観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギが1,000羽を超えました。

2017-03-26 16:34:26 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 5時14分 潮位223cm

今日の干潮時間11時08分 潮位 63cm

朝から小雨が降って薄暗い天気でしたが、今日は月に一回の藤前干潟周辺鳥類調査の日でした。

天気が悪くても3月最終の日曜日なので無理やりカウントは決行です。薄暗い干潟の前に立つと、カモの数が少なくなり、昨日と同じく寂しい干潟だと改めて感じましたが、ハシビロガモのペアが目立ちました。

今日もハジロコチドリが3羽観察できました。

先々週(3月11日の日記)に比べると少し黒くなったようです。

ちょっと分かり辛いですが・・・、

首を伸ばすと胸の黒い幅がはっきりと見えました。

昨日は9時前にハマシギやダイゼン・オオソリハシシギが干潟から抜けてしまったので、何時もより早くカウントを始めます。

今日は天気も悪く、昨日よりも多くダイゼン・ハマシギが多く飛来すると予想していました。

しばらくするとダイゼンとハマシギの群れが飛来してきました。

昨日は導流堤の干潟から一度も移動せず、飛び去りましたが、今日は左岸にも群れが飛来してくれました。

今日は予想通り昨日より多くのハマシギが飛来しましたが、昨日と同じく9時前に大きな群れは新川河口部に移動してしまいました。ハマシギの最大飛来数が記録できたのはその前の8時頃で、1,004羽でした。

昨日の日記にも書いたとおり、今のところはシギ・チドリの一日の最大飛来数を開館時間中に毎日おさえることは難しいようです。

 

【イベントのお知らせ「3月27日(月) スポセン丸ごと祭り」】

名古屋市野鳥観察館と同じく稲永公園にある稲永スポーツセンターで明日(3月27日(月))に「スポセン丸ごと祭り」が開催されます。
無料開放&無料体験教室などイベント盛りだくさんです。
また、藤前干潟の紹介コーナーもあります。みなさんどうぞお越しください!

※詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

【平成29年度 「渡り鳥調査隊」のご案内】

名古屋市野鳥観察館では、来年度も藤前干潟の野鳥観察&調査イベント「渡り鳥調査隊」を毎月1回開催します。

初心者の方も大歓迎です。特に4月、5月は春の渡りでやってくるシギ・チドリが見られる干潟のベストシーズンです。

ぜひご参加ください。

日時:4月22日、5月13日、6月10日、7月8日、8月19日、9月9日、10月7日、11月18日、12月2日、1月20日、2月17日、3月31日
   ※いづれも土曜日、10時~12時に実施します。
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:帽子、水筒、双眼鏡(お持ちであれば)、冬場は防寒着

申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160
※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。 

今日カウントできた藤前干潟全域の主な野鳥(名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会調べ) 
ハジロカイツブリ31、カンムリカイツブリ57、カワウ143、ダイサギ21、コサギ13、アオサギ36、マガモ128、カルガモ142、コガモ561、オカヨシガモ104、ヒドリガモ133、オナガガモ47、シマアジ4、ハシビロガモ34、ホシハジロ110、キンクロハジロ248、スズガモ1,045、ミサゴ3、ノスリ1、チュウヒ3、オオバン12、ハジロコチドリ3、コチドリ6、シロチドリ17、メダイチドリ1、ダイゼン74、ケリ4、ハマシギ1,004、イソシギ8、コアオアシシギ1、アオアシシギ8、オオソリハシシギ1、タシギ2、ユリカモメ184、セグロカモメ34、オオセグロカモ
メ4、カモメ567、ズグロカモメ15 他
合計55種5,112羽
 

 注)ハジロコチドリ・メダイチドリ・コアオアシシギ・アオアシシギは昨年より確認されている越冬個体です。

※明日(月曜日)は野鳥観察館の休館日です。

月曜の満潮時間 5時45分 潮位236cm

月曜の干潮時間11時44分 潮位 45cm

火曜の満潮時間 6時17分 潮位244cm

火曜の干潮時間12時20分 潮位 29cm

コメント
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