連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
薄い冬の日差しがあっても
少しの温もりも見当たりません。
ここから入ってはいけませんと
小さな拒否に出会いました。
破れカーテンが引っ掛かっています。
来るな・見るな・と
亡霊が叫んでいるようです。
ゴツゴツと不自然な形の木が
通せんぼしています。
崖があり倒れた木があり
危険ですよと標示があっても
ちょっとだけならと囁いて
覗いてみたくなるのは・・
m
今朝何気なく空を見上げると
中空に半月がかかっていた。
下弦の月だ。
あわあわとした雲が流れる中
見え隠れしていたが、
次第に雲が厚くなった。
その分今日は寒さが少し
和らいだ。
それだけで、今までが寒かった分
もう春の気配を感じてしまう。
本当の春はまだまだ先のことなのに・・・
Y
雪がなくても冷たい冬が
まだ居座っています・・
でもどこかで春の兆しが
みえないでしょうか・・
辛夷の柔らかな綿毛が膨らんで
雪解けの水は池に流れ込み
銀色に光る漣・・春よ春・・
浅い春を感じます。
でもまだ心が厚い防寒着を
欲しがっています。
田舎もまだまだどっさりと雪が
ありました。
m
行基寺の中は静かに時が
流れていた。
気温は低いが、冬の日が
射しているところは微かに
温かい。
屋根からは盛んに雪が滑り落ち
雨だれが雪解けの流れに
模様を描いていた。
Y
行基寺内には、
回遊式庭園がある。
せっかく行ったので
拝観料400円を払って
中に入った。
艶々に磨かれた廊下を
辿っていくと、
広い日本庭園を間にして
座敷が広がっており、
その先に濃尾平野と
揖斐川の流れが
見下ろせる。
寒くなければ
ここでのんびりと
時を過ごしたい
別天地だ。
Y
昨日Yがアップした南濃町の
行基寺です。
陽射しはあるものの山の上の
開放された広間は寒く
拝観料400円の内庭からは
広く濃尾平野が見渡せて
清々しい年初めの気持ちに
相応しい場所でしたが
参拝者は少なく
閑散として残り雪だけが
目につきました。
m
南濃町の行基寺へ出かけた。
学生のころ行ったという記憶は
あるが、全く初めての場所だった。
麓の集落を抜けると道は舗装の悪い
山道になり、うねうねと登っていくと
中腹に大きな寺院があった。
行基の建立と称せられる古刹である。
山門の前に一本の辛夷の木があり、
この寒さの中、蕾の冬芽が光っていた。
Y
顔の無い案山子がありました。
どこを見ているのでしょうか・・
目のようなもの鼻のようなものに
見えるものがあるのですが・・
寂れた冬枯れの風景の中で
立派に立っています。
「でくの坊」・・まだ堅い
キウイに似てました。
m
山間地域は冬の間
晴れる日はむしろ少ない。
晴れると、雪原が光り、
日の当たらないところは
青く沈み、コントラストが
はっきりしてくる。
空の青さが際立ち、
雲が目まぐるしく動き、
風景が輝いてくるのだ。
冬ほど太陽のありがたさを
感じるときはない・・・
Y
田舎の屋根の雪下ろしをした際の
軒先に下がっていたつららです。
あまりにもきれいなので
雪の上に逆さまにして置いたら
まるで氷の城ではありませんか・・
「レリゴーレリゴー」
歌が聞こえてくるようです。
田舎は寒い豪雪地帯だけれど
美しいところですよ。
m