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「嫌われる勇気」岸見一郎 古賀史健 を読んでの感想

「嫌われる勇気」岸見一郎 古賀史健 を読んでの感想です。
このアドラー心理学の入門書を僕が引っ越しで本を整理した時にまた手に取りました。
アドラー心理学は僕が調子良い時、上手く行っている時に行っていることだなと思いました。

アドラー心理学ではトラウマは存在しない。ただ過去を言い訳にしているだけ。
今、自分自身で自分の人生を変えられる。

人生はシンプルなもの。自分で複雑にしてしまっている。

何が与えられたかでなく、与えられたものをどう使うか。

「やれば出来る」でもやれる環境でないだけだと言って可能性を残しておきたいという言い訳。
僕はやるだけやってダメだったと言いたいな。

他者と比較するのではなく「理想の自分」と比較する。そうするとライバルが敵ではなく仲間になる。

自分のために生きる。他者も自分のために生きているのではない。
自分の課題と他者の課題を分ける。
僕はやることやった。後は相手の課題とする。

自分が切り札を持っているのがアドラー心理学的生き方。
たとえ相手が変わろうとしなくても僕が主導権を持っている。

自分が世界の中心ではない。それでは仲間を失う。
各国が作る自分中心の世界地図ではなく地球儀をイメージする。全ての場所が中心でありまた中心でない。

1つの居場所で上手く行かなかったらもっと大きな場所をイメージする。浦河べてるの家で上手く行かなくても当事者研究全体の中の研究員だと思う。

上下関係でなく横の関係。上司先輩でなく仲間と思う。
ほめるのでなくありがとうと言う。

(ここに居てもいいんだ)と感じるには、
自己受容 出来ないことを認めてなるべく前へ進んで行く
他者信頼 条件、見返りを求めず相手を信頼する
他者貢献 僕は誰かの役に立っているというイメージ

アドラー心理学を本当に理解して生き方まで変わるようになるには、「それまで生きてきた年数の半分かかる」58+29=87才

人生は点の連続。「いま、ここ」を大切に生きる。「いま、ここ」が充実していればそれでいい。

人生は目的に向かいながら瞬間瞬間を楽しむ旅。目的地に達しなくてもそれも旅、人生。

いまここに強烈なスポットライトを当てる。そうすると過去も未来も見えなくなる。それがいい。

人生における最大の嘘は「いま、ここ」を生きないこと。過去を言い訳にしたり、やれば出来るんだと言って今やらないでいる嘘

アドラー心理学の強みは自分で変えられる何とか出来ること。相手がどうであっても。そして今を生きる。

アドラー心理学は僕が調子良い時、上手く行っている時の生き方だと思います。熱くシンプルに。
どうしたら僕が道から外れそうに成ったら戻すかだな。
そうだこの本を読み返そう。
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