『佐渡裕 音楽の贈り物「皇帝」&「英雄」』のため兵庫県立芸術文化センターへ。
始まる前に佐渡さんからの説明がありました。
佐渡さんによると前回の定期演奏会はニ長調。ニ長調は「生と死」を感じさせる音で、前回やったフォーレのレクイエムなど。そして今回の変ホ長調は「神の存在を感じさせる音」で、今回は変ホ長調でまとめてみたと。
へえぇぇぇ。なるほどなるほどーー。
こういう説明を聞くと分かり易くて、演奏もより楽しめるわー。
で、変ホ長調は弦の音が金色といってもキラキラした感じじゃないと。
なるほどーーーーー。(そこらへんはすっかり忘れて聴いてたけど(^^;))
1曲目の作曲者ベンジャミン・P・ウェンゼルバーグさんはアメリカ出身の現在19歳、ピアニスト、歌手、指揮者、そして作曲家という多才な方びっくり すげーー
今回のヒロイック・ドリームスケープ・ファンタジーは今回の演奏が日本初でございますビックリマークベートーベンの「英雄」にインスパイアを受けて作ったんだって。佐渡さんの説明から察するに聴きにくそうな現代的な曲のよう(^^;)
で、実際そんな感じだったけど、そして感動するとかそんなのじゃなかったけど、私は「アリ」でした佐渡さんは「最後はハリーポッターのような感じ。海に潜るのか空を飛ぶのか」みたいにおっしゃってました。確かにハリー・ポッターの映画に使ったらいいような音楽でしたし、私は「スター・ウォーズ」も似合うぞ、と思いましたよ
終わったあと佐渡さん「短かったから耐えられましたか?w」とおっしゃいましたが、前菜的なものとしては私はOKでーす
そして、こういう若い方の才能を拾う佐渡さんの姿勢も素敵でございます
そして2曲目について佐渡さんは「僕は辻井君を応援してるんだけど、辻井君が優勝したコンクールで彼(ボジャノフさん)はファイナルに残って、辻井君が優勝するかなと思ったけど、彼は個性があるのでムリかなと。思った通りの結果だったけど、僕は彼の事がすごく心に残ったんですよ」とおっしゃってました。
私もエフゲニ・ポジャノフさんを知ったのは、辻井さんがコンクールで優勝した時のDVDでです。
このDVDは辻井さんの事だけでなくてコンクール全体を撮ってるものでした。
ボジャノフさんは最終の6人に残った方で、観ててとても個性的というかアクが強いというか、そんな印象でした。なので佐渡さん同様私も強く心に残り、リサイタルなどの機会があれば聴いてみたいと思ってました。
DVDを観てると彼は「僕はこの椅子じゃないとダメなんだ」と言って、マイ椅子でコンクールに臨んでました。だから今日もマイ椅子なのかなと興味深々だったのですが、椅子には「FAZIOLI」と書かれてました。コンクールの時のとは違うように見えたけど、それがマイ椅子だったのかな?
さてさて彼の演奏はどんなかなー、とわくわく
実際やはりというか、ちょいちょい独特のタメがあったり、テンポや強弱も他のピアニストの方とはかなり違ってました。こういうのってオケの人合わせるの大変そー(反田さんの堺でのコンチェルトの時も思いましたが)、と思いながら聴きましたが、佐渡さんはノリノリな場面では満面の笑みをポジャノフさんに向けながら指揮されてました。
でもDVDを観た限りで私は彼の演奏は独特で強く激しいものと思ってたのですが、実際は思っていた感じと全く違ってました。まぁ、独特は独特だったのですが、今日の曲目は「皇帝」でしたが、私が彼の演奏を聴いて想像したのは「プリンセス」でした
とても爽やかでキュートでエレガントで美しく、若いけど時に母のような愛に溢れた女性。実像としてはオードリー・ヘプバーンが演じた「ローマの休日」のアン王女です
なんかねぇ、もっと力強い、悪い言い方をすれば暴力的な独特感だと思ってたのですが、いい意味で裏切られました。とてーもとてーも小さい、佐渡さんも言ってましたがオルゴールのような音を奏でたかと思いきや、次の瞬間迫力のある音で攻めてみたり、すごい独特ではあったのですが、常に「ヘプバーンのアン王女」でしたー
なんかね、クラシックなんだけど、とても現代的に感じました。
私は音楽的な事は聞いてもわかんないけど、それでも何でそんな弾き方をするのか、ポジャノフさんに訊いてみたいです。
ちなみにソリストアンコールも「アン王女」だった
うーん、又の機会があったら是非再び聴いてみたいピアニストとなりましたです
1曲目同様、私は彼の演奏は「アリ」で~す。
レストランに例えるなら「ランブロワジー」(正統派のクラシカルなフレンチ)じゃなくて、「エルブジ」(科学実験系)や「ノーマ」(アリを食べさせたりの進化系)といったところでしょうか。
そして休憩をはさんで最後の「英雄」。(昔のギャグで、これを「ひでお」と読んだとかあったなー)
コンチェルトよりも音量アップで、佐渡さんも汗かきながらの演奏。
アンコールも含め、良い時間を過ごす事が出来ました みなさんありがとうございました
そうそう、新型コロナの影響で「今日はサイン会はありません」の張り紙
中国のバカヤローー
始まる前に佐渡さんからの説明がありました。
佐渡さんによると前回の定期演奏会はニ長調。ニ長調は「生と死」を感じさせる音で、前回やったフォーレのレクイエムなど。そして今回の変ホ長調は「神の存在を感じさせる音」で、今回は変ホ長調でまとめてみたと。
へえぇぇぇ。なるほどなるほどーー。
こういう説明を聞くと分かり易くて、演奏もより楽しめるわー。
で、変ホ長調は弦の音が金色といってもキラキラした感じじゃないと。
なるほどーーーーー。(そこらへんはすっかり忘れて聴いてたけど(^^;))
1曲目の作曲者ベンジャミン・P・ウェンゼルバーグさんはアメリカ出身の現在19歳、ピアニスト、歌手、指揮者、そして作曲家という多才な方びっくり すげーー
今回のヒロイック・ドリームスケープ・ファンタジーは今回の演奏が日本初でございますビックリマークベートーベンの「英雄」にインスパイアを受けて作ったんだって。佐渡さんの説明から察するに聴きにくそうな現代的な曲のよう(^^;)
で、実際そんな感じだったけど、そして感動するとかそんなのじゃなかったけど、私は「アリ」でした佐渡さんは「最後はハリーポッターのような感じ。海に潜るのか空を飛ぶのか」みたいにおっしゃってました。確かにハリー・ポッターの映画に使ったらいいような音楽でしたし、私は「スター・ウォーズ」も似合うぞ、と思いましたよ
終わったあと佐渡さん「短かったから耐えられましたか?w」とおっしゃいましたが、前菜的なものとしては私はOKでーす
そして、こういう若い方の才能を拾う佐渡さんの姿勢も素敵でございます
そして2曲目について佐渡さんは「僕は辻井君を応援してるんだけど、辻井君が優勝したコンクールで彼(ボジャノフさん)はファイナルに残って、辻井君が優勝するかなと思ったけど、彼は個性があるのでムリかなと。思った通りの結果だったけど、僕は彼の事がすごく心に残ったんですよ」とおっしゃってました。
私もエフゲニ・ポジャノフさんを知ったのは、辻井さんがコンクールで優勝した時のDVDでです。
このDVDは辻井さんの事だけでなくてコンクール全体を撮ってるものでした。
ボジャノフさんは最終の6人に残った方で、観ててとても個性的というかアクが強いというか、そんな印象でした。なので佐渡さん同様私も強く心に残り、リサイタルなどの機会があれば聴いてみたいと思ってました。
DVDを観てると彼は「僕はこの椅子じゃないとダメなんだ」と言って、マイ椅子でコンクールに臨んでました。だから今日もマイ椅子なのかなと興味深々だったのですが、椅子には「FAZIOLI」と書かれてました。コンクールの時のとは違うように見えたけど、それがマイ椅子だったのかな?
さてさて彼の演奏はどんなかなー、とわくわく
実際やはりというか、ちょいちょい独特のタメがあったり、テンポや強弱も他のピアニストの方とはかなり違ってました。こういうのってオケの人合わせるの大変そー(反田さんの堺でのコンチェルトの時も思いましたが)、と思いながら聴きましたが、佐渡さんはノリノリな場面では満面の笑みをポジャノフさんに向けながら指揮されてました。
でもDVDを観た限りで私は彼の演奏は独特で強く激しいものと思ってたのですが、実際は思っていた感じと全く違ってました。まぁ、独特は独特だったのですが、今日の曲目は「皇帝」でしたが、私が彼の演奏を聴いて想像したのは「プリンセス」でした
とても爽やかでキュートでエレガントで美しく、若いけど時に母のような愛に溢れた女性。実像としてはオードリー・ヘプバーンが演じた「ローマの休日」のアン王女です
なんかねぇ、もっと力強い、悪い言い方をすれば暴力的な独特感だと思ってたのですが、いい意味で裏切られました。とてーもとてーも小さい、佐渡さんも言ってましたがオルゴールのような音を奏でたかと思いきや、次の瞬間迫力のある音で攻めてみたり、すごい独特ではあったのですが、常に「ヘプバーンのアン王女」でしたー
なんかね、クラシックなんだけど、とても現代的に感じました。
私は音楽的な事は聞いてもわかんないけど、それでも何でそんな弾き方をするのか、ポジャノフさんに訊いてみたいです。
ちなみにソリストアンコールも「アン王女」だった
うーん、又の機会があったら是非再び聴いてみたいピアニストとなりましたです
1曲目同様、私は彼の演奏は「アリ」で~す。
レストランに例えるなら「ランブロワジー」(正統派のクラシカルなフレンチ)じゃなくて、「エルブジ」(科学実験系)や「ノーマ」(アリを食べさせたりの進化系)といったところでしょうか。
そして休憩をはさんで最後の「英雄」。(昔のギャグで、これを「ひでお」と読んだとかあったなー)
コンチェルトよりも音量アップで、佐渡さんも汗かきながらの演奏。
アンコールも含め、良い時間を過ごす事が出来ました みなさんありがとうございました
そうそう、新型コロナの影響で「今日はサイン会はありません」の張り紙
中国のバカヤローー