晩夏 2
田舎の家の軒先の夏雲と蜘蛛!? モミジアオイに飛来した揚羽。
明日から9月。コロナ禍の中のオリパラ、猛暑と中旬の長雨、
中途半端で落ち着かない気分のまま、夏が終わっていく・・・
Y
田舎の家の軒先の夏雲と蜘蛛!? モミジアオイに飛来した揚羽。
明日から9月。コロナ禍の中のオリパラ、猛暑と中旬の長雨、
中途半端で落ち着かない気分のまま、夏が終わっていく・・・
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村はずれの神社はいたって静かでした。
暑い日でしたが木陰は涼しくて、ホッとして・・
痩せた馬の像が空へと駈け上がるのを見ていました。
例年一度はこの神社へ来て拝礼するわけでもなく・・
バチアタリとお叱りを甘んじて受けたうえで
ただしばらくはこの社で幼子のように遊んでいました。
脇道を車が何台も通り過ぎていくのに
誰も気づかない午後のひとときでした。
m
今年の蝉は気の毒でした。
7年間も土の中で過ごして・・それはそれで幸せだったかもしれないけれど
外へ出てみたら・・来る日も来る日も雨ばかりで
時々は大雨で、夏中なすすべがなかったかもしれません。
軒下の朽ちかけた木の端にみんな一斉に脱皮して
雨の上がる日を待ちました・・待ちながら死にゆくものもいました。
やっと今、夏を取り戻したかのように喧しく鳴いています。
もうすぐ秋がくるようだよ。高砂ゆりが頑張ってます。
m
家の近くの田んぼの中に、久しぶりに彼女たちが出現した。
数年前は別の場所にいたが、スタイルが変わらないので
同じメンバーだ。最初はイケメン軍団かと思っていたが、
よく見ると今どきのイケジョだった。
よく見かける首だけのカカシよりは、はるかに存在感がある。
鳥たちにはどのように見えているのだろう。
Y
菅笠に蓑。今どきこんな格好で野良仕事をしている人は
よほどの老婆でもいない。一年半前に、それまで空家だった隣家を
田畑ともに買って住んでいる夫婦の奥さんの方だ。いわゆる移住者。
愛知県から、この地区の拝殿踊りに魅せられ、農業やモノづくりをしたくて
引っ越して来て、夫婦それぞれが自由に暮らしている。畑に植えてあるのは
藍。刈り取って乾燥させ、藍染めをするという。
旦那の方は大量に木材や廃材を集めて来て、一人で薪小屋を作ったところ。
他にもこの地区には農業をしたくて移り住んできた家族が4組ほどいて、
精力的に活動し、地域の力になっている。過疎化の中、頼もしく有難い
人たちだ。
Y
今年は長雨のせいか・・成長が遅かったです。
8月26日、やっとやっと花オクラが2輪咲きました。
皆さんの開花報告を聞いて暫しの辛抱でした。
夏らしい柔らかい薄黄色の花。
向日葵があっけなく咲きおわってしまったので
花としても楽しみです。たぶん
これから毎日の一品としてご馳走になります。
m
これは昨日のmのUPしたものと同じ場所。
毎年8月7日の明建神社で行われる薪能。昨年はコロナの影響で中止されたが
今年は実施。それを観に来た弟の家族を迎えに行ったとき、撮ったスナップ。
この日は激しい夕立があったが、夜は晴れて満点の星空。
その後は雨続きで、あんな見事な夜空を、あの日以降は見ることがない。
Y
コロナと長雨の夏が過ぎていきます。
気持がすっきりとしないままですが
そう思ってばかりいると、気持ちが益々しぼんでしまうので
なるだけ考えないようにするほうがいいようです。
これは、8月7日大和町、明建神社で毎年行われている薪能の周辺で
撮影したものです。コロナの影響で去年はなかったのですが、
今年は人数制限されて行われました。
私たちは、今年は観賞を避けて外から夏の夜の雰囲気を味わいました。
m
雨ばかり降っていますが、この夏、郡上の田舎の庭に
やって来た美しい蛾(オオミズアオ)と蝶(ミヤマカラスアゲハ)です。
長雨が続く前の晩だから、もう一週間前のことです。
台風9号の影響で蒸し蒸しとした晩、かなり夜更けてから
オオミズアオが、ひっそりと音もなくやってきていました。
薄緑色をした美しい蛾です。毎年必ず一度は姿を見せてくれます。
夏水仙の蜜を吸っているのは、ミヤマカラスアゲハ。
翅を広げるときに瑠璃色のような青い光をみせてくれます。
その美しさに見惚れて手元が崩れます。
今年は3頭も一緒にきていました。花魁草が大好物の蝶です。
m
これは8月初旬、小旅行での途中のスナップ。
お盆前からほぼ一週間、雨が続いていて、こんな夏らしい
情景はなくなってしまった。梅雨末期も含めて、ここまで雨、しかも時折
集中豪雨のように降り続くのは記憶にない。
今年(2021)の夏は、政権の後手後手によるコロナ禍の深刻な急拡大、
にもかかわらず強行されたオリ・パラ、全国的な大雨の被害や影響と、
たぶん記憶と歴史に残る夏になるだろう。
Y