金沢の観光スポット体験レポート その441(No.686)
◇兼六園の建築物 ③ 時雨亭、瓢池避雨亭
6)時雨亭(しぐれてい)
夕顔亭、内橋亭、舟之御亭とならぶ蓮池庭四亭の一つ。5代藩主
綱紀が延宝4年(1676)に造った蓮池庭の別荘・蓮池御殿は、だん
だん朽ちてきたことから、綱紀が亡くなった翌年の享保10年(1725)
に、6代藩主吉徳によって取り壊され、規模の小さなものに建
て替えられた。それが宝暦の大火(1759)でも焼け残り、補修を
繰り返しながら明治の初めまで建っていたとされる。それが別
名「時雨亭」だ。座敷が10畳と8畳の2つ、御囲と呼ばれる一畳台
目の茶室を含めて7室からなる御亭であった。
現在、長谷池のそばにある時雨亭は、平成12年(2000)にその一
部を復元したもの。茶席として休憩処として来園者に開放され
ている。
■写真は時雨亭玄関
■写真は座敷
■写真煎茶セット
■写真は茶室
■写真は縁側
■写真は離れ座敷
■写真は図面
◇時雨亭紹介ページ(2013.3.12)
◇時雨亭紹介ページ(2013.3.15)
◇時雨亭紹介ページ(2014.5.28)
7)瓢池避雨亭
瓢池の翠滝右横にある避雨亭。
(つづく)