萬のようになりたいけれど～“没後90年 萬鐵五郎”展

先月、久しぶりに岩手県立美術館へ。



最終日にようやく“没後90年　萬鐵五郎”展を見てきました。

萬は、岩手出身の画家。


昨年、モランディ展の時に常設展で見た時に撮影したもの。企画展では撮影禁止だと思います。

自画像が有名ですが、重要文化財に指定されている『裸体美人』や、当時ヨーロッパでも先端だったキュビスムをいち早く自らのものとした『もたれかかる人』も観ることができました。

表現する者として自らをみつめ、その内面をさらけ出した萬の世界を堪能しました。

『あぁ自分もこうありたい』と思いながら観ていました。

展覧会は現在、神奈川県立近代美術館 葉山で開催中。

その後、９月から１１月にかけて新潟県立近代美術館へ巡回します。

実は先日のＮＨＫ日曜美術館でも萬の世界が取り上げられました。

７月９日（日）に再放送予定です。

岩手が生んだトップランナーの世界をどうぞご堪能ください！