金沢の観光スポット体験レポート その29(No.116)
◇東山・卯辰山山麓寺院群体験レポート(No.7)
12)全性寺(日蓮宗)
天明6年(1786)に現在地に移った。当寺び不動明
王は十代藩主重教の守り本尊で、重教が世嗣になっ
た宝暦3年(1753)重教の生母実成院から預けられ
たものである。
大きなわらじをかけた仁王門が有名。わらじは健康
と健脚を願って奉納されたものです。山門は金沢市
指定文化財になっています。
■写真は山門
■写真は本堂
13)妙泰寺(みょうたいじ、日蓮宗)
越前脇本の有力寺院の一つであった妙泰寺住持日仁
上人が来沢し、慶長15年(1610)に建立しました。
2世日成のときに前田利家の4女豪姫の娘(理松院、
玉泉院(前田利長の妻)の養女) が檀越になったと
伝えられています。
表門は寺院には珍しい高麗門の形式をとり、両脇に
築地塀がつくものの小規模です。建立年代は不詳で
すが、細部様式から19世紀初頭のものと推測される。
また、寛政11年(1799)の大地震で倒壊しているこ
とから、その後再建されたものと考えられています。
■写真は山門
■理松院五輪の墳墓
14)蓮覚寺(れんかくじ、日蓮宗)
開山は元和2年(1616)、(寺の記録では慶長6年
善行院日安が開山)七面大明神の木像があることに
より「七面さん」として有名です。
辰巳用水を開墾した坂屋兵四郎の墓と伝えられるも
のがある。