観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

春を探しに

2017-03-23 18:57:07 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 8時59分 潮位120cm
今日の満潮時間14時18分 潮位165cm

 

今日は一日曇り空でしたが、風があまりなく、風の強かった昨日に比べれば、外にいても過ごしやすい日でした。

稲永公園の日の当たる斜面では、ツクシ取りをしている人を見かけたので、ツクシを探してみましたが、みつけられたのはまだ小さなツクシでした。

 

稲永公園では、ツグミやシロハラをあちこちに見かけるとともに、カワラヒワやシジュウカラの鳴き声が頻繁に聞こえます。

この他、コゲラとジョウビタキ(オス)も観察できました。(コゲラとジョウビタキの写真は地元のHさん提供です。)

 

今日も潮が悪かったですが、お昼頃に小さく残った干潟を見に行くと、上空には魚を狙うミサゴが。

何回かダイブする姿が見られ、失敗も数回していましたが、下の写真のようにかなり大きな獲物をゲットしていることもありました。このときのミサゴは、水面から浮上するのにかなり苦労しているようでした。(下のミサゴの写真は地元のHさん提供です。)

護岸近くの干潟には、頭がごま塩模様のユリカモメをみつけました。飛来するユリカモメの多くはまだ頭が白く見えますが、頭がだんだん黒くなっている個体もちらほら見かけるようになりました。

こちら(↓)はズグロカモメの若い個体。今日はあまり時間がなかったので、頭の黒いズグロカモメが近くに飛来する前に帰ってきましたが、頭の黒いズグロカモメもまだ残っています。

さらに、コンクリート護岸にはコチドリ2羽が。水際で餌を探していました。

 

最後はヨシ原にいたオオジュリン。写真にはうまく撮れませんでしたが、頭が黒くなりつつある個体もいました。

メリメリと音をたてながら、ヨシの茎をはがして餌を探していました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ56、カンムリカイツブリ57、カワウ65、ダイサギ4、コサギ3、アオサギ26、マガモ29、カルガモ7、コガモ245、オカヨシガモ17、ヒドリガモ27、オナガガモ23、ハシビロガモ3、ホシハジロ35、キンクロハジロ93、スズガモ1,157、ミサゴ3、トビ1、ハジロコチドリ3、コチドリ2、シロチドリ12、メダイチドリ1、ハマシギ47、コアオアシシギ1、イソシギ1、ユリカモメ267、セグロカモメ55、オオセグロカモメ3、カモメ333、ウミネコ1、ズグロカモメ12(内、頭黒4)

明日の干潮時間 9時51分 潮位102cm
明日の満潮時間15時27分 潮位183cm

コメント
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