連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
間人の路地を歩いていて
見かけたもの。
何の脈絡もないカットだが、
こうして並べてみると
平地の少なさが見えてしまう。
これはどこの漁村にも共通の
地形だが、土地の人はそこを
精一杯利用して、暮らしを
作っている。
今日から石川博雄さんの
「風景の消息」じゅうろくてつめいギャラリー展が
始まりました。
午前中飾りつけの手伝いに行ってきましたが、
すべて同じサイズのスクエアサイズのモノクロ作品
約40点がレトロな館内に展示されています。
ニコンサロンとはまた趣の異なった、
静かで端正な作品群となっていると思います。
今度の日曜日までの開催です。
お近くの方は是非足を運んでみてください。
Y
これも洗濯もの、
路地に人の姿は少ないが
洗濯物は暮らしの象徴。
同時に路地の彩でもある。
プライバシーを考えながらも
ついシャッターを押してしまう。
Y
間人を歩いていると、この日は
あちこちに洗濯物が干して
あるのが目につきました。
人影はなくても人の暮らしの
様子がわかります。
少しの空間を利用しているのが
海辺の街らしいと感じて
シャッターをきりました。
m
急な坂道のコンクリートの
僅かな土地に根を下ろす場所が
あってよかったですね・・つゆ草。
田舎ではその繁殖力に閉口して
みつけると処分してしまう花なのに
こんな狭い路地に咲いていると
つい 頑張っているねと思います。
小さな鉢からこぼれるばかりの
多肉植物の美しさにも心が和みます。
振り向くと海があって家並みがある・・
薔薇は盛りでこの町を慈しんでいるようです。
ここに住みここを歩きいつでも
この風景がここにあってほしい・・
間人の人たちの声が聞こえるように
思いました。
m
海沿いの町や村はどこでもそうだが、
本当に人が歩けるだけの狭い路地が
多い。
間人もそうだった。一番下の漁港に
向かってすり鉢状の土地に人家が
ひしめいていて、
当然坂道ばかり。
普段こういうところは歩かないので
物珍し気に、うろついてみた。
Y
mも書いているように、
不思議な場所だった。
随分手間をかけて作られたようだが、
プールにしては浅すぎる。
海が荒れれば砂やごみが流れ込み
こうして藻が生えたり、雑多な
生き物も繁殖する。
掃除なども大変だったろうと
思われた。
しかし、放置されたことによって
この縁取りの湾曲が
不思議な造形美を造りだしていた。
Y
間人小学校のかつてのプールです。
今は全く使われてなく・・
美しい藻が浮かんでいます。
コンクリートで曲線的に
そこここが囲ってあって
海に面していても
危険がないようになっています。
浅瀬のようなので低学年用の
磯遊びの場所だったのかも知れません。
今はそれさえもできないくらいに
藻が張っていました。
m
間人の西のはずれに
海に突き出した小さな
半島があった。
昔ここには城跡があり、
城島というらしい。
入り口に三嶋神社という
小さな社があり、そこで
以前t.aさんやJさんの写真で見た
風化した狛犬を見つけた。
行った日はどんよりとした天気で
風もなく海は凪いでいたが、
冬の天候のすさまじさを見せつけられた。
城島に上ると高台に今は使われていない
別荘のような建物が二軒あり、
その先に穏やかな日本海が広がっていた。
弁財天を祀る神社もあった。
Y
海のない県に住んでいると
海を見ただけで心が騒めきます。
日本海に面した丹後の海は
太平洋側とは違った雰囲気の風が
吹いていて・・どこかひっそりと
翳りがあります。
人が少ないせいでしょうか・・
でもそれが不思議としっくりと
落ち着きます・・と言っていたら
あちこちで愉快なお顔を発見!
幼い目でこちらを見ていてくれました。
お出迎え ありがとう ねっ!
m
ようやく梅雨らしい天気が続く。
今朝は上空の寒気の影響とかで
激しい雷雨。午後は晴れ間も
広がったが、不安定な天気が
続く。
しかし、雨は写真を撮るには
いいものだ。これは先日、
ほんのちょっとカメラを持ち出して
田舎で撮ったもの。
羽化したばかりのウスバカゲロウが
ガラス窓に張り付いて動かない。
ジギタリスや九輪草は終わりがけだが、
まだ雑草だらけの庭で目立っている。
Y