金沢の観光スポットレポート(No.1752)
日頃ぶらりと訪れている寺町寺院群で、季節ごとのリポートしているが、金沢市発行の「静音の小径(しずねのみち)」資料をもとに、全寺社をくまなく巡ってみようと思い立った。すでに、お参りしレポートした寺社はリンクを張り付けて、詳しく見ることができるようにした。全68寺社となりました。お楽しみにご覧ください。
◇寺町寺院群巡り-12 永福寺、融山院、玄光院、昌柳寺
○寺町寺院群概要
寺町寺院群は、石川県金沢市寺町、野町にある寺院の総称である。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた。忍者寺として知られる妙立寺を始め、65の寺院、神社が立ち並び、市内の三つの寺院群の中で最大規模である。寺町、野町、弥生の各一部、22.0ヘクタールが「金沢市寺町台伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定(2012年)されている。
*参考資料:静音の小径(金沢市観光協会発行)、インターネット
45)宝光山永福寺(ようふくじ)浄土宗 金沢市寺町1-3-18
宗派:浄土宗
由緒:
当初、珠洲郡上戸村にあったが、泉野の地で寺領を拝領し、天明元年(1781)当地に移りました。中興は弁誉和尚であり、現在の建物は江戸後期のものです。
住所:金沢市寺町1-3-18
■写真は永福寺
46)円通山融山院(ゆうざんいん) 金沢市寺町2-1-4
宗派:曹洞宗
由緒:
元和9年(1623)開山融山泉祝和尚は、当寺丹波の国 圓通寺の住持であったが、加賀藩家老横山長知の請を受け、市内八坂町(現東兼六町)に松山寺を建立し開山となりました。後、隠棲して横山家邸内に庵を結びました。これが融山院の始まりであります。寛文7年(1667)4世州屋和尚に至り野田寺町(現在地)に横山家下屋敷拝領し3,000坪の境内地を有する大刹となったが、幕末の拝佛毀釈の災に遭い堂宇は消滅したが明治末27世園地和尚により再建したが、昭和の大戦後破損甚大となり現仮本堂となっています。
住所:金沢市寺町2-1-4
■写真は融山院
47)護念山玄光院(げんこういん)
宗派:浄土宗
由緒:
承応元年(1652)、根誉源政の創立になる。大正2年(1913)、永福寺を合併した。 現在の建物は、江戸後期のものである。この寺の本尊は、善光寺式の阿弥陀如来立像で、やさしく温顔をたたえ黄金色の立派な仏像である。また、両脇には観音、勢至の両金銅製の菩薩像が待立している。 本寺は、春の法然上人御忌会、秋の十日十夜法会等の法要を行っている。(看板より)
住所:金沢市寺町2-13-25
■写真は玄光院
48)徳本山昌柳寺(しょうりゅうじ)
宗派:本門佛立宗
由緒:
文禄4年(1595)七尾城主であり富田流剣法中興の祖・富田治郎左衛門興五朗影家が桜畠に母の菩提寺として創建したことが起こり。昭和22年(1947)本門佛立宗の一宗独立に伴い、今日に至る。
住所:金沢市寺町3-6-22
■写真は昌柳寺
a href="https://blog.goo.ne.jp/kanazawa-uechan/e/8434a19b673b529d80cd5a99f263812b">◇寺町寺院群巡り-11 興徳寺、宝集寺、桂岩寺、闕野神社
◇寺町寺院群巡り-13 善隆寺、妙法寺、実成寺、本性寺
◇寺町寺院群巡り-14 法光寺、立像寺、大円寺、妙福寺
◇寺町寺院群巡り-15 本因寺、長久寺、高岸寺、妙典寺
◇寺町寺院群巡り-16 本妙寺、諏訪神社、伏見寺、松月寺
◇寺町寺院群巡り-17(完)浄安寺、妙慶寺、成学寺、常徳寺
(つづく)