自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
北海道浦河の霧発生の研究2
この日は北海道浦河は濃い霧が発生しました。
僕が来た北海道浦河はやたらと霧が多いなと感じています。
原住民アイヌの人たちの言葉で浦河は霧の深い所という意味らしいです。
最近ほとんど霧か雨の天気が浦河で続きました。それでも霧が出ない日もある。
僕の毎朝の気象観測から南風だと霧が出て、北風だと霧が晴れるようだと思いました。でも弱い南風でも霧が出ない時もある。不思議だなと思い調べてみました。
そうしたら地上天気図から次の事が分かりました。
この記事の写真の日の天気図で太平洋高気圧が南から張り出している。その為温かく湿った南風が浦河の南の冷たい海面を通って冷やされて霧が発生する。
一方で前の記事の写真の日はオホーツク海高気圧が北から張り出して浦河は北東の風で晴れているのだと思います。
僕が長年住んでいた千葉ではオホーツク海高気圧が張り出すと曇になるのですが、それが北海道浦河では晴れると分かりました。
おもしろいなと思います。
空をながめて天気を考えるとそれだけで楽しめる。これからもっと観測の精度を上げて天気図等をみながら気象の研究をしようと思いました。
ちなみに浦河は北海道のひし形の一番下、一番南の襟裳岬の隣町です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
北海道浦河の霧発生の研究1
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )