地蔵盆

８月も今日で終わってしまうので、急いで
一週間前の地蔵盆の写真をＵＰ!
山陰へ行く途中、京都の与謝野町辺りでは
地蔵盆の準備をしていたが、時間帯が合わなくて
写真は撮れなかった。
帰りに見たときは
もう行事は終わっていたが、一箇所だけ
きれいに彩色された地蔵をみることができた。
２３日、夕刻岐阜県まで戻ってきたところで
関ヶ原の地蔵盆の行事に出逢えて
写真を撮らせてもらった。
提灯の赤い光がとても優しくて
夏の終わりを惜しむかのような風情があった。　　　Ｙ

餘部駅

餘部駅への案内表示があったので
行って見ることにした。
駅というからにはこのコンクリート橋と
同じ高さの位置にあるはずなので、
地上からは随分距離がある。
足の悪い人の利用も考えて、どこかに
エレベーターでもあるのだろうかと
思いながら辿っていくと、
とんでもない！山を登っていく九十九折れの
細い野道があるばかり。
ふうふう言いながら、ようやく駅にたどり着く。
誰もいないかと思ったが、数人の乗客が
列車を待っている。しかし、比較的若い人ばかり、
お年寄りや体の不自由な人には過酷な駅だ。
それは同時にこの地方で暮している人たちの
生活の過酷さにも繋がっているのだろう。
赤い列車が来て乗客が乗り込むと、誰もいなくなった。
ここからでは海も見えなかった。　　Ｙ

餘部鉄橋

　何十年も前に偶然通りかかって
　見上げた鉄橋・・懐かしいというより
　ずいぶん様変わりしてました。
　慰霊塔が建ち、アトム君が道案内して
　河豚でしょうか？
　魚が餘部の空を泳いでいました。
　だけど　どんなになっていても
　海がそこにあり、家並みが美しい！
　再びの餘部、心に刻みました・・
　　　　　　　　　　　　　ｍ
　

北近畿タンゴ鉄道

　郷愁の丹後鉄道である・・
　踏み切りのカンカンという音も
　湿り気を帯びると
　急に近くに感じる・・
　「雑魚食って　酒飲む」ではないけれど
　電車の響きも　もの言いたげに響いてきて
　いつしか　心休まってくる。
　清張が、「Ｄの複合」の執筆をした
　同じ旅館のたった一部屋から見た
　青い色をした電車である・・
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夏の終わり

お盆以降＜雨の多い変わりやすい天気が
続いていたが、ここ数日ようやく晴れて
暑い天気が復活した。
しかし、朝夕は涼しさが感じられ、
季節は確実に秋に向かっている。
２７日夕暮れ。
急に雨が降ってきたが、雲間から
夕日が射して、雨に濡れた路面が
夕映えの光に輝いた。
一本だけ咲き残ったヒマワリも
その光の中に収めてみた。
おそらくこれが今年最後のヒマワリの
写真になるだろう。　
〈西山眺望シリーズ〉　　　Ｙ

三角柱

田園の中に巨大な三角柱が！？
高さは２０メートルはあろうか、
巨大な白い塔である。
実はこれは裏側から撮ったもので
表側には達筆な文字が記してある。
そう、これは某酒造会社の
日本酒の宣伝塔なのだ。　　Ｙ

葛の造形

葛は恐ろしく生育の早い植物だ。
この時季になると、樹木や電柱に絡み付いて
いるのをよく見かける。
これもそうなのだが、みつけたとき
私も連れあいも、あっといって車を止めた。
皆さんにはどう見えるか判らないが、
そのシルエットが、
あの〈千と千尋の神隠し」にでてくる
カオナシそっくりに見えたのだ・・・
　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

帯化百合

　鬼百合は、たいてい決まった場所に
　生えてくるが・・
　鉄砲百合は、まったく自由で
　どこからでも生えてくる。
　今年は、玄関の門の植え込みで
　にょきり　花を咲かせた。
　最近は、園芸種のものが多くなってきて・・
　ちょっと　機関銃のようになってきたかと
　思ったら・・先祖帰りでした。
　うわっ・・やった～！
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北近畿タンゴ鉄道

何十年ぶりかで（！）、山陰方面に出かけた。
一泊目、旅館の窓から線路が見えた。
北近畿タンゴ鉄道だ。
近くに踏切があり、１時間に１，２回の割で
列車がやってくる。来るたびに
その姿を眺めた。夜汽車の灯も見えた。
　　
明け頃から激しい雨になったが、
起きた頃には小降りになっていた。
警報機が鳴り出し、遮断機が下りた。
しばらくして、レールの響きが聞こえ、
一番列車がやってきた。
たった一両の青色の車体である。
この土地の人にとっては見慣れた景色かもしれないが、
旅情を誘われる風景だった。　　Ｙ

向日葵

　お天気が崩れたまま何日も
　過ぎていきますが
　蒸し暑さだけは残って
　いつの間にか　夏が終わりそうです。
　からりとした日照りが似合う
　向日葵も　うつむいたり　だれたり・・
　かつての勢いは何処へやら・・
　そんな風情も　また　向日葵でしょうか？！
　道端に夏の終わりを拾って
　帰り道を急ぎました。
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