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BRUCE SPRINGSTEEN「WESTERN STARS」映画版を観ての感想

ブルース・スプリングスティーン「WESTERN STARS」映画版をブルーレイで取り寄せて観ました。
日本語訳もついていたのですが、見るのがもったいなくて日本語訳は出さないで観ました。僕に分かる所と分からない所がある位の英語の分かりやすさでした。
僕は最近アルバム「THE RIVER」の1枚目のエレキサウンドのノリの良いのを聴いているので、久しぶりに聴く「WESTERN STARS」は地味すぎるかなと思いましたが凄く良かったです。
映画版ということでブルースの語りや他の映像も入れられていました。
俺はこんな街出て行くのだと個人の自由、独立を求める。一方で家族、コミュニティへの帰属。僕も考えました。
8ミリビデオ風に結婚式や遊園地、バースデーケーキと子供。恋人たちがいちゃついているシーン。そういうのを観ているうちに僕もいいなと思いました。
僕もパートナーが欲しいなと思いました。
でもそこには払わなければいけない代価 the price to payがある。
それでも僕はこれから先の人生、パートナーを求めていきたいなと思いました。

映画を観ていて古き善きアメリカを表現しているのかなと僕は思いました。
それにしてもブルースの奥さん、パティ。ブルースの横でギター弾いているけれど音が入っていない。何してるのだろう、要らないのではと僕は思ったりもしましたが、この映画のステージではパティはブルースの隣にいる人として大切な役を演じていたのだと思いました。
僕もパティみたいなパートナーが欲しいなと思いました。
昔は僕はパティが目立ちたがりで好きでありませんでしたが、springsteen on broadway を観に行かせてもらった時に出待ちで見たパティの優しい柔らかい笑顔を見てからはパティが好きになりました。
年をとればそれだけ背負わなければいけない物も増えてくるというようなことをブルースが映画の語りで言っていましたが、
僕もここはもうひと踏ん張り、年を重ねたから得られる物を求めていこうと思いました。
これから何回か観てブルースの語りの理解も深めていきたいです。
いい映画でした。
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