『NHK交響楽団演奏会 岡山公演』のため岡山シンフォニーホールへ。
山ではほとんどお目にかかれない日本でも最高峰のN響、そして今をときめく藤田真央さんさんの組み合わせ。
そりゃあね、もう皆待ちわびてたよね。
チケット買うのも、早い時間から並んでたもんね。(私も並んだ)
藤田さんはチャイコフスキー国際コンクールで第2位の実力だし、そんな彼が弾くチャイコフスキーですからね。もう、いやが上にも期待感が高まっちゃうというものですよ。
楽しみ過ぎたせいか、いつもは気にする中止や延期を、今回は全く考えてなかった
まず、私は公演はあるものと思って何も確認せずに行ったけど、どうやら特別に行われたみたい。一緒に行った甥っ子に言われて初めて知ったけど、岡山県は緊急事態宣言下なので、他の公演は軒並み中止もしくは延期となってた模様
普段よく行く大阪が普通に決行されてるんで(チケットは売り止めとかだけど)、岡山もそうだとばかり思い込んでたわ。
そんな中行われた公演。
会場は空席もあったけど、ほぼ満席といっていい埋まり具合。
岡山シンフォニーホールだと、公演が始まる前の音合わせの段階で「うわ~、きれい~」ってなる事が多いんだけど、期待のN響なのにこの感じがなく「あれ?」だった。
あとで思うに、この段階から音量絞ってたのかな。
初めて聴く藤田さんの演奏は、とてもエレガントで優しい感じだった。
個人的には、この曲は力強いのが好きなので、藤田さん上手いし綺麗なんだけど、ちょっと物足りなかった。
ピアノがあまりに優しすぎて、「あれ?チャイコフスキーのピアノ協奏曲だよね?」と思ったくらい。N響も藤田さんに逢わせて、かなり音のボリュームを絞って演奏してたんじゃないかなぁ。
なんかね、「おやすみ前に聴く音楽」って感じだった。
奏者によってこんなに違うのかと、そう思った演奏だった。
それに、ホルンが冒頭決まらなかったり、ちょいちょい音外してたような、、、いや、ホルンはちゃんと音出すの難しい楽器なんだよね。でもね、天下のN響だからね、私も聴くにあたってハードルが上がっちゃってるんでね。
あと、私はほぼ目を閉じて聴いてたんだけど、途中藤田さんの静かなソロのところで「カシャーン」と音がっステージ方向だったけど「ええっ まさかのステージ?」と思わず目を開けてみると、ホルンが楽器の管の部分を外して水滴出してる。これはよくやる行為だけど、えっ、まさかの外した勢いで譜面台に当てた?後で甥っ子とこの話したら、甥っ子は「ベル(ホルンの先のベル状になったとこ)にあてたかも」と言ってた。
やー、もんなんだか、そんなの目の当たりにしたり、好きな感じの曲調じゃないなぁと思ったりしてたら、なんか第3楽章はピアノとオケがあってないようにすら感じてきた(^^;)(そんな事はなかったんだろうけど)
とまぁ、色々と私的に不完全燃焼な前半だったけど、隣の女性(会話からこういうコンサートによく来てると思われた)は、演奏が終わった瞬間「凄ーい!」と感動されてたし、周りの会話から皆さん満足されてたようで(^^;) 私は後半に賭けるっ、と後半に臨んだ次第。
20分の休憩後、新たな気持ちでの後半。
おーーーっ、音量的に「オケ」って感じ。やっぱり前半はかなり音絞ってたんだね。私の気持ちも段々盛り上がるかも
だったのに、んーーーーー、、、、
ホルンとトランペットが「ここぞ」という時に決めてくれんっ。
音楽素人なのにこんな事書いてすみませんね。でも天下のN響と、やっぱ思っちゃうんですよっ。
あっ、でもね、弦がね、すっごく綺麗でうっとりだったのよね。
チェロ、ビオラ、コントラバスが一緒に弾く所なんか、ヨーロッパのどこかのホールで聴いてる気分になったわ。深くて素敵な音色にうっとり
そ・れ・か・ら、ヴァイオリンがっ凄すぎ音が最高に大きくなっていくとこなんか、聴いてて鳥肌立ったわー。
めちゃくちゃ透明感があって、一糸乱れぬ演奏で美しくて。す、すげー。
それに初めのほう不調と感じた管楽器も段々と調子が出てきた感じでね、最終楽章は全てがまとまって「ザ・N響」な演奏でございましたよ。
曲の終わり方も盛り上がって終わるしね。
終わり良ければ全て良し?かな。
アンコールは「チャイコフスキー 弦楽セレナーデ 第2楽章」。これまた美しかった
ところで指揮者の広上さん。
動きが芝居がかった感じて、まるでパントマイムを見ているみたいな気分。
前にも拝見し事あるけど、こんな感じだったっけ?
体力いりそー。
緊急事態宣言下。ましてや岡山はコンサートは中止や延期にしてる中での来岡。出演者の方は緊張感があったと思う。
そんな状況での公演、ありがとうございました。
山ではほとんどお目にかかれない日本でも最高峰のN響、そして今をときめく藤田真央さんさんの組み合わせ。
そりゃあね、もう皆待ちわびてたよね。
チケット買うのも、早い時間から並んでたもんね。(私も並んだ)
藤田さんはチャイコフスキー国際コンクールで第2位の実力だし、そんな彼が弾くチャイコフスキーですからね。もう、いやが上にも期待感が高まっちゃうというものですよ。
楽しみ過ぎたせいか、いつもは気にする中止や延期を、今回は全く考えてなかった
まず、私は公演はあるものと思って何も確認せずに行ったけど、どうやら特別に行われたみたい。一緒に行った甥っ子に言われて初めて知ったけど、岡山県は緊急事態宣言下なので、他の公演は軒並み中止もしくは延期となってた模様
普段よく行く大阪が普通に決行されてるんで(チケットは売り止めとかだけど)、岡山もそうだとばかり思い込んでたわ。
そんな中行われた公演。
会場は空席もあったけど、ほぼ満席といっていい埋まり具合。
岡山シンフォニーホールだと、公演が始まる前の音合わせの段階で「うわ~、きれい~」ってなる事が多いんだけど、期待のN響なのにこの感じがなく「あれ?」だった。
あとで思うに、この段階から音量絞ってたのかな。
初めて聴く藤田さんの演奏は、とてもエレガントで優しい感じだった。
個人的には、この曲は力強いのが好きなので、藤田さん上手いし綺麗なんだけど、ちょっと物足りなかった。
ピアノがあまりに優しすぎて、「あれ?チャイコフスキーのピアノ協奏曲だよね?」と思ったくらい。N響も藤田さんに逢わせて、かなり音のボリュームを絞って演奏してたんじゃないかなぁ。
なんかね、「おやすみ前に聴く音楽」って感じだった。
奏者によってこんなに違うのかと、そう思った演奏だった。
それに、ホルンが冒頭決まらなかったり、ちょいちょい音外してたような、、、いや、ホルンはちゃんと音出すの難しい楽器なんだよね。でもね、天下のN響だからね、私も聴くにあたってハードルが上がっちゃってるんでね。
あと、私はほぼ目を閉じて聴いてたんだけど、途中藤田さんの静かなソロのところで「カシャーン」と音がっステージ方向だったけど「ええっ まさかのステージ?」と思わず目を開けてみると、ホルンが楽器の管の部分を外して水滴出してる。これはよくやる行為だけど、えっ、まさかの外した勢いで譜面台に当てた?後で甥っ子とこの話したら、甥っ子は「ベル(ホルンの先のベル状になったとこ)にあてたかも」と言ってた。
やー、もんなんだか、そんなの目の当たりにしたり、好きな感じの曲調じゃないなぁと思ったりしてたら、なんか第3楽章はピアノとオケがあってないようにすら感じてきた(^^;)(そんな事はなかったんだろうけど)
とまぁ、色々と私的に不完全燃焼な前半だったけど、隣の女性(会話からこういうコンサートによく来てると思われた)は、演奏が終わった瞬間「凄ーい!」と感動されてたし、周りの会話から皆さん満足されてたようで(^^;) 私は後半に賭けるっ、と後半に臨んだ次第。
20分の休憩後、新たな気持ちでの後半。
おーーーっ、音量的に「オケ」って感じ。やっぱり前半はかなり音絞ってたんだね。私の気持ちも段々盛り上がるかも
だったのに、んーーーーー、、、、
ホルンとトランペットが「ここぞ」という時に決めてくれんっ。
音楽素人なのにこんな事書いてすみませんね。でも天下のN響と、やっぱ思っちゃうんですよっ。
あっ、でもね、弦がね、すっごく綺麗でうっとりだったのよね。
チェロ、ビオラ、コントラバスが一緒に弾く所なんか、ヨーロッパのどこかのホールで聴いてる気分になったわ。深くて素敵な音色にうっとり
そ・れ・か・ら、ヴァイオリンがっ凄すぎ音が最高に大きくなっていくとこなんか、聴いてて鳥肌立ったわー。
めちゃくちゃ透明感があって、一糸乱れぬ演奏で美しくて。す、すげー。
それに初めのほう不調と感じた管楽器も段々と調子が出てきた感じでね、最終楽章は全てがまとまって「ザ・N響」な演奏でございましたよ。
曲の終わり方も盛り上がって終わるしね。
終わり良ければ全て良し?かな。
アンコールは「チャイコフスキー 弦楽セレナーデ 第2楽章」。これまた美しかった
ところで指揮者の広上さん。
動きが芝居がかった感じて、まるでパントマイムを見ているみたいな気分。
前にも拝見し事あるけど、こんな感じだったっけ?
体力いりそー。
緊急事態宣言下。ましてや岡山はコンサートは中止や延期にしてる中での来岡。出演者の方は緊張感があったと思う。
そんな状況での公演、ありがとうございました。