心にしみる音色～天に響け 陸前高田奇跡のオルガン演奏会

久しぶりに岩手県立博物館へ。

“天に響け 陸前高田 奇跡のオルガン演奏会”を聴きに。

陸前高田 奇跡のオルガンとは、2011年３月11日の東日本大震災の津波の被害を受けた、20世紀初頭に製作されたオルガン（詳しくはコチラ）。



再生は難しいと思われていましたが、関係者の尽力により１年以上かけて修復、見事に音が出るようになったものです。

３年前、東京国立博物館で見ていたので、実際に音色を聴いてみたいと思い、出かけてきました。

すっと心にしみる澄んだ音色。

きっと天に響いていることでしょう。

白紙のノート

昨年の目標のひとつに毎月一度は映画館で映画を観るというものがあり、おかげさまで達成することができました。

最後に観たのはジム・ジャームッシュ監督、アダム･ドライバー主演の“パターソン”。

筋書きはこちらで確認していただくとして、最後に永瀬正敏扮する日本人の詩人が登場して、パターソンにこう告げます。

　『白紙のページに可能性が広がることもあります。
Sometimes an empty page presents more possibilities.』

この台詞にしびれたので、映画館を見終えて家に帰るときにさっそく白紙のノートを購入。

その時々に引っかかった言葉を書き記しています。



実は少し前から短歌に興味を持っていたので、まずは郷土の天才石川啄木の作品を味わっているところ。

2018年は言葉を大切にする一年にしたいと思います。