連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
川端の家の前に
洗濯物が並べて干してある。
何処からか煙が上がっている。
ただそれだけの晩秋の情景。
しかし、なんとも懐かしく
郷愁を誘う光景だ。
実はデジタル一眼を手に入れて
最初の日に出逢った場所だ。
今はもうこの家さえ取り壊されて
すっかり別のものになっている。
データの中だけに残っている
情景なのだ。
Y
これは、この前、Yがアップした時と同じ日の
今年の1月9日の満月です。
Yが、一本道にかかる月と
白尾山に昇る月を撮ったので・・
それ以外のアングルを探して撮った一枚です。
我が家の台所と二階の屋根・・
正確には、屋根からはみ出た雪庇を
狙ってみました。
この時は、まだ、雪が少なくて
ありがたかったです。
m
冬の早朝、山に囲まれているので、
日が昇るのは遅い。
天気がいいときは、朝日は
まず西山に当たる。そこだけが
赤みを帯びて輝く。朝焼けだ。
しかし、めったにこんな天気はない。
雪雲に覆われて、西山の見えない日の方が多い。
今年もまた新たな雪が降り積もった。
まだ雪景色は当分続く・・・
〈西山眺望シリーズ〉
Y
皆さんが出初め式の写真を出されているので、
それにつられて、こちらは洗濯機のホース。
消防のホースのような長さも(一枚目のは
結構長い!)力強さも派手さもありませんが、
日々の生活の中で立派に役割を果たしている。
これは福井県の三方五湖の辺りで
数年前に撮ったものですが、
今は出初め式のホースを狙うより、
こうしたささやかな生活の匂いの
するものの方が、好きになりました。
Y
さぁさぁさぁ・・歩きましょう!
日向から日向へ・・急がなくっちゃ!
冬の一日は、ミヒャエル・エンデの
時間泥棒に出逢いそうだから・・
ほら そこのあなた!
マンホールのとこなどで遊ぶから
捕まっちゃったではありませんか?
影は、時間と共に
どんどんと追いかけてきて、膨らんで
すっかり実体をぼかしてしまったじゃありませんか。
生き生きしているのは
影ばかりじゃありませんか!
うろうろうろ・・とにかく
あっちへ行こう・・
m
寒気の底のような日が続く。
昨日今日と、この辺りでも
うっすらとした雪の朝になった。
この程度では直ぐに消えてしまうが、
空気の冷たさは日中も続く。
田舎では5,60cmは積っているだろう。
次に行ったときは、また雪の始末に
追われることになる。
Y
実をいえば・・危ないところでした。
土手の道が崩れたら、無事では済まされません。
幹や枝ばかりで、なんの変哲もありませんが
剪定も済んで、若葉の季節まで
一休みしているところでした。
それにしても、
縦横・・400個以上はあるでしょう・・
びっしりと土嚢を積み上げてくれました!
おかげさまで、
命を拾った上に、まるで・・
額に入れられた貴夫人のように
見えませんこと・・
m
ネタが無くなって来たので、少し前の写真。
昨年の晩秋、長良川上流の国道の脇に
打ち棄てられていた車と、洗車機。
そこに置かれてから長い時間が経過したと見えて
草叢と同化しつつある。
時の流れというものの、否応の無い厳しさが
そこにはあった。
Y
山の稜線に沿って伸びた桐の一枝が
花芽をつけて上へ上へと向かっています。
その細い枝先のしっかりとした意志に
なんだか、私は嬉しく思われてきます。
春を待つ心根がけなげで・・
全体でみれば、線画を見るように
凛とした趣きで美しく伸びやかです・・
m
この二枚の写真を組み合わせた訳を
お分かりだろうか。
一枚目の写真は、奥の梅の枝に
ピントを合わせた(合った?)もの。
そのぼけた丸にピントを合わせると
下の写真の雫になる。
こんな遊びも、面白い。
Y