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明日は北東気流により曇りの予想

このブログのタイトルになっている北東気流。
今日の天気予報を見たら明日は北東気流が関東地方、東北地方南部の太平洋側、福島県、茨城県、千葉県などで吹き、
その地域では曇りになる予想です。
少し天気図が分かってくると、この北東気流に出会います。
天気図上では移動性高気圧が日本列島上に張りりだして晴れるように見えても、
その高気圧の中心が北の方、日本海にあると高気圧周辺では時計回りに風が吹くので、
太平洋側では三陸、茨城県沖からの北東の冷えた湿った海風が流入して曇り、小雨の降る天気になります。
天気予報でも晴れると予想していても曇りの天気になることがあります。
それが明日の天気予報です。

僕の母は洗濯が好きで洗濯した物を2階のベランダに干していました。
僕はそんな母を見てきたのですが、
母が洗濯物を持って2階に上がって来て干そうとしても曇っていると、
不満そうに天気予報で晴れると言っていたのにと言っていました。
僕も疑問に思っていました。
それが北東気流でした。
僕はそういうところから天気、気象に興味を持ち始めました。
だから僕が気象に興味を持って気象予報士になったのも母のおかげです。

僕も高校生の頃から地上天気図を自分で描き始めて、天気予報では晴れる予想が、僕は北東気流を予想して実際に曇ると
僕の予想が当たったと喜んだものでした。
そんな僕にとって身近な気圧配置です。
でもその逆もあって北東気流で曇る予想に反して晴れてしまうこともあります。
なかなか天気の予想は今でも難しいようです。
そういう北東気流です。
さて明日は天気予報通りに曇るか、それとも予想に反して晴れるか、楽しみです。
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母の赦し(ゆるし)

1月27日に僕がフェイスブックに書いた文章です。
『赦し
今日は母と手術をした病院での診察に行きました。最初主治医はソワソワしていました。前回の診察の後に医療相談室で不満を話したのが伝わったのか、主治医は前回は丁寧でなかったと言った。そして緩和ケア外来の様子を聞いていた。そして僕が何かあったらまた来ていいですか?と聞いたらどうぞと主治医は言った。
結局、主治医は手術後の処置で細菌に感染して入院が長引き脳梗塞も起こし体力が低下した、退院後検査をしなかった間にガンが急に悪化していたことには触れず謝りもしなかった。
母は初めきびしい目付きをしていたが、先生の話をじっと聞き入るやさしい目になっていた。僕は意外に感じた。母は自分の先のことも考えて赦したのかなと僕は思う。
その後医療相談室に行き、看護婦さんにやさしく話してもらい緩和ケア外来に病院を移ることを話しました。
今日は何か大切な日だったと後になり思うのかなと考えました。僕は母に拍手したいと思います』

母は初めCT検査かMRI検査で肺に異常が見つかったらしい。
レントゲンでは映らない小さなものだったけれど。
医者にその腫瘍を切除すればいい。と簡単に言われたようで、
母も簡単に考えていたようで僕も簡単に考えていた。そして医者も簡単に考えていたようだった。
結局その手術以降母の健康状態は悪化して行った。
母は手術をしなかった方がよかったのではとも思う。
腫瘍をそのままにしておいた方が切り取って悪化させるよりも母は高齢だったことも考えればよかったのかなと思う。

この日の外来診察に僕も母と一緒に出掛けて主治医の話を聞いた。
病院に行く前日、母は「話が違うではないですか」と先生に言おうと思うと話していた。
正確に母が何と言ったかは覚えていないけれど、そのようなことを母は話していた。
僕は正直なところ、診察で荒れるかなと心配した。
でも結局、母は主治医への不満は話さなかった。
僕は正直なところほっとした。

今になり思えば母が主治医に不満を言ってもよかったのではと思うこともある。
でも母は後で「たちの悪いがんでした」と言われれば仕方ないからねと僕に話した。
僕は本当に母が主治医のその言葉で納得したのかは分からない。
納得していなかったと思う。
でもそれを言ったらすべてひっくり返してしまうと思うから母は言わなかったのだと思う。
そして母はそれを言ったら僕がそれにこだわり続けるだろうと思って言わなかったのかなと僕は思うようになった。
僕のこだわる性格から僕は主治医を裁判で訴えるまでしたかもしれない。
それを思って母は主治医に不満を言わなかったのかなとも僕は思う。

今さらどうにもならないけれど母に感謝です。
母の日に感謝する母はもういないけれど。
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日常の休日

今日は休日。
コーヒーを淹れて飲みながら読書。僕のいつもの時間を久しぶりに持てた。
この前見つけたコーヒー専門店で買ったブルーマウンテン・ブレンドは自家焙煎が宣伝のようだったけれど、
浅煎りで薄くしかコーヒーが出ない、そもそもブルーマウンテンの豆をどれだけ使っているのか怪しいけれど。
でもコーヒー飲みながら読書は僕の至福の時間。
久しぶりに取り戻した。
読む本は西加奈子「舞台」
主人公がニューヨークに旅行している。
僕もニューヨークに行ったのだな。
ライブを観る為だけに行って、観光無し。
そんなことを思い出しながら読んでいる。
僕の時間だ。
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