
金沢の街は1546年に加賀の一向宗徒が金沢御堂と
呼ばれる寺院を建立したことから始まります。
1580年に金沢御堂は織田信長が佐久間盛政に攻め
落としこの地に金沢城が築かれ、1583年に前田利
家が入城し、城下町金沢の基礎が築かれます。
前田家は加賀、能登、越中(現在の石川県と富山
県)の3ヶ国・約120万石を領有した最大の大名で
あり、利家が入城してから約290年間、江戸時代
を通して金沢を居城として発展に努めました。
明治時代にも軍都として、その後学都として、第
二次大戦でも戦災に合うことなく、現在も江戸の
街並みが残る情緒ある城下町です。明治の初めに
は全国第4位の人口であったとか。ちなみに今年
1月現在の金沢市の人口は458千人(市人口ラン
キング37位)、石川県の人口は1,166千人です。
■写真は金沢城公園五十間長屋