観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

シギ・チドリの春の渡りが始まりました!

2017-03-22 19:10:14 | 春の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 7時26分 潮位132cm
今日の満潮時間12時18分 潮位158cm

 

今日は朝から強風が吹き、ユリカモメやカモメが護岸近くを飛んでいるのをよくみかけました。

ユリカモメが護岸近くで水に飛び込みながら餌を捕っているのも観察できました。

 

今日は潮が悪く、干満差が非常に少なかったため、庄内川河口では一日中干潟が干出している場所があり、

その場所には多くのユリカモメとカモメ、そしてまだ残っているカモの仲間が飛来していました。

また、閉館間際にはハマシギとダイゼンの群れが飛来しました。

ハマシギは次々と群れが入り、合計で963羽、ダイゼンは54羽を確認することができました。

ダイゼンはお腹の部分が黒い個体も見られ、夏羽への換羽が進んだ個体もいるようです。

 

また、月曜日(20日)には、オオソリハシシギが1羽、庄内川河口の干潟に飛来しました。

その後は確認できていませんが、いよいよシギ・チドリの春の渡りが始まったようです。

例年の渡りのピークは4月中旬から5月中旬にかけてですので、まだしばらくはポツポツと少数の飛来があるのみだと思われますが、今後が楽しみです。

 

干潟にも春が訪れていますが、稲永公園にも春がたくさんみつけられます。

ボケの花の蜜を吸いに来たヒヨドリ。

ヤマザクラの花に訪れたメジロ。

最後は、巣材となるコケを口いっぱいに集めに来ていたシジュウカラ。

 

【イベントのお知らせ「3月27日(月) スポセン丸ごと祭り」】

名古屋市野鳥観察館と同じく稲永公園にある稲永スポーツセンターで3月27日(月)に「スポセン丸ごと祭り」が開催されます。
無料開放&無料体験教室などイベント盛りだくさんです。
また、藤前干潟の紹介コーナーもあります。みなさんどうぞお越しください!

※詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

【愛鳥週間写真展2017の展示作品の募集案内 →チラシPDFはこちら

今年の愛鳥週間写真展の募集テーマは「わたしの好きな鳥」です。

多種多様で、それぞれに魅力のある鳥たち。

皆さんそれぞれに「好きな鳥」、「思入れがある鳥」というものがあるのではないでしょうか?

あなたの好きな鳥のすてきな瞬間をおさめた作品をぜひご応募ください!

応募締切は【4月16日(日)】です。詳細はこちら(PDF)、もしくは館内チラシをご覧ください。

問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL:052-381-0160)

明日の干潮時間 8時59分 潮位120cm
明日の満潮時間14時18分 潮位165cm

コメント
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