名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
※お隣の稲永ビジターセンターは3月9日(水)~4月28日(木)まで臨時休館しています(※延長しました)。
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藤前干潟
今日の干潮時間11時52分 潮位 37cm
今日の満潮時間18時03分 潮位250cm
気付けば4月も半ばを過ぎました。
「愛鳥週間写真展2022」の応募締切は明日(4月17日)です。
まだまだご応募をお待ちしております。→詳細はこちらをご覧ください。
今日は、晴れましたが、強風が吹いていました。
しかし、春の渡りのシギ・チドリを観察しに多くのバードウォッチャーやカメラマンが訪れていました。
今日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、ダイゼン、ムナグロ、ハマシギ、オバシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギの計7種でした。
藤前干潟にはあまり飛来しない、ムナグロも1羽、観察できました。
さて、今日は4月2日にも行った干潟の生きもの観察会「藤前干潟の生きもの図鑑の写真を撮ろう!」が稲永ビジターセンターで開催されました(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、共催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。
(※稲永ビジターセンターは4月28日まで休館中ですが、休館決定前に開催が決まっていたイベント等は実施されています。)
今日の観察会は、メーテレと読売新聞社の取材もありました。
4月2日同様、「ラムサール条約登録20周年記念藤前干潟写真コンテスト」と、今年度に制作する藤前干潟の生きものハンドブックの掲載写真募集を絡めた観察会で、
参加者のみなさんには、カメラを持って干潟へ行ってもらいました。
干潟とヨシ原に入った後は、生きものを探し、観察して、写真を撮ってみました。
今日は風が強く、前回ほど気温が上がらなかったので、チゴガニが巣穴からほとんど出ておらず、チゴガニのダンスはあまり見られなかったですが、
チゴガニの他、ヤマトオサガニ、タカノケフサイソガニ、クロベンケイガニ、クシテガニ、ゴカイの仲間、スナウミナナフシ、カワザンショウガイの仲間、ヤマトシジミ、ソトオリガイ、ヨコエビの仲間、クーマ、スナモグリなどが観察できました。
その他、クラゲも数種類(ミズクラゲやカミクラゲなど)、見られました。
観察の最後は、干潟に横たわって、ヤマトオサガニを観察しました。
この、カニ目線での観察は今回も好評でした。
その後、稲永ビジターセンターに戻ってきて、撮影した写真を見て、観察できた生きものを振り返りました。
みなさん、上手に生きものの写真を撮っていて、それぞれの生きものの大きさなどの特徴を説明してもくれました。
4月2日と今日と同じ内容の観察会を、5月5日(木・祝)にも開催します。
4月21日(木)0:00~16:00に参加者の受付をするそうです。
ご参加をお待ちしています。
【今後の藤前干潟のイベント等】
★4月23日(土)~5月29日(日)「愛鳥週間写真展2022」開催@野鳥観察館2階
★4月30日(土)「渡り鳥調査隊~4月~」@野鳥観察館
★5月1日(日)「生きものまつり」出展@藤前活動センター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら
★5月3日(火・祝)「渡り鳥調査隊~5月~」@野鳥観察館
★5月14日(土)・15日(日)「愛鳥週間イベント」開催@野鳥観察館→詳細はこちら
★5月28日(土)「藤前干潟クリーン大作戦」開催@藤前会場など(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら
★~8月31日(水)ラムサール条約登録20周年記念「藤前干潟写真コンテスト」作品募集中(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会・名古屋市野鳥観察館、協力:名古屋臨海高速鉄道(株)))→詳細はこちら
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ4、カワウ51、ダイサギ12、コサギ18、アオサギ4、マガモ10、カルガモ67、コガモ27、ヒドリガモ18、オナガガモ6、スズガモ122、ミサゴ4、トビ1、ダイゼン7、ムナグロ1、ハマシギ430、オバシギ6、オオソリハシシギ14、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ6、ユリカモメ4、セグロカモメ13、カモメ3
キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス、カワラヒワ、ムクドリ、ウグイス、スズメ、シジュウカラ
明日の干潮時間11時52分 潮位 37cm
明日の満潮時間18時03分 潮位250cm