1か月にも満たないが面倒を見ていた金魚がいた。
私のいたらなさで一昨日旅立った。
当日は眠りに落ちる寸前まで号泣が止まらなかった。
とにかく涙が溢れて来て止まらない。この状態を何とかせねば、とまずはこのブログにその事を書く事にした。
そしてブログに気持ちをぶつける事により、少しだけ落ち着けたような気がする。
私の敬愛するピアニスト辻井伸行さんのお母様も、子育て中の事を日記に書く事により気持ちが整理出来たという様な事をおっしゃられていた。
もし何かに悩んだり自分ではどうしようもないマイナスな気持ちは、「書く」事により少しは改善されるかもしれない。
それから金魚が入っていた水槽やブクブクなどは、綺麗に洗ってそのまま玄関に置いていたんだけど、目に入るたびに辛くて泣けるので目につかない場所に移した。
それでも水槽の置いてあった場所を見ると辛い気持ちが襲ってくるけど、水槽があるよりはかなりいい。
辛い事からは物理的に離れるのが一番いいと思う。出来れば引っ越しとか。私は金銭的に引っ越しは出来ないけど。
でも、だからと言って私が金魚の事を忘れる訳ではない。金魚ちゃんへの気持ちはずっと変わらず持ち続けるだろう。
ただ自分が正常な日々を取り戻すには、いつまでも号泣する環境はダメだと思い、なんとか改善したかった。
あと私は友人に、と言っても元々そんな人は3人しかいないし、こんな事が言えるのは1人しかいないので、その1人にラインした。
それから昨日は妹に電話して話を聞いてもらった。妹の所も動物を飼ってたし、今も飼っているので気持ちが分かってもらえると思って。
友人と妹のおかげで、かなり気持ちが落ち着いた。
そして昨日の朝の時点では、一昨日より薄紙1枚程度はマシなくらいの辛い気持ちだったのに、なんと夜寝る時には号泣せずに済んだ。
朝と夜では格段に差があった。
それからの今日。昨日よりは更に通常モードになっている。自分でも驚くほどの戻りスピード。
それでも金魚を埋めた場所を見ると心の痛みは全く薄れていないけど、もう号泣はしない雰囲気になっている。
今日も金魚のいる方向に手を合わせ、色々祈った。
自分はこうして金魚ロスを乗り越えつつあるが、このブログが誰かのペットロスや、そうでなくても悲しみの乗り越え方の参考に、少しでもなれば幸いと思う。