柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

佐渡裕 音楽の贈り物「皇帝」&「英雄」

2020年01月31日 | コンサート・観劇など
『佐渡裕 音楽の贈り物「皇帝」&「英雄」』のため兵庫県立芸術文化センターへ。



始まる前に佐渡さんからの説明がありました。
佐渡さんによると前回の定期演奏会はニ長調。ニ長調は「生と死」を感じさせる音で、前回やったフォーレのレクイエムなど。そして今回の変ホ長調は「神の存在を感じさせる音」で、今回は変ホ長調でまとめてみたと。
へえぇぇぇ。なるほどなるほどーー。
こういう説明を聞くと分かり易くて、演奏もより楽しめるわー。
で、変ホ長調は弦の音が金色といってもキラキラした感じじゃないと。
なるほどーーーーー。(そこらへんはすっかり忘れて聴いてたけど(^^;))

1曲目の作曲者ベンジャミン・P・ウェンゼルバーグさんはアメリカ出身の現在19歳、ピアニスト、歌手、指揮者、そして作曲家という多才な方びっくり すげーー

今回のヒロイック・ドリームスケープ・ファンタジーは今回の演奏が日本初でございますビックリマークベートーベンの「英雄」にインスパイアを受けて作ったんだって。佐渡さんの説明から察するに聴きにくそうな現代的な曲のよう(^^;)

で、実際そんな感じだったけど、そして感動するとかそんなのじゃなかったけど、私は「アリ」でした佐渡さんは「最後はハリーポッターのような感じ。海に潜るのか空を飛ぶのか」みたいにおっしゃってました。確かにハリー・ポッターの映画に使ったらいいような音楽でしたし、私は「スター・ウォーズ」も似合うぞ、と思いましたよ
終わったあと佐渡さん「短かったから耐えられましたか?w」とおっしゃいましたが、前菜的なものとしては私はOKでーす

そして、こういう若い方の才能を拾う佐渡さんの姿勢も素敵でございます

そして2曲目について佐渡さんは「僕は辻井君を応援してるんだけど、辻井君が優勝したコンクールで彼(ボジャノフさん)はファイナルに残って、辻井君が優勝するかなと思ったけど、彼は個性があるのでムリかなと。思った通りの結果だったけど、僕は彼の事がすごく心に残ったんですよ」とおっしゃってました。

私もエフゲニ・ポジャノフさんを知ったのは、辻井さんがコンクールで優勝した時のDVDでです。
このDVDは辻井さんの事だけでなくてコンクール全体を撮ってるものでした。
ボジャノフさんは最終の6人に残った方で、観ててとても個性的というかアクが強いというか、そんな印象でした。なので佐渡さん同様私も強く心に残り、リサイタルなどの機会があれば聴いてみたいと思ってました。

DVDを観てると彼は「僕はこの椅子じゃないとダメなんだ」と言って、マイ椅子でコンクールに臨んでました。だから今日もマイ椅子なのかなと興味深々だったのですが、椅子には「FAZIOLI」と書かれてました。コンクールの時のとは違うように見えたけど、それがマイ椅子だったのかな?

さてさて彼の演奏はどんなかなー、とわくわく

実際やはりというか、ちょいちょい独特のタメがあったり、テンポや強弱も他のピアニストの方とはかなり違ってました。こういうのってオケの人合わせるの大変そー(反田さんの堺でのコンチェルトの時も思いましたが)、と思いながら聴きましたが、佐渡さんはノリノリな場面では満面の笑みをポジャノフさんに向けながら指揮されてました。

でもDVDを観た限りで私は彼の演奏は独特で強く激しいものと思ってたのですが、実際は思っていた感じと全く違ってました。まぁ、独特は独特だったのですが、今日の曲目は「皇帝」でしたが、私が彼の演奏を聴いて想像したのは「プリンセス」でした
とても爽やかでキュートでエレガントで美しく、若いけど時に母のような愛に溢れた女性。実像としてはオードリー・ヘプバーンが演じた「ローマの休日」のアン王女です

なんかねぇ、もっと力強い、悪い言い方をすれば暴力的な独特感だと思ってたのですが、いい意味で裏切られました。とてーもとてーも小さい、佐渡さんも言ってましたがオルゴールのような音を奏でたかと思いきや、次の瞬間迫力のある音で攻めてみたり、すごい独特ではあったのですが、常に「ヘプバーンのアン王女」でしたー
なんかね、クラシックなんだけど、とても現代的に感じました。
私は音楽的な事は聞いてもわかんないけど、それでも何でそんな弾き方をするのか、ポジャノフさんに訊いてみたいです。

ちなみにソリストアンコールも「アン王女」だった

うーん、又の機会があったら是非再び聴いてみたいピアニストとなりましたです
1曲目同様、私は彼の演奏は「アリ」で~す。
レストランに例えるなら「ランブロワジー」(正統派のクラシカルなフレンチ)じゃなくて、「エルブジ」(科学実験系)や「ノーマ」(アリを食べさせたりの進化系)といったところでしょうか。

そして休憩をはさんで最後の「英雄」。(昔のギャグで、これを「ひでお」と読んだとかあったなー)
コンチェルトよりも音量アップで、佐渡さんも汗かきながらの演奏。

アンコールも含め、良い時間を過ごす事が出来ました みなさんありがとうございました



そうそう、新型コロナの影響で「今日はサイン会はありません」の張り紙
中国のバカヤローー
コメント (2)
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湯郷鷺温泉

2020年01月30日 | 日々の出来事
最近毎週来てる「湯郷鷺温泉」。
今日も両親と。



お肌スベスベでございます~
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楽天の送料無料

2020年01月29日 | 日々の出来事
楽天の会長兼社長の三木谷さんが「公取と対峙してもやる」と言っている送料無料。
3980円以上の商品は送料無料にするというものですが、、、
「やらないと、これ以上の発展はない」と言ってるけど、何だか納得できないわー。
いるもんは「いる」でしょ?

私は、そりゃ送料無料とか無料でなくても少しでも安い所を探しますが、でも三木谷さんの言う事には納得できないですね。
店だって自分とこが自腹で送料を負担する訳に行かないだろうから、商品に送料分を上乗せせにゃならんでしょ。そしたら送料が一番高い地域に合わせるだろうから、もともと送料が安かった地域の人は無料前より高い買い物に変更となるでしょうし。で、結局楽天以外に流れるんじゃね?

それより何より、なんで店に無料分を押し付けるのか分かんないわ。おかしいでしょ?

「他に負けている」と特にアマゾンを意識しているようですが、そもそも楽天とアマゾンは商売の形態が違うんだから仕方ないよね。

アマゾンはネット上の仮想ショッピングモールもやってるけど、基本は自社で仕入れて自社で販売する形式、なので送料無料も実現可能な訳で(詳しくは分かんないけど仕入値もあるだろうし、物流網も関係してるだろうし)。しかし楽天はそれぞれの店が楽天という場所を借りてるだけなので、当然物流に関しても出店者がそれぞれやってる形式な訳で。

この違う物を同じように考えるのって無理がありまくりでしょ。

三木谷さんともあろう人が?物事を進める時にwin-winじゃないと上手く行かない、長続きしないって事が分からないって、どういう事なんでしょうかね、、、、
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新型コロナウイルス

2020年01月28日 | 日々の出来事
遂に武漢渡航歴のない日本人が発症しましたね。
入院した男性は、1月8~11日と12~16日に東京都内で、武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手だったとの事ですが。

指定感染症にするよりも、日本国内に来るの禁止に出来ないんですかね。
発症してから税金使うよりいいと思うのですが。
(それが日本人にならともかく、確信犯で来日した観光客にだったら腹立つ)
というより、亡くなるとかしたら誰がどう責任とるんですかね。

観光客相手のところも売り上げ激減は痛いだろうけど、そんな事言ってる場合じゃないかもよ。
何もなければいいけど、ウイルスって秒で進化するんじゃなかったっけ?
すんごい毒性が強いやつに変化したらどーすんの?だと思うんだけど。。。
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岡山フィルハーモニック管弦楽団特別演奏会(ニューイヤーコンサート)

2020年01月26日 | コンサート・観劇など
ランチのあと『岡山フィルハーモニック管弦楽団特別演奏会(ニューイヤーコンサート)』のため岡山シンフォニーホールへ。







真ん中の花が「ニューイヤー」って感じでいいですねガーベラ


今日は着物を着て行ったけど、私は普通に洋服の時と同じ感じで座るので前めりにはならないハズ。
前のめりになる人は、お太鼓がつぶれるのを懸念するのかな?
変わった結び方じゃなければ、背もたれにグッと押さえつけても帯は大丈夫ですけどね

コンサートに話は戻って、今日のソリストは福田廉之介さん。
まだ20歳。若いですねー。

私は2018年8月5日に彼のリサイタルに行ってるのですが、かなーーーーり進化が感じられましたよ
そして前の時は音がなんとも古びた感じの音に聴こえたのですが(良い楽器だったのですよ。なので悪い意味じゃなくでございますよ)、今日は楽器が違うのでしょうか?
前とは音が違ってました。(もちろんホールも全く違うし腕も上達してるだろうけど)

曲はめちゃ超絶技巧なんだけど、彼のそういうのを感じさせない弾き方が好きです
音楽に入り込んでるような、音楽と一体となってるような、そういう弾き方なのですよ。
聴いててこちらものめり込む事が出来るのですね。
それに情景も浮かぶし。

すんごい指の動きにもかかわらず、若さ溢れるパワーもありながら抒情的でもある。
力強い音も消え入るような音も美しく、もうブラボーでございますよ

最高ーーーー
指揮のシェレンベルガーさんも、彼の素晴らしい演奏に時々笑みをこぼしてましたね。(グッジョブ的に)

ソリストアンコールは、コンチェルトと同じくパガニーニの「24のカプリース」。
こちらも最高でございましたよっ

帰りに妹んちに寄って彼の話をしたら、なんと甥っ子と同級生だった
ずっと九州までレッスンに通ってたらしい ひぇーーーっ、お金かかるよなーーー(余計なお世話(^^;))。

でも彼が岡山出身で良かったーーー
お陰でこんな素晴らしい演奏が聴けるんだもんね
そして今後も、たびたび岡山で演奏してくれるかもしれないしっ
又岡山で演奏してねーーーーっ

そしてそして、岡フィル。
こちらの演奏も美しかったでございますよ
やっぱ岡フィルいい そしてこのホールいいっ

後半のオペラ「セヴィリアの理髪師」は、昨年12/18にJホールであったコンサートで予習が出来たので、より楽しめました

【小道具たち】




歌手の方々も、Jホールの時よりも声量アップ
ホールの隅々まで届いたことでしょう。

こんな良いホールでこんな美しい演奏が聴けるなんて、なかなかにいい環境です
今後も岡フィルのコンサートを色々聴いてみようと思いました
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ランチ(八方)

2020年01月26日 | ランチ
コンサートの前に「八方」さんでランチ。

なんと今日はお客が私1人とか。。。。
なんだか申し訳ないような。

全部ではないけど、食べた物をいくつか。

器が綺麗だと、つい写真に収めたくなります。








御主人が打った二八そば。
一時そばを打っていたらしい。


黒豆のワイン漬け。
変わった料理だなぁと思ったけど、伝統的にあるらしい。


今日は着物を着てたんだけど、お酒を飲んでご主人とお話もして楽しかったのというのもあり、つい帯にはさんでいたナプキンをそのまま忘れて持って帰ってしまいました(^^;)
私は酔うと忘れ物をするのですが、こういう忘れも注意が必要と学習。
又おじゃましますので、その時にお返ししまーす
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第157回大原美術館ギャラリーコンサート 宮田大&田村響

2020年01月25日 | コンサート・観劇など
『第157回大原美術館ギャラリーコンサート 宮田大&田村響』のため、倉敷市の大原美術館へ。







私もここであるのは知ってたけど、ブロ友さんなどからも情報をいただき縁を感じ行く事にしました。
チケットはわざわざ買いに行けないので、当日窓口で引き換えにしました。

自由席なので当日は30分は早めに行ったのですが、既に多数の列が
寒い中待ってる間、後ろに並んだ2人組がギャラリー内に知り合いがいたらしく電話でやりとり。
「たくさん並んでると思うので、裏口からご案内します、だって」などと。
ほどなく係の人が出てきて中に通されてましたが、並んでる私らに聞こえない所で電話して欲しかった。。(目くじら立てる事ではないんだけど気分的にね)

チケットを既に持ってる人と当日引き換えの人に分かれて、2つの入り口からそれぞれ入場。
ホールに入ると、もう後ろの方しか空いてなかったです。
そして席は当然ですがパイプ椅子。しかも、かなりなギュウギュウ具合です
これは閉所恐怖症の人はダメかもしれません

部屋の壁にはルノワールの「泉による女」やモネの「睡蓮」、ロートレックの「マダムX」なども飾られてて良い雰囲気なのですが、いかんせん席がきちきち過ぎて、この絵が飾ってあるという雰囲気は十分に活かせてる感じではありません。
どちらかというと庶民的に音楽を楽しむ感じ。
とはいえお値段は強気寄りだとは思いますが。

肝心の演奏は良かったのですが、私はピアノの方にばかり耳がいきましてね。
せっかくチェロを聴きに来ているのに、これはどういう事だろうと思いながら聴きました。
もちろん宮田さんの演奏は素敵で、田村さんがグイグイと全面に出てた訳じゃあないんです。
2つの楽器は上手く溶け合ってました。
なのに、なぜかどうしてもピアノに耳がいくのでございます

アンコールの前だったかに宮田さんと田村さんのトークがありました。
そこで私の上記のちょっとした不満というか疑問が判明。

宮田さんは「皆さん聴いててお分かりいただけた通りなんですが、このベートーベンの曲はチェロは単音でピアノはたくさん音があって、ピアノが目立つというか、ピアノコンチェルトみたいなんですよね(^^;)」とおっしゃいました。「なーるほど」と思うと同時に、私を含め会場中から笑いが起こりました。
という事は、私だけじゃなくてほぼほぼの方が同じように思いながら聴いてたという事なのかな?

個人的には、この会場はピアノの音はいい具合に聴こえると感じました。

お二人とも、なんと2日前からリハーサルをされてたそうです

田村さんは「お客さんが入ると音が全然違って『違う』って。いい音になるようにアンテナを張り巡らせながら演奏しました」というような事をおっしゃってました。
お客がいるのといないので、そんなに違いがあるんですねー。
じゃあリハーサルって、どーゆー感じでやってねんだろう?
人が入ったのを想定してするのだろうか?

アンコールはサンサーンスの「白鳥」。
やっぱりチェロでこの曲を聞くのはいいよね
うっとりするよねー
とても素敵でございました

お二人とも演奏はもちろん素晴らしいし、トークも楽しくて誠実なお人柄を感じました。

お客さんも皆さんほんとにマナーが良くて、ギュウギュウではありましたが、それが却って良い意味で奏者との一体感があって、それはそれで良かったです。

休憩時間と帰り際には飾られていた絵も鑑賞しましたし、たまにはこういうのもいいなと思いました。
ただ個人的には、もう500円でもチケット代がお安いと行き易いと思いましたが。
(実際兵庫でのこのコンビの公演は4000円ですので)

ちなみに4/28には児玉桃さんのピアノリサイタルがあるそうです。
(お値段がもうちょいお安いと行き易いんですけどねぇ。こちらも5000円です。学生は1000円。)
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弦が紡ぐ春の調べ

2020年01月22日 | コンサート・観劇など
『弦が紡ぐ春の調べ』コンサートのため、岡山市のJホールへ。



箏と岡フィルの競演。
岡フィルからはヴァイオリン、ビオラ、チェロが参加。

ヴィヴァルディの春も箏が入ると、梅の木でウグイスが鳴いてる光景が目に浮かんで日本的になる。

箏といったら「チン、トン、シャン」みたいなイメージの方は多いと思うけど、どうしてどうして上手い人が弾くと、そりぁもうアグレッシブでかっこいいんでございますよ
今回ももちろんかっこよく、美しくて、とっても素敵でございました。
岡フィルの弦との調和も、なかなかに良かったんじゃないですかね。

箏は私も子供の頃何年か習ったけど全然練習しなかったし、今は楽譜見ても分からない気がする、、、、
また気が向いたら弾いてみようかな。。。
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キャンセル

2020年01月20日 | 日々の出来事
ホテルや飲食店での無断キャンセルが問題になってますよね。

もう、予約時にカード番号を預かって、キャンセル料が発生した時点で引き落としでいいんじゃない?
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ネット条例

2020年01月20日 | 日々の出来事
香川県議会が、418歳未満の子どものインターネットやゲームの利用時間を制限する「ネット・ゲーム依存症対策条例」の制定を検討しているとか。

ゲームは1日1時間までとか、、、、

罰金はないようなんだけど、それって条例で定めにゃならん事?

香川県民じゃなくて良かった―、と思ってます。
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