連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
これは夏の終わり、
御嶽山の噴火で何度か
テレビでも登場した、
岐阜県側の登山口にあたる
濁河温泉で撮ったもの。
夕暮時の近くの滝の白さと
雨の後のホテルのテラスの残光・・・
この時は勿論噴火などなくて、
高所の温泉地はひっそりとして
のんびりと湯を楽しむことができた・・・
今回の悲惨な事件を見て、
自然の美しさや雄大さを
目玉にしている行楽地や観光地は
同時に自然災害とも隣り合わせになっている
場所だということを痛感した。
Y
この時期になって天気のいい日が
多くなって、つい色に目を奪われてしまう。
やはり目につくのは、
曼珠沙華の赤と、稲穂の黄色。
しかし、曼珠沙華もすでに色を失い
田んぼも昨日ほんのわずかの間に
コンバインで刈り取られてしまった。
陽射しも少しずつ南に傾いてきた。
9月ももう終わり、秋が駆け足で
過ぎていく・・・
Y
曼珠沙華も形なしのこの頃です。
無粋にもガードレーを挟んで
咲いているではありませんか・・
こんなところにいくらなんでもと
思いましたが、そう考えるのは返って
固定観念というものかも知れません。
咲いている場所そのまま
ありのままに認めてあげなくては
それでなくても自然が失われて
生き辛い世かも知れないのですから。
m
今年はヒガンバナの咲くのが
早かった。この花が咲くと
どうしても群生地に行ってみたくなる。
というわけで、今年も何か所かを
うろうろしたが、写真にするには
難しい花だ。
しかしこの強烈な赤さは当に秋の色。
それに比べ、赤とんぼの赤は
儚げな色だ。
Y
早いところではもう稲刈りが
終わっていますが、まだまだの
ところもあるようです。
案山子さんも最後のお勤めです。
変わって曼珠沙華の季節になりました。
こちらも、すでに終わっているところが
多いですが・・今年は秋が早く
お彼岸前から咲きだして・・
まだ咲いています。
あちらこちらと曼珠沙華を探して
歩いています・・
m
澄み渡った秋空の下、
寒水の農道を歩いていると
ビニールシートの上の如雨露や
空井戸の上に置かれた南瓜が
いかにも居心地がよさそうに
秋の陽を浴びてた。
Y
再びの長良川です。
西日に照らされた人々の様が
それぞれで幸せで
ほっとした空気があるように
感じました。
ちらっと見える仲居さんの
微笑みの表情
影と人々の間から見える
鵜匠の頭・・烏帽子
看板から浮き出た観光客の顔
満足そうな表情に惹かれました。
m
寒水では祭りの行列とは離れて
村の中の起伏の多い道を巡ってみた。
そこで出会った小動物たち。
稲田をバックにした蜘蛛と
用水の上を番いながら飛ぶ
赤とんぼ。
秋の小景だった。
Y
雲一つ二つ・・流れていきます。
「お~い 雲よ どこまでいくんか~」
丘の上じゃないけど YとM が
写真撮っているよ~
萩咲き乱れての秋日和
ゆったりとした時間が
忘れてしまっている何かを
知らせてくれるようです。
「ずう~と 地球を一周しているよ~」
雲が答えてくれました。
m
区画整理されていない田んぼ
この丸さと歪みがいいですね。
昔はどこもこんな感じだったのではと
偲ばれます。
小屋に掛かった洗濯物の白さ
長閑で大切な日の光になってきました。
舗装のしていない道・・
どこまでも続いていくようで
日本の里山の原風景ですね。
ああ いい日和です。
m