一昨日、昨日と紹介させていただいた東京国立博物館の“みちのくの仏像”展。
会場は本館の1階ですが、2階ではもうひとつ、岩手県に関する特別展が開催されていました。

“3.11大津波と文化財の再生”展です。
東北地方太平洋沖地震に伴う大津波によって壊滅的な被害を受けた陸前高田市。
博物館も例外ではなく、所蔵されていた文化財も流出したり、大きな損傷を受けたりしました。

「陸前高田市における幼児教育の先駆者である村上斐(むらかみあや)氏が購入し、使用していたもの」(東京国立博物館のホームページより)
そうした文化財を回収し、修復できたものを展示したものです。
中には津波の被害を後世に伝えるため、あえて元通りに修復しなかったり、津波を被ったままの状態で保存したりするものも展示されています。
もうすぐあの日から4年。
復旧すらしていないところはまだまだ多く、なのに津波や原子力発電所から放出された放射能の被害の記憶は早くも風化しつつあるようです。
どうかもう一度、あの日、そしてあの日から起き続けていることを、少しの間でも思い出していただけたらと思います。
この展示が、そのきっかけになればと願っております。

そして、会場の本館玄関に展示されている、遠くアメリカのカリフォルニア州まで漂流しても戻って来た高田高校の実習船のように、東日本大震災で被害を受けられた方々の生活も元に戻りますように...
かねうりきちじも、できる限りのことをしたいと思っています。
会場は本館の1階ですが、2階ではもうひとつ、岩手県に関する特別展が開催されていました。

“3.11大津波と文化財の再生”展です。
東北地方太平洋沖地震に伴う大津波によって壊滅的な被害を受けた陸前高田市。
博物館も例外ではなく、所蔵されていた文化財も流出したり、大きな損傷を受けたりしました。


「陸前高田市における幼児教育の先駆者である村上斐(むらかみあや)氏が購入し、使用していたもの」(東京国立博物館のホームページより)
そうした文化財を回収し、修復できたものを展示したものです。
中には津波の被害を後世に伝えるため、あえて元通りに修復しなかったり、津波を被ったままの状態で保存したりするものも展示されています。
もうすぐあの日から4年。
復旧すらしていないところはまだまだ多く、なのに津波や原子力発電所から放出された放射能の被害の記憶は早くも風化しつつあるようです。
どうかもう一度、あの日、そしてあの日から起き続けていることを、少しの間でも思い出していただけたらと思います。
この展示が、そのきっかけになればと願っております。

そして、会場の本館玄関に展示されている、遠くアメリカのカリフォルニア州まで漂流しても戻って来た高田高校の実習船のように、東日本大震災で被害を受けられた方々の生活も元に戻りますように...
かねうりきちじも、できる限りのことをしたいと思っています。