境内

建部神社の境内
近郷の集落からのみこしを迎えるため、
箒や熊手を持って、男たちが掃除を始めた。
こういう正装で境内を掃除している姿を見ると、
清掃という行為が、まさしく「清め」なのだと
納得させられる。

挨拶

写真クラブの撮影会で久しぶりに八日市市
（現在は東近江市）の建部神社の春祭りに行った。
最近は祭りに行くことも、祭りの写真を撮ることも
めったになくなってしまったが、
この祭りの主役たちの古式ゆかしいいでたちには
どうしてもシャッターを切らされてしまう。

日々の営みの中で、人は出会いの場では、被り物を取り、
頭を下げ、或いは腰をかがめ、言葉を交わす。
そうした挨拶の典型が、祭りの伝統の中に現れている。Ｙ

鳥

　クラブの撮影会で彦根へ行った。
　表通りは、桜も咲いて・・・八分咲き
　人の行き来もこぞって賑やかで
　晴れやかな土曜日の装いをしていた。
　裏通りを歩くと
　巣から鳥が飛び立った！
　ただそれだけのしごく平凡な日の顔があった。　　　　　　ｍ

飛行機雲

ほとんど爆音もないままに、
西に向かって雲の筋が伸びていく。
小気味よさと同時にある種の危惧を感じさせるような
躊躇のない一定の速さ。
けれどもその帯は
やがてゆるやかに解け、青の中に弛緩する。
（実家から西山を望む）　　Ｙ

またまた木蓮

　信州の地に足を踏み入れると、桜も辛夷も庭の植木さえも
　わが町のそれと比べて、一回りも二回りも大きいような
　気がする。
　その地に長く根付いてきたものの良質で逞しい生活観が
　感じられる。
　「あっ　あそこに辛夷がある～」
　「この道でいいかなぁ・・・行ってみる？」
　そうしていつの間にか、二人は花探し人となる・・・　　　ｍ
　　
　

善勝寺の桜

実家の更に奥。白尾山の麓の集落にある
善勝寺の境内に咲く桜。
樹齢４００年超といわれるエドヒガンの古木。
雪深い土地だが、四方に枝を広げ、花びらが
風に揺れる様は妖艶で風格がある．まさに名木。
毎年四月下旬の日曜日（今年は多分２５日）
には近郷の人々が寄り集まって
一日限りの花見の会が催される。
猪の肉入りカレーなども振舞われる？ので
花より団子の方も是非観桜など。

立派な春だね！

　２０１１年４月１７日　田舎では、まだ梅が咲いていた。
　人間の都合でぶった切られたのに
　君には参ったよ・・・ほんと・・・
　大胆に芸術的センスで迫ってくるんだもんね！
　春なんだよね、わかっているよ、立派な春だ！　　 ｍ　

レンギョウ

このレンギョウや
菜の花の透明感のある黄色が
野山に彩を添えるとき、
あたりはパッと華やいだ空気に
つつまれる。
まさに早春の色。
これで花粉症さえなければ・・・
　　　　　　　　　　　　Ｙ

捩れた木

　田舎の庭は山との境界線がおぼろで、なんだか皆が自由です。
　伸び放題、捩れ放題・・・いやいや　案外性格はまっすぐ
　素直ですよ。この世の中じっと見ておれなくって地団駄踏ん
　でいたら・・・あらら　二つ編み！　　　　ｍ記
　

時計があった。

辛夷の花が満開だというので、近くの公園にでかけたら・・・

巣箱のような時計がかかっていた。

今日一日　春の日を暖めていたんだよ。　　ｍ記