連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
緑の濃くなった山に
むくむくと
卵色のブロッコリーみたいな
かたまりが出現!
これはツブラジイやスダジイなど
椎や樫の仲間の花なのだ。
一時山が異様に盛り上がる季節だ。
Y
濃い薄い 明るい暗い
さまざまな緑の中に
淡い紫が彩りを添える
今年は風景の中に
この藤や桐の色と姿をを探して
彼方此方を巡ることになった・・・
Y
山里でよく見かける桐の木は、
そつと 人家に寄り添っているように思えます。
ここは、桐の木を材として用いるのでしょうか、
何本も植えてありましたが・・
枝は、ほとんど剪定されていて、
花の方は僅かでした。
この花の優しい紫は、
皐月の空に溶け込んでしまうことが多くて・・
色を求めるには、難しい花でした。
m
山の藤は、樹木に取り付く
厄介者だけれど・・
今頃の花の咲く様子は、
楚々として、可憐で繊細です!
花房が短いのも性質を
現しているように思えます。
どっこい!しぶとい花なのです。
生き抜くためのしたたかさや
しなやかにやり過ごす智慧など
花の持っているもう一方の
生き様のようなものも
垣間見える気がします。
m
今の時期、木々の緑が
実に多彩で、微妙な
色の変化を遂げていく。
この二本の樹も
全く違う色彩だが
それぞれに
カラスを一羽ずつ
宿らせている?
Y
よく通る農道。
午前中の雨が
水溜りを作っていた。
丁度日が射してきて、
水溜りがアートになった・・
Y
この時季田舎に行くと
農作業に追われて
かなか写真が撮れない。
時間は限られているのに
とにかくやらなければならないことが
多すぎるのだ。
というわけで、
合間に撮った
辺りに咲いている野花などを・・・
上から
イチリンソウ
ヤマシャクヤク
ムラサキケマン
ニホンサクラソウ
Y
町の中心部より少し外れが好きです。
そういうところには、
思いもかけないものがあったり、
きっちり計られているはずの風景が
一部歪んでいたりして・・
どこか、神経を刺激して
その時、その場では、はっきりと理由も
わからないままに
シャッターを押しています。
感覚というものなのでしょうか?!
m
岩村で千体仏を探して
路地とも畦道ともつかない道を
辿っていくと、
もう田圃の準備。
耕運機の車輪が目に見えたり
電柱が水を張った田に
沈んでいたり・・・
Y
石室千体仏を見ての帰り
丁度、見ごろの紫木蓮に出逢いました。
辛夷や木蓮の中でも、この紫木蓮の
撮影時季を把握するのは大変です。
すぐに汚れてしまうのは同じなんですが、
紫の花びらが汚れると、
本当にだらしなくみえてしますからです。
薄暗い竹薮を背景に
静やかに優美に
乙女の恥じらいを見せて咲いていました。
m