藤前干潟
今日の満潮時間 5時08分 潮位236cm
今日の干潮時間11時37分 潮位 17cm
今日は予定どおり藤前干潟クリーン大作戦が開催されました。
第30回目の藤前干潟のクリーン大作戦は、終日曇りであまり暑くはありませんでしたが、風がとても強くて風に悩まされたクリーン大作戦になりました。
今日の藤前干潟クリーン大作戦では、実行委員会が担当した中堤会場と藤前会場の2会場、さらには地元自治会の皆さんの9会場で清掃活動が行われました。
参加者は合計で1,500人程度だったそうです。(中堤会場では600人、全体では1,510人の参加がありました。※5月21日追記)
こちらは中堤会場の集合場所の様子↓。中堤会場にも多くの方の参加がありました。
参加されたみなさんの集合写真↓。今回もモリゾーとキッコロが駆けつけてくれました。
中堤会場では6班に分かれて堤防の脇などに落ちているごみを集めました。
こちらは第6班の様子↓。リーダーを務めていた中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんが、参加者のみなさんにごみの回収方法・分別方法等を説明してから、清掃活動に入りました。
第6班の活動で集められたごみ↓。(今回の藤前干潟クリーン大作戦は「海ごみゼロウィーク(環境省と日本財団の共同事業)」に協賛、参加しており、使用したごみ袋はこの事業から提供いただきました。)
こちらは中堤会場全体のごみが集められていた場所↓。何袋のごみが集まったのでしょうか・・・。(中堤会場では1,129袋、全体では2,034袋のごみが集められました。※5月21日追記)
また、中堤会場では清掃活動以外にも複数の活動が行われました。
こちらは、多治見市の笠原中学校と北陵中学校の生徒さんによる庄内川・土岐川の水質調査。こちらも中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんが指導をしてくれました。
透視度を計測中↓。
水質調査をした後は、結果をボードに書いて・・・、
参加者のみなさんの前で結果などを発表しました。
こちらはおにぎりとシシ汁の防災炊き出し訓練↓。
例年はテントの下で炊き出しの準備等をするのですが、今回は風が強すぎてテントが飛ばされそうだったので、途中で撤去されました。
炊くためにお米を専用の袋に入れているところ↓。
ぐつぐつと煮込まれていたしし汁↓。でも、風が強すぎて、火が消えてしまうことが何回もあったそうです。
できあがったおにぎりとシシ汁は、清掃活動参加者にふるまわれ、あっという間に無くなりました。
そして、午後からは希望者を対象に干潟観察会が開催されました。
100人以上の方が干潟に入って、泥んこになりながら泥の感触や生きもの観察を楽しんでいました。
ヤマトオサガニ、チゴガニ、フトヘナタリ、ヤマトシジミ、ソトオリガイ、トビハゼなどを観察できたそうです。
また、干潟観察会と同時に「ヨシ原復元・ヨシ植栽会」も開催されており、こちらもたくさんの方が参加され、ドロドロになりながらヨシを植えていました。
そして、今日の藤前干潟クリーン大作戦には、5社ものマスコミの取材がきており、海ごみやプラスチックごみに対する興味関心がますます高まっているのを感じました。
取材に対応する坂野実行委員長↓。
もしかしたら、もうすでにテレビのニュースで取材内容が放送されているかもしれません。
なお、テレビ愛知では6月8日(土)の「くすぐる」という番組で、今回の藤前干潟クリーン大作戦が紹介されるそうです。
今日、参加・協力されたみなさま、風の強い中大変だったと思いますが、本当にありがとうございました。
次回の藤前干潟クリーン大作戦は10月26日(土)を予定しています。
始まって30回目、15年目を迎えたこの藤前干潟クリーン大作戦の活動がこれからも続いていくよう、協力をよろしくお願いします。
今日観察できた主な野鳥 カワウ1,793、ダイサギ14、コサギ7、アオサギ13、マガモ3、カルガモ5、オナガガモ3、スズガモ3、ミサゴ1、シロチドリ2、ダイゼン46、トウネン36、ハマシギ556、アオアシシギ1、キアシシギ2、オオソリハシシギ3、ホウロクシギ1、コアジサシ2
明日の満潮時間 5時40分 潮位237cm
明日の干潮時間12時14分 潮位 10cm