連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
家の前の車道。
車道だが、脇道なので車は一台も通らず、
小動物の足跡だけが、点々と続いていた。
足跡の形からして、多分猫だろう。
途中までは足跡は底の雪が解けて黒い点々となり、
その先は底の雪が解けていないので、
足跡は白い点々となって、彼方に続いていた。
Y
冬晴れの日は何となく清らかです。
「何となく」という言葉を都合よく
言いまわしていますが・・
しっかりとした言葉がみつかりません。
はっきりとした考えがないからでしょう。
取り立てて何もない平凡な風景の中に
雲が浮かんでいる・・私のイメージでは
これは、絶対に有名な由緒あるような
場所では駄目なんですが・・
川の淵にあって浮かんでいるような
重力を忘れさせるような石・・
対岸の雑然とした木々が
石を串刺しにして・・小さな悲鳴を
立てさせている・・何でもない
何者でもない・・こういうものを
見つけて写真を撮ることが好きです。
m