観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

釣りごみ清掃、愛鳥週間イベントありがとうございました。

2022-05-14 22:48:00 | 釣り針・テグス被害

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時45分 潮位 47cm

今日の満潮時間17時03分 潮位243cm

 

今日は雨は上がったものの風がとても強かったですが、予定どおり釣りごみ清掃活動を行いました(主催:藤前干潟協議会、WATERSIDE CONTROL 共催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

今回は、釣り愛好家のグループ、愛知県内にある釣具店さん、環境問題に興味のある民間企業、大学生、市民団体、行政関係者等の50名以上が集まりました。

班に分かれて、稲永公園の護岸沿いの干潟に入り、岩場に引っかかっている釣り糸などの釣り具を回収しました。

護岸の上から見ていると、さほどごみはないように見えますが、下に降りてみると、釣り糸やおもりなどが岩の間に次々とみつかります。

それを1つずつ、みんなで拾っていきました。

今回は人数が多かったため、予想以上に早く、多くのごみを拾うことができました。

回収された釣り関連ごみの一部↓。回収された釣り関連ごみは全部で約10キロありました(さらにその他のごみもたくさん拾っていただきました)。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今日は、愛鳥週間中で、世界渡り鳥の日でもあります。

また、間もなく、藤前干潟はラムサール条約登録20周年を迎えます。

このようなときに多くの人による釣りごみ清掃活動が行えたことで、少しでも釣りごみ問題や、野鳥保護に関する関心が高まれば良いと思っています。

 

さらに、今日の活動については、メーテレさんに取材、報道いただきました。以下からご覧いただけます。

放置すると渡り鳥が釣り針を飲み込む恐れも 藤前干潟で釣りごみの清掃活動 約10キロを回収 名古屋 (22/05/14 17:38)

 

 

そして、名古屋市野鳥観察館では、愛鳥週間イベントも行いました。

今日は、野鳥ミニ講座「鳥のミニデコイに色付けしよう!」、「野鳥ビンゴゲーム」、「野鳥のペーパーキャップを作ろう」を開催しました。

野鳥ミニ講座「鳥のミニデコイに色付けしよう!」の様子↓。

みなさん、とても真剣に塗っていました。

できあがった鳥のミニデコイの一部↓(※コアジサシは実物大のデコイです)。とてもカラフルな鳥たちがたくさんできました。

野鳥ビンゴをしているところ↓。

愛鳥週間イベントに参加いただいたみなさんもありがとうございました。

明日も愛鳥週間イベントの「野鳥観察会」と「野鳥のおはなし」、「野鳥ビンゴゲーム」を実施します(申込みの受付は終了しています)。

参加されるみなさんは気をつけてお越しください。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カワウ120、ダイサギ25、コサギ4、アオサギ8、マガモ1、カルガモ13、ヒドリガモ2、オナガガモ6、キンクロハジロ2、スズガモ8、ミサゴ1、トビ1、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、ダイゼン42、トウネン255、ハマシギ880、キアシシギ8、オグロシギ1、オオソリハシシギ10、ダイシャクシギ1、チュウシャクシギ19、アジサシ1、コアジサシ91

 

明日の干潮時間11時22分 潮位 27cm

明日の満潮時間17時49分 潮位256cm


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