんで次の場所に移らねばなりません。時間との勝負です。結局7時半から9時過ぎまでの間に4か所で撮影出来ました。

ホタルの写真を撮り始めたのが5月の14にですから15日くらい撮り続けています。初めごろに比べて夜間の撮影に慣れてきて少しはうまく取れるようになったかなと自分では思っています。でもホタル撮影も今年はこれでお終いかもしれません。また来年になったらみんな忘れて一から始めることになるのでしょうね。

 

 


屋代川のホタル その2

 

屋代川

この辺は中流です。今日の撮影場所はもっと上流です。

 

周りに少しだけ田圃がありますが、川幅はだいぶせまくなっています。

 

まだ空に明るさが残っています。

 

 

2番目の場所は一昨日の夜撮った橋の上です。

 

 

少しだけ上流へ場所を移しました。ここは川を岸から横に見ています。

 

また場所替えです。川の方ばかり見ていたので気付かなかったのですが、上を見れば満天の星空です。

木と木の間にさそり座が昇って来ています。中央の一番明るい星は木星でしょうか。確認していないので間違っていたらごめんなさい。

この時期にしては空気が澄んでいて星が良く見えています。

 

道路の橋の上から上流に向かってカメラを向けてみましたが、ホタルまでの距離が少し遠いのが残念です。一度川原に降りて流れの水の中から撮ってみたいですね。

今夜は、自然の中でたくさんのホタルが自由に飛んでいるのを眺めることができました。

イノシシさんやマムシさんともお互いに出合わなくて良かったです。

また来ますね。

 

川のせせらぎの音とか、宇宙の音、夜の音などをこのブログに付けてみたいと本気で思いました。カメラ道具の他に録音用のレコーダーも持って歩くのは大変ですね。でもいつかやってみたいと思っています。