埼玉県立歴史と民俗の博物館にはこの展示を見に行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/4f/6538e0fec5ea365af9629c55443c3375.jpg)
“屋根裏部屋の博物館”展です。
これは、第二次世界大戦前に大蔵大臣を、戦中~戦後にかけては日本銀行総裁を務めた渋沢敬三が、自宅に開設したアチックミューゼアム(=屋根裏部屋の博物館)に収集した数多くの民俗的資料を展示しながら、「人々のくらしや信仰を調査研究し、また学術団体や研究活動の発展につくした学問の支援者・組織者という」側面を明らかにした展示です(展示パンフレットより)。
いろいろ興味深く見学しましたが、一番驚いたのは、今でもよく使う『民具』という言葉が、敬三によって提唱された学術用語だということ。
その定義とはこうです。
我々の同胞が日常生活の必要から技術的に作り出した身辺卑近の道具。
いやぁ、知りませんでした。
先日紹介した、東洋文庫の開設者である岩崎久弥といい、渋沢敬三とい、昔の財界人は本当に豊かな見識を持ち、学問の大切さをしていたのだと、改めて実感した展示でした。
この展示は5月6日(振休)まで。
オススメの展示ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/4f/6538e0fec5ea365af9629c55443c3375.jpg)
“屋根裏部屋の博物館”展です。
これは、第二次世界大戦前に大蔵大臣を、戦中~戦後にかけては日本銀行総裁を務めた渋沢敬三が、自宅に開設したアチックミューゼアム(=屋根裏部屋の博物館)に収集した数多くの民俗的資料を展示しながら、「人々のくらしや信仰を調査研究し、また学術団体や研究活動の発展につくした学問の支援者・組織者という」側面を明らかにした展示です(展示パンフレットより)。
いろいろ興味深く見学しましたが、一番驚いたのは、今でもよく使う『民具』という言葉が、敬三によって提唱された学術用語だということ。
その定義とはこうです。
我々の同胞が日常生活の必要から技術的に作り出した身辺卑近の道具。
いやぁ、知りませんでした。
先日紹介した、東洋文庫の開設者である岩崎久弥といい、渋沢敬三とい、昔の財界人は本当に豊かな見識を持ち、学問の大切さをしていたのだと、改めて実感した展示でした。
この展示は5月6日(振休)まで。
オススメの展示ですよ。
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