陰と陽

高沢観音への山道の途中、
昔のミゼットのような
廃車が乗っている場所は
陽が遮られていて
そのすぐ手前の道端には
冬日が降り注いでいる。
いずれも「枯れていく」ものなのに
日が当たっているかいないかで
画面から受ける印象は大きく変わる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

寂しい場所

「寂しい場所」・・こういう所が
少なからずあります。芒が訳もなく
きれいに並んでいたり・・
かつてのミゼットが・・それだけでも
何かを感じてしまうのに
とんでもない高見に鎮座していたりして・・
青いビニールシートに隠されているものは
きっと良からぬものに違いない・・とか
果てしなく妄想が働いて・・考えすぎ？
おまけにピントを外して・・どんくさいね！
遠巻きに物体を見つめて・・とんだ臆病者だね・・
でも、こういう寂しいうらぶれた場所が
とても心にひっかかってしまうのです。
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