藤前干潟
今日の干潮時間 9時15分 潮位120cm
今日の満潮時間14時50分 潮位177cm
今日も昨日ほど風は強くありませんでしたが、寒い日となりました。
しかし、冬に比べると日差しは強く感じます。
稲永公園の松林の中ではビンズイ3羽が、草の伸び出した場所で地面をつつきながら餌を探していました。
野鳥観察館の前の水たまりには、今日もメジロが水浴びに来ていました。
この他、稲永公園内ではシジュウカラ、ジョウビタキ、アオジ、ツグミ、シロハラなどの小鳥を観察できました。
また、日差しが強くなり草が伸びてきたからか、昨日辺りからヒドリガモが野鳥観察館前の芝生に上陸し、草をついばんでいる姿が再び観察できるようになっています。
潮が引いている間は護岸の捨石などに生える藻などを食べていますが、潮が満ちて護岸が沈むと芝生に上がってくるようです。左の個体がオス、右の個体がメスです(↓)。
ヒドリガモのメス(↓)。真正面から見るとお腹がまん丸です。
人が近づくと首を伸ばして警戒します。
さらに、今日観察できたカモの紹介です。
昨日は、ホシハジロとキンクロハジロをご紹介しましたが、今日はキンクロハジロとともにスズガモを野鳥観察館前の護岸近くで観察できました。手前の個体がスズガモのオス、後ろの2個体がキンクロハジロのオスです。
今日は潮が悪いこともあったのか、シギ・チドリをあまり観察できませんでしたが、
干潟が出ていた午前中には、ハジロコチドリ1、シロチドリ54、ハマシギ45、ダイシャクシギ3 を観察できました。
今週末から来週前半は潮が良くなりますし、11日(土)には渡り鳥調査隊を行いますので、もう少したくさんのシギ・チドリを観察できるようになると良いと思っています。
【愛鳥週間写真展2017の展示作品の募集案内 →チラシPDFはこちら】
今年の愛鳥週間写真展の募集テーマは「わたしの好きな鳥」です。
多種多様で、それぞれに魅力のある鳥たち。
皆さんそれぞれに「好きな鳥」、「思入れがある鳥」というものがあるのではないでしょうか?
あなたの好きな鳥のすてきな瞬間をおさめた作品をぜひご応募ください!
応募締切は【4月16日(日)】です。詳細はこちら(PDF)、もしくは館内チラシをご覧ください。
問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL:052-381-0160)
明日の干潮時間10時16分 潮位102cm
明日の満潮時間15時57分 潮位194cm