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ブルース・スプリングスティーン「Out In The Street 」への想い

ブルース・スプリングスティーン「OUT IN THE STREET」の感想です。
この曲は僕が来月に観に行くライブでも演奏されそうで楽しみにしています。
仕事を終えて街に出て楽しむ。その解放感がいい。そうだ僕はブルース・スプリングスティーンのライブを観に来たのだと感じるだろう。
ブルース・スプリングスティーンのライブらしい曲だと僕は思います。
今日はパーティーに行くのだからいい服を着飾って。あなたは大変な製造ラインに入って大変だけど、今夜は楽しもう。
僕も食品工場のラインでの作業もした。文句も言えず必死にベルトに乗って流れて来るものにフタをする。でも今夜は楽しもう。
ブルース・スプリングスティーンのライブの真骨頂だと思う。
僕は随分ブルース・スプリングスティーンに助けてもらった。
4月9日と11日のライブ。僕もいろいろ大変だったけれどニューヨークの街でのライブを楽しもう。

OUT IN THE STREET
Album version

一番お気に入りの服を着て、ダーリン髪を整えて
だってパーティーがあるから、通りの奥のネオンライトの下で
一日中あなたはあのきついラインで作業して来た
さあ今夜は楽しもうよ

俺は週五日働いている。埠頭で貨物をかついで
俺は必死に稼いだ金を持って、奥のブロックで彼女に会うのだ
そして月曜日に現場監督が作業開始を告げる時に
俺はすでに金曜日のことを頭に浮かべるのだ

作業終了のサイレンが鳴ると、俺は通りに出て
家に着き、俺は作業着を脱いで着替える
俺は通りにいると、俺は歩きたいように歩く
俺は通りにいると、俺は話したいように話す
俺は通りにいると、俺は通りにいると

俺は通りにいると、決して孤独を感じない
俺は通りにいると、人込みの中で家にいると感じる
警察の車が通りかかる
彼らは目の端でちらっと見るだけだ

でも疑いがない、ここでは
俺たちはやつらが渡してくる物は受け取らない
俺は通りにいると、俺は歩きたいように歩く
俺は通りにいると、俺は話したいように話す
通りでは悲しくもさみしくもならない
通りで俺はあなたを待っている

作業終了のサイレンが鳴ると、俺は通りに出て
家に着く、作業着を脱いで着替える
俺は通りでは、俺は歩きたいように歩く
俺は通りでは、俺は話したいように話す
通りにいると、かわいい娘が通りかかる
通りにいると彼女に目くばせする

通りでは俺はごきげんだ
通りで会おう、今夜、
通りで会おう、通りで会おう

Put on your best dress baby and, darling, fix your hair up right
'Cause there's a party, honey, way down beneath the neon lights
All day you've been working that hard line
Now tonight you're gonna have a good time

I work five days a week, girl, loading crates down on the dock
I take my hard earned money and meet my girl down on the block
And Monday when the foreman calls time
I've already got Friday on my mind

When that whistle blows, girl, I'm down the street
I'm home, I'm out of my work clothes
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I walk the way I wanna walk
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I talk the way I wanna talk
When I'm out in the street, when I'm out in the street

Oh oh, oh

When I'm out in the street, girl, well I never feel alone
When I'm out in the street, girl, in the crowd I feel at home
The black and whites they cruise by
And they watch us from the corner of their eye

But there ain't no doubt, girl, down here
We ain't gonna take what they're handing out
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I walk the way I wanna walk
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I talk the way I wanna talk
Baby, out in the street I don't feel sad or blue
Baby, out in the street I'll be waiting for you

When the whistle blows, girl, I'm down the street
I'm home, I'm out of my work clothes
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I walk the way I wanna walk
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, I talk the way I wanna talk
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, pretty girls, they're all passing by
When I'm out in the street, oh oh oh oh oh, from the corner we give them the eye

Baby, out in the street I just feel all right
Meet me out in the street, little girl, tonight
Go!
Meet me out in the street, meet me out in the street

Whoa oh whoa oh oh oh oh

Now meet me out in the street
Now meet me out in the street
Now meet me out in the street
Meet me out in the street
Oh darling out in the street
Meet me out in the street
Oh meet me out in the street
Meet me out in the street
Oh darling out in the street

演奏はこちら

https://youtu.be/3sl10b20SoA



Out In The Street - Bruce Springsteen Paris 1985
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「トム・アンデルセン会話哲学の軌跡」を読んでの感想

「トム・アンデルセン会話哲学の軌跡」リフレクティング・チームからリフレクティング・プロセスへ 矢原隆行著訳 トム・アンデルセン著を読んでの感想です。
僕は今までリフレクティングをおもしろい話し合いの仕方だなと思っていました。
二人なり何人かで面談話し合いをして、それをもう一つのグループが離れて聞いていて、話し合いをいったん中断して離れていたグループがその話をまとめて感想、さらにどんなことを聞きたいか感想を言う。そしてその感想を聞いてもう一度面談を再開する。そうすると不思議と話をシンプルに分かりやすくそして深く話し合える。そんな面談の技法と思っていました。

それを医療の現場ではマジックミラーで仕切られている2つの部屋に分かれて照明を点けて消して片方の部屋で他方の部屋を見聞きして、また交代して見聞きされて、それぞれの部屋を見て聞きながら面談をするという。
以前僕は東京の居場所で実験でそのリフレクティングをひとつの部屋で端のの照明をつけたり消したりしながら楽しく実験したのを思い出します。
そんなリフレクティングというやり方はおもしろいなと思ったのが僕の最初の感想です。
そのリフレクティングを上手く用いて今注目されているオープンダイアログは行われているようです。

この本ではそのリフレクティングを技法としてだけでなくどう広く医療の場で活用していくかリフレクティング・チームからリフレクティング・プロセスへの過程が書かれていたと思います。

僕は相手を尊重することかな。異なることの大切さ。「あれかこれか」でなくて「あれもこれも」「あれでなくこれでもない」を基本にして面談する。
そしてみんなでアイデアを出し合う。僕の学んでいる当事者研究にも通じるなと思いました。
アドバイスでなくアイデア。相手を思いやり謙虚に聞く。
でも僕はこれを読んだだけでは分からないな。実際のガイドが必要だなと思いました。

実践が先。みんな平等対等ということかな。オープンダイアログ、リフレクティングを行う時にそれは常に意識していないといけないことなのだろうと思いました。
でも僕の疑問としてスタッフとメンバーは完全に対等には成れない。やはり友達つきあいではない、治療なので上下関係というか聞く側聞いてもらう側が出来るのではないかなと僕は思います。

どんな言葉を用いるかが大事。話したくないことは話さなくてよい、それがリフレクティングの倫理。
具体例として「なぜ」の質問はしない。具体的な質問をする。
「代わりに」から「加えて」。「あれかこれか」から「あれもこれも」へ。考えるな、見よ。
密室密談はよくない。開かれた場で話し合う。より多く聞きより少なく話す。
リフレクティングトークではどんな風に続けるかに集中する。新たな解決にこだわらない、自ずと生じる。
注意として実際に話されたことに基づいてリフレクトする。自分で考えた意見は言わない。技法でなく場、間が大切。

僕はこの本は医療者への心得集のように感じました。でも当事者研究を実践しようとしている僕にもあてはまるなと思いながら読みました。
オープンダイアログ、リフレクティングと当事者研究は大切にしていることが共通しているなと思いました。途中読んでいて分からない所はななめ読みしましたが。
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