植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の秋2020 主計町巡り2020

2020-10-15 09:29:10 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1899)

◇金沢の秋2020 主計町巡り2020(ユーチューブ連動解説版)

〇主計町概要

1869年(明治2)に開かれた茶屋街。ひがし・にしともに、大店の旦那衆の社交の場として栄えた。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定。浅野川大橋から中の橋までの浅野川南岸に、美しい格子戸の料亭が立ち並んでいる。五木寛之の小説にも出てくるなべ・割烹太郎がある。現在4軒(仲乃屋、一葉、まゆ月、えんや)の茶屋が営業しており、9名の芸妓さんが所属している。(2020.9現在)

■写真は浅野川沿い主計町の桜(2020.4)



〇くらがり坂

久保市乙剣宮より主計町に通じる小路を指し、日中も
日の当たらない暗い坂道なので、この名で呼ばれてい
る。かつて茶屋街がはなやかなころ、旦那衆が人目を
避けてこの坂を抜け、主計(かずえ)町やひがし茶屋
街の茶屋に通った。作家の泉鏡花もよく通ったと言わ
れている。

■写真はくらがり坂



〇主計町事務所

「検番」と呼ばれる主計町の芸鼓衆の稽古場。昔、茶屋街の芸妓さんの技量を審査した場所。

■写真は主計町事務所



■写真は西内惣構堀(遺構)



〇中の橋

浅野川大橋の下流にある、白木作りの歩行者専用の橋。
昔は、橋を渡るごとに一文支払ったことから、別名
「一文橋」とも言われた。

■写真は中の橋



■写真は仲乃屋



〇旅館木津屋

主計町にひっそりと佇む木津屋旅館。浅野川のせせらぎを
聞きながら夜の金沢を心ゆくまで楽しんでみたい、そんな
方にピッタリのお宿です。

■写真は旅館木津屋



〇なべ 太郎

主計町で60余年の歴史を刻む、鍋の太郎。秘伝のだしに日本海の新鮮魚貝や地場野菜がとけ込む寄せ鍋は、まさに絶品の美味。鍋の後で楽しむおじやや太郎のきび餅も人気です。五木寛之の小説にも出てくる。

◎五木寛之の小説「金沢望郷歌」の一部
約束の時間は6時だった。私(主人公冬木)は道路を横切って森八本舗の脇の路地をぬけ、銀杏の黄葉がびっしり地面におおている神社の境内から石段を降りた(くらがり坂)。薄暗い横町には、なにか懐かしい匂いが漂っている。主計町の検番の前から小
路を曲がり、川沿いの通りへ出ると<次郎>はすぐ目の前だった。
遠野が指定したのは、古いほうの<次郎>で二階にいくつかの座敷があるだけの昔ながらの鍋の店である。・・・・・・
この<次郎>こそ太郎である。

なべ・割烹太郎のホームページ

■写真はなべ 太郎



〇浅野川大橋

美しいアーチ型が大正ロマンを伝える浅野川大橋は、歴史的な価値を有するとして国の登録有形文化財に指定され、金沢らしさを象徴する地域のシンボルとして多くの人に親しまれている。

■写真は浅野川大橋



〇臨川山 源法院

弘法大師霊場で、本山は高野山。臨川山源法院のご本尊は「不動明王」観音様は「千手観世音菩薩」で第二十六番札所。源法院は、約1,200年も前の大昔、弘法大師によって建て
られたという伝説のお寺。明治に編集された「皇国地誌」には、“元和3年(1617)僧長浪開基建立す”と書かれているそうですから「再興」されたものか、はたまた、弘法大師伝説は単なる言い伝えであるかは定かではありません。

■写真は臨川山 源法院



〇あかり坂

市民から、土地にゆかりのある作家、五木寛之氏に依頼があり、氏が、作品の中で登場人物に命名させる、という形でこの坂は名付けられた。

■写真はあかり坂

(つづく)


□ユーチューブ「金沢主計町巡り2020」


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