いしかわの観光スポットレポート(No.2002)
◇兼六園の椿2021-⑤空蝉、雪端椿、吹雪白玉、藪椿
兼六園内には桜、梅、椿、松、モミジ、カエデなどの樹木が合計157種8,196本(2013年3月現在、生垣は除く)あり、その内椿は512本あるとされている。
2018年末より椿の取材を初めた。椿は品種が多く確定するのに難しいが、過去の資料や、インターネットその他の資料、金沢城・兼六園研究会のメンバーの協力で品種確定、場所確定、撮影できたものの25種を紹介します。今後とも確定や訂正を重ねていきたい。
13)ユキバタツバキ(雪端椿)
一重、キキョウ咲き、先太り筒しべ。北陸~東北地方の日本海側に分布。ヤブツバキ、ユキツバキの交雑種と考えられている。
14)ウツセミ(空蝉)
八重咲き、筒しべ、中輪。
15)フブキシラタマ(吹雪白玉)
一重、ラッパ咲き、筒しべ、中輪。白地に紅色の吹掛け絞りが入る。が、次第に桃色地になる。
17)ヤブツバキ(藪椿)
一重、筒咲き、筒しべ。日本原産で多くの品種の原種。 青森から沖縄まで分布する。
(つづく)
ユーチューブ「兼六園の椿2020」①
ユーチューブ「兼六園の椿2020」②