名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間12時39分 潮位185cm
今日の干潮時間17時40分 潮位164cm
今日も短い間ではありましたが激しい雨が降ることがありました。
最近はいつ雨が降るのかわからないですね。
そして、雨の降り方が変わってきているとよく言われていますが、その雨の激しいことに毎回、驚きます。
そんな今日(9月11日)は、東海豪雨から20年となる日だそうです。
藤前干潟に注ぐ、庄内川・新川流域で大きな被害が出た東海豪雨。
今後の災害に備えるためにも、東海豪雨を忘れてはいけないということで、国土交通省庄内川河川事務所のHPでは、東海豪雨のアーカイブや「東海豪雨から20年~あなたの命を守るメッセージ~」という動画が公開されましたのでご紹介します。
ぜひお時間のあるときにご覧ください。
○動画「東海豪雨から20年~あなたの命を守るメッセージ~」(国土交通省庄内川河川事務所HP)
東海豪雨では藤前干潟(庄内川河口)に大量の土砂が流れてきて、干潟の環境にも影響が出たそうです。
また、豪雨後の庄内川・新川の治水事業(河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業))の実施にあたっては、治水事業による環境への影響を考えるために「庄内川・新川河口干潟調査会」が設置され、干潟のモニタリングや事業方法の検討が行われました。
その後、幸い、この周辺では大きな水害はありませんが、今後も大きな水害がないよう願います。
今日は潮が悪く、開館中は干潟があまり現れなかったため、野鳥の飛来数も少なめでした。
埠頭に入ってきた太平洋フェリー↓。ミサゴの飛ぶ姿も。
ミサゴが狩りをする姿は頻繁に観察され、大きなボラを捕らえている場面も3回ほど見ることができました。
護岸近くの干潟には、今日もアオアシシギ、ソリハシシギ、メダイチドリを観察できた他、オオメダイチドリも観察できました。
↓後ろメダイチドリ、手前オオメダイチドリ
(※本日掲載の写真は全て来館者の方に提供いただきました。)
今日観察できた主な野鳥 カワウ210、ダイサギ19、コサギ6、アオサギ34、マガモ36、カルガモ223、コガモ5、スズガモ4、ミサゴ11、トビ1、シロチドリ1、オオメダイチドリ1、メダイチドリ2、ダイゼン22、トウネン2、オバシギ13、アオアシシギ6、イソシギ2、ソリハシシギ13、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ1、ウミネコ19、ズグロカモメ1
明日の干潮時間 7時19分 潮位 97cm
明日の満潮時間14時51分 潮位195cm