温泉街の夕方

雨上がりの温泉街を散策。
温泉街と言っても旅館は３軒のみ。
後はちょっとした土産物屋や酒屋
そして普通の民家が道沿いに並んでいるだけの
山間の集落だ。
雨上がりの夕日が山際に沈もうとして、
辛うじてその光芒が町並みに届いていたが
歩いているうちに、もう薄暗さが忍び寄っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

二段です。

飛騨小坂から開田高原へ出て
とっつきの蕎麦屋さんに入りました。
この辺りは、お蕎麦の前に出てくる出てくる
いろいろなお漬物・・辛いものもあったけれど
最後にはトウモロコシまでついてきました。
おなか一杯になってうろついていたら
親亀の背中に子亀を乗せたではないけれど
廃棄された軽トラを発見。秋の気配のする開田高原の空
蕎麦の花は満開で・・今度はじっくりと
歩き回ってみたいと思いました。

　　　　　　　　　　　ｍ

雲行き

先日、小旅行で飛騨小坂の手前で
この白の百日紅や独活の実を
撮ってみたりしているうちに、
急に空模様が怪しくなり、
土砂降りに・・
しかし、小坂の先の道の駅に着くと
もう雲が切れてきた。
今日は台風13号が近づいてきているが
雨は降らず、昨日同様むやみに蒸し暑い。
　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

もう一つの世界

小さな窓いっぱいに消防服が
掛かっています。ひしめき合って
混雑した電車内のようでもあり・・
何かしら亡霊たちの浮遊のようにも見えたりして
向こう側では事件が勃発しているのかも・・
こちら側ではわかるはずもなく・・無視を決め込む。

オーソンウェルズ・・昔・昔・ワンスアポンアタイム
ウィスキー・オールドの宣伝をしていたような・・
朧げな記憶があります。さすがに目力です。
破れ破れの印刷の間から鋭く・・
え～　ド田舎の道を見渡していました。


　　　　　　　　　　　　　　ｍ

道すがら 2

去年は今頃はもう、随分涼しくなっていたのに
今年はいつまでも気温が高く、その上湿度も半端ではない。
台風が立て続きに来ているせいなのだろうが、外へ出るのが
辛いほどだ。
でも外へ出ないと写真は撮れない。これらの画像も
纏わり付くような湿気の中で、ほんの短時間車を止めて
うろうろしながら撮ったものだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

道すがら

苔むした石垣は湿気を
喜んでいるようだけど・・
こちらは湿気と熱気を
一度に貰って体に負担が
かかってきます・・
もう高砂百合の枯れ落ちた
状態です。ルドベキア・タカオ
貴方はどこででも咲くのですね。
また台風がきています・・湿気は
このままいつまでも持ち越しそうです。
８月終わりの旅の途中にて撮影。

　　　　　　　　　　　　　ｍ

実りの季節

田んぼの稲が実り始めた。田植えの時期の差により
もう稲刈りが終わっているところがあるかと思えば、
ようやく穂の出始めたところもあるが、田んぼが
もっとも輝く季節だ。
色づくころになると、案山子も出現する。
それを目当てに車を走らせてみるが、絵になるものは
なかなか見つからない。まあ、絵になろうがなるまいが
雀たちを脅かすことができれば、顔はなくても、汚れていても
かまわないのだろうが・・・
でも撮る側としては「顔つき」も大事なのです！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

豹紋蝶

独活の花が咲いていました。
近寄ってみると美しい蝶々が
まったく気儘に飛んでいます。
たぶんヒョウモン蝶だと思いますが・・
この一種類のみが飛び交っていました。
翅の開いたよい姿のときを
狙いましたが・・オートではピントが
合い難いのでマニュアルにしてみました。
それでも瞬間的な蝶の移動に合わせるのは
難しかったです。


ｔａさん・・ＤＭ届きました。
ありがとうございます。
サロンド・ニッコールにも掲載されてましたね。
悠々と鳶が一羽・・里暦の始まりですね。
個展・・本当に楽しみですね。
ＤＭ　早速手配します。

　　　　　　　　　　　　ｍ

踊り納め

8月の最終土曜が白鳥踊りの踊り納め。
白鳥の町に降りて行って、そのことに気が付いた。
通りには一基の切子灯篭が風に揺れて蛸のように舞い、
踊り会場は浴衣姿の人々で賑わっていた。
けれども、そこを離れると町は急に閑散とし、
駅前にも人の姿は少なかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙ

踊り納めの夜

郡上八幡の踊り納めは昨晩（9月３日）
だったらしい・・白鳥町の踊り納めは
それより少し早く（８月２７日）でした。
牛道の花火大会とか秋葉様の縁日とか都合が悪くて
行けなかったので、せめて盆踊りの最終日ぐらい・・
と思ってぶらぶらとでかけました。
涼しい秋風が立って、切子灯籠の飾りが
揺らいでいました。お囃子もどこか侘しくて
人々の踊りの様も無音で騒めきが遠く
夏の異常な暑さもどこか恋しくなるような
暗い夜でした。

　　　　　　　　　　　ｍ