藤前干潟
今日の満潮時間 7時42分 潮位210cm
今日の干潮時間14時33分 潮位 37cm
今日は雲ひとつない青空が広がり、とても暑くなりました。
名古屋の最高気温は今日は30℃に届かなかったそうですが、明日から週末にかけては30℃を超えて真夏日になるとの予報が出ています。
熱中症にならないように、体調管理には気を付けていきたいです。
5月も下旬に入り、シギ・チドリの多くは渡っていったようで、藤前干潟のシギ・チドリの数はすっかり少なくなりました。
このままですと、待っていたトウネンの大きな群れは来ないまま、今シーズンの春のシギ・チドリの渡りは終わりを迎えるようです・・・。
一方で、庄内川河口の干潟では、早くも成鳥の大きさほどに成長した今年生まれのカルガモの若い個体の群れを見るようになりました。
そして、稲永公園も今年生まれの若い鳥たちで賑やかです。
今日は暑くなったからか、お昼過ぎからは野鳥観察館前の水たまりは鳥たちで大賑わいでした。
その中でも目をひいたのが、シジュウカラの巣立ち雛↓。上を向いたり、下を向いたり、キョロキョロした後、控えめでかわいい水浴びをしていきました。
しかし、しばらくして見ると、水たまりにはシジュウカラの巣立ち雛がいっぱい。何羽いるのでしょう??
↑分かりずらいですが、9羽のシジュウカラの巣立ち雛と1羽のカワラヒワが写っていました。
シジュウカラの巣立ち雛は、全体的に色が淡く、トレードマークのネクタイも薄い色です。
シジュウカラだけでなく、カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリも頻繁に水浴びに訪れていました。
野鳥観察館前では、ハクセキレイがガを捕まえているところを観察できました。
後方のハクセキレイに横取りされないよう、走りながら逃げていました。
シギ・チドリは少なくなったと書きましたが、チュウシャクシギの群れはまだ観察することができます。
夕方、満ちてきて小さくなった干潟に、今日は95羽のチュウシャクシギが並んでいるのを見ることができました。
そして、さらに潮が満ちてくると一斉に飛び立ち、夕焼けの中を飛んでいきました。
群れが行くのをずっと見ていましたが、高度はそんなに上がっていかなかったので、渡りの旅立ちではなく、ねぐら入りかもしれません。
でも、別れのときは近いです。
【愛鳥週間写真展2019】
野鳥観察館の2階では、愛鳥週間写真展を開催中です(5月26日まで)。
今年の愛鳥週間写真展のテーマは「藤前干潟の野鳥」。
藤前干潟に飛来する様々な野鳥を写真でご覧いただけます。
今週末までですので、まだご覧になっていない方はぜひ足をお運びください。
☆4月27日(土)~5月26日(日)愛鳥週間写真展「藤前干潟の野鳥」@名古屋市野鳥観察館2階→詳細はこちら(PDF)※応募は締め切りました。
【藤前干潟に関連するイベント等】
☆6月1日(土)・2日(日)第70回全国植樹祭あいち2019サテライト会場出展@オアシス21(主催:第70回全国植樹祭愛知県実行委員会)→詳細はこちら(第70回全国植樹祭愛知県実行委員会HP)
名古屋市野鳥観察館は、6月1日(土)・2日(日)にオアシス21に設置される第70回全国植樹祭あいち2019サテライト会場にブース出展します。藤前干潟の紹介展示の他、鳥のクラフトのワークショップも実施予定です。
☆6月8日(土)22世紀奈佐の浜プロジェクト「長良川エクスカーション」@岐阜県岐阜市(主催:22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦のHP)
☆「第2回あおなみ線沿線お散歩フォト」募集中(主催:あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(名古屋市のHP)
募集期間:(第1期)3月1日(金)~5月31日(金)
(第2期)6月1日(土)~9月30日(月)
※あおなみ線沿線活性化協議会に協力する関連施設等のイベント→こちら(名古屋市HP)
☆2019年度の藤前干潟ふれあい事業の案内→詳細はこちら(名古屋市のHP)
2019年度の藤前干潟ふれあい事業全体の案内ちらしが掲載されています。
今日観察できた主な野鳥 カワウ624、ダイサギ16、コサギ2、アオサギ12、マガモ1、カルガモ11、オナガガモ2、スズガモ2、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン3、ハマシギ66、キアシシギ12、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ95
明日の満潮時間 8時17分 潮位197cm
明日の干潮時間15時12分 潮位 52cm