連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
まっかっかの衣を纏って
灯籠さんはご機嫌さんです。
ああ・・でも今年は
まだまだ暑いですね。
ドレスも心も西日に燃えそうです。
お空の雲さんたち
渦を巻いて、そんなに遠まわしに
ものを言わないでください。
愚かな私は真意がつかめません。
青空さん、今日一日
遊んでくれてありがとう。
単純がいいんです・・
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先日、仕事帰りに歩いていて
空を見上げると、
鱗雲の中に、ふんわりと
綿雲が一つだけ浮かんでいた。
カメラを持ってなかったので、
携帯のカメラで撮ったものだ。
Y
今年の彼岸花はもう終わりだと
思っていたが、
田舎に行く途中、遠回りをして
上之保を走っていると
川向こうに彼岸花の群落が見えた。
川原では刈り払い機を持った人たちが
伸び放題になった草を刈り取っていて
丁度そこに土手の桜が影を落としていた。
その影と組み合わせて、今までとは違った
彼岸花の写真が撮れた。
Y
白山信仰というのは、
所謂、大杉に見るような
自然崇拝の信仰です。
木々でも大岩でも
田畑や大地、山々も含めて
あらゆる自然のものが
この村では、なるほどと思えるような
圧倒的な力を誇示していて
それがこの村の佇まいに
独特の雰囲気を加えていました。
帰り道、福井県の方へまわって
途中、小さなダムの放流をみました。
m
先日田舎に帰ると
稲刈りが終わっていた。
黄金色の波が消え、
薄の穂だけが目立つようになった。
あちこちの田から野焼きの煙が立ち、
秋が深まってきた。
久しぶりの〈西山眺望シリーズ〉
Y
大杉から戻って
集落の中を少し巡ってみた。
ここの特産のトウモロコシは
とっくに刈り取られていたが、
稲刈りはまだだった。
起伏の中を道が交差し、
昔ながらの家屋敷が点在し、
農地が広がっている山里だ。
ここはかつては福井県に属していたが
昭和30年代に白鳥町に合併した。
白鳥からは桧峠を越えなければ行けないが
石徹白川を下っていけば、九頭竜に出る。
しかしどちらの道も途中にしばらく人家はない・・
Y
石徹白の村中で車を止める・・
大杉の巨大さに畏怖し
中居神社を回って、人と神との
交流のようなものを感じて・・
不思議な和らぎをも覚えたのですが、
果たして、村の中に漂っていたのは
自然崇拝の気配・木々の持つ妖気かもしれません。
叫び・黙視・繋ぐ・・
妖しいものを捉えました。
と・・
「何か撮るようなものがあるかね。」
ふいに後ろから声をかけられて
答えようがなく・・ことばを濁し・・
「大杉を見てきました。」とだけ
答えました・・
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