いしかわの観光スポットレポート(No.2006)
◇2021にし茶屋街巡り-②(ユーチューブ連動解説版)
〇にし茶屋街
金沢の情緒が色濃く感じられる3つの茶屋街の一つ。にし茶屋街は文政3年(1820)に集め町割りをし、今でも料亭が軒を並べて趣ある一角を作り上げている。現在5軒の茶屋が営業しており、17名の芸妓さんが所属している。(2021.5現在) 夕刻近くに通りを行けば、出格子が美しい茶屋様式の2階建ての家並みからは三味線の音色が流れ、芸の町金沢の夜を粋に演出している。茶屋街中程の華の宿では茶屋様式の建物を無料で見ることができる。
〇現在営業中の茶屋 はん家、明月、華の宿
〇にし桜桃(ゆすら)
〇西茶屋資料館
にし茶屋街の一角に佇む金沢市西茶屋資料館。大正期の作家・島田清次郎が過ごしたお茶屋「吉米楼」の跡地に建てられている。1Fには島田氏に関する貴重な資料などを展示。2Fでは金屏風や漆塗りの装飾品など、当時の雰囲気が感じられる豪華なお茶屋の様子が再現。観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐しているので、茶屋街周辺を案内してもらうことができる。
□西茶屋資料館と島田清次郎紹介ページ
□2F茶屋を再現している
□2F茶室
〇納豆「かわむら」
〇西料亭組合事務所
大正11(1922)年の建築物で、当時のままの姿を留める国の登録有形文化財。現在、芸妓衆の稽古場兼管理事務所として使用されている。
〇中やとうふ
(つづく)
ユーチューブ「2021にし茶屋街巡り」