藤前干潟
今日の満潮時間 7時41分 潮位222cm
今日の干潮時間13時20分 潮位 77cm
今日は風があまりなく快晴で、昨日ほどではありませんでしたが暖かい日となり、バードウォッチャーの方などが大勢来館されました。
今週は、遠方からの来館や電話問い合わせが増えており、日曜日(14日)に放送されたNHK番組「さわやか自然~愛知 藤前干潟~」の影響なのかな、と思っています。
(※この再放送がBSプレミアムにて明日、1月20日(土)の午前8時15分~午前8時30分にありますので、見逃された方で、BSプレミアムをご覧になれる方はぜひご覧ください。)
そして、明日は以前から度々ご案内していますとおり、「渡り鳥調査隊」と「サイエンスカフェ」を開催します。
☆藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~@名古屋市野鳥観察館
日時:1月20日(土)10:00~12:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:帽子、水筒、防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160
※詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
☆藤前干潟サイエンスカフェ「フクロエビ類ってなぁに?ヨコエビをはじめとする小型甲殻類の暮らし」@稲永ビジターセンター
日時:1月20日(土)14:00~15:30
講師:田中克彦氏(東海大学海洋学部講師)
場所:稲永ビジターセンター
定員:20名
参加費:無料
申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所まで、メール、はがき、FAXにて。
(TEL)052-389-2877、(FAX)052-389-2878
(メール)WB-NAGOYA@env.go.jp
主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
協賛:イオンモール名古屋茶屋店
※詳細はこちら(名古屋市HP)をご覧ください。
今日は、名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーさんたちが明日のサイエンスカフェの会場設営をしていました。明日のサイエンスカフェには、講師の方がフクロエビ類の標本を持ってきていただけるとのこと。どんなお話が聴けるのか、どんな生きものが見られるのか、本当に楽しみです。
(※1月4日から研修室で展示している藤前干潟写真展「藤前干潟の魅力~風景・生き物~」は、一時的に稲永ビジターセンターの1階、正面玄関で展示しています。)
明日はとても天気が良さそうなので、気持ち良い風景も望めそうです。
当日参加も若干名受付けますので、午前の渡り鳥調査隊、午後のサイエンスカフェにあわせてぜひご参加ください。
(※稲永公園周辺には昼食を食べるお店等がありませんので、昼食を持ってきていただくことをおすすめします。)
続いては、今日の庄内川河口と稲永公園で観察できた鳥たちをご紹介します。
野鳥観察館前を泳いでいたキンクロハジロのオス↓。今日はキンクロハジロの群れを護岸のすぐ近くから観察できました。
こちらは、護岸の岩についた緑色の藻のようなものを食べるコガモ↓。日照時間が長くなってきたからなのか、岩には緑色の藻が目立つようになってきました。
盛んに潜水を繰り返していたカンムリカイツブリ↓。
稲永公園の松林では、今日もキクイタダキが観察できました↓。複数羽が観察されています。
枝から枝へ飛び移る瞬間↓。松の木の高いところにおり、なかなか下の方に降りてきてはくれず、撮影は難しいです。
そして、野鳥観察館前の水たまり近くで激しい縄張り争いをしていたシロハラ2羽↓。左の個体の方が精悍な顔つきですね。
(※キクイタダキとシロハラの写真は地元のHさんに提供いただきました。)
水たまりには、最初にシジュウカラがやってきて・・・、
それに続いてたくさんのメジロがやってきました。
メジロに紛れてやってきたウグイスは、なかなか水浴びさせてもらえず困っているようでした。
なお、最近、護岸近くの干潟で見ることのできていないシギ・チドリですが、
今日はシロチドリ87、ダイゼン2+、ハマシギ410+、イソシギ2、ダイシャクシギ5 でした。
オオタカやチュウヒが現れて、シロチドリやハマシギが群れ飛ぶ光景も度々観察できました。
明日の満潮時間 8時11分 潮位220cm
明日の干潮時間13時53分 潮位 75cm