冬晴れ

風は冷たいけれど、今日のように
良く晴れた日の光には
少し春の気配がするようです。
先週の日曜日・・こうして
何もない日にぶらぶらと出かけて
写真をするなんて・・
考えてみるとなんと贅沢なことでしょう。
路地をうろつき、些細な日常の変化に
珍しく感激したり、風が吹いても
面白がっている自分がいたりして
時が過ぎていくままに
心を動かして歩いていきました。
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或る女

何の変哲もない田舎でも
大型店が進出してきています。
広々とした駐車場は
田舎ならではのもので・・
裏手に回れば田んぼや畑が
冬の日を浴びて広がっています。
そんなところに女は立っていました。
礼服を着て、風に少しだけ肩をいからせて。
そういえば新学期の季節。
入学、進学、卒業・・若い人生の節目です。
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冬の日差し

久しぶりにわずかな時間だが
路地歩きをした。
人の暮らしの姿が
柔らかな日差しに浮かび上がり、
歩いていても気持ちがいい。
すぐ近くに知らない道があり、
知らない景色がある。
でもそれは一方で
見慣れた情景であり、
日々の生活のありがたさを
感じさせてくれるものたちだ。
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農家近辺

冬晴れの青空に誘われて
久しぶりに路地を歩きました。
家から少し南に下ると
川島という地域があります。
何というものもない平凡な所ですが
雪ばかりの郡上の田舎と違って
畑があったりして土の温もりや
まだまだ枯れ木とはいえ
やんわりとした木の香りが
するような気がしました。
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参道

今日は大寒。
一年で一番寒い時期、
しかし、今までが相当寒かったので、
今日のように晴れると
陽射しの温かさにほっとする。
写真は先日行った可児の薬王寺のスナップ。
この寺を管理しているらしい人には会ったが
他に人影もなく、冬の日だけがこの寺に
寄り添っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

ひつじ年

今年は未年。
正月三が日には行ったことがないが
近くの神社で、毎年拝殿に干支の
置物を飾ってあるところがある。
今年も思い出して、どんど焼きの日に
行ってみた。
ヒツジは三匹、毛は小さい紙をくるっと
丸めたものが丁寧に張り付けてある。
この神社の宮司さんが造っているらしい。
随分手間と時間がかかるだろうにと
感心して撮らせてもらった。
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ぼこぼこの木

どうしたらこんなふうになるのでしょう。
ぼっこぼこの瘤瘤の木です。
鉄板で焼いた熱々の昔の焼きそばを
食べたいと思って訪ねていく途中の
公園に立派に立っていました。
木の中に虫が入ると
瘤のようなものができると聞きましたが・・
これほどのものは見たことがありません。
何の木なのかもわからないまま
ただ　異様としか言いようがありませんでした。
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雪遊び

先週の日曜日、
午前11時頃、下の道路に
車が止まった。
誰だろうと思ったが、見覚えがない。
我が家に登って来る気配もない。
若夫婦と子供たちの5人家族だ。
そのうちみんなスキーウエアに
着替えて、除雪車が積み上げた
雪山に登り、その次は隣の家の
畑の上でスキーやそり遊びを
始めた。
見ていると子供たちはみんな
超初心者で、スキー場では
危ないので、こんなところで
遊ばせようとしたのか。
それにしても何の断りもなく
勝手に人の敷地に入り込んで
親子ともども歓声を上げて
犬コロのようにはしゃぎまわっている。
挙句には、除雪した我が家の取り付け道路で
そり遊びをし、下の田んぼを散々踏み荒し
隣家の裏の田んぼまで遠征して
動き回った末、午後４時前に
ようやく帰っていった。
こんな親子を見たのは初めてだ。
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柿畑

ｍがアップしたのと同様の写真だが、
本当に不思議な情景だった。
雪の積もった柿畑。
とっくに柿は収穫されて
枝だけになっているはずなのに
びっしりとたわわに実をつけた
柿の木が一面に広がっていた。
地面が白いので、実の赤さが際立つ。
何らかの理由で収穫しなかったのか
これから収穫するのか、
寒さに遇うと柿は熟柿になるはずなのだが
これは特殊な品種なのか、
誰もいないので聞くこともできなかったが
ただ感嘆して、シャッターを押し続けた。
　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

残り柿

ここは、去年の暮に三方五湖へ
旅行した時に偶々みつけたものです。
この鮮やかさ・・どうでしょう！
夢の国に迷い込んだみたいです。
もう収穫するつもりもない柿が
鈴なりとはこのことですね。
思いがけなく早く雪の季節が
来てしまったのでしょう・・
真っ白な雪面を歩き回り
無数の足跡を残してしまいました。
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