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ブルース・スプリングスティーン「BORN TO RUN」への想い

ブルース・スプリングスティーンのライブを観に行く準備で演奏予想曲を以前僕が和訳した歌詞を見ながら聴き返すことを始めています。
今ブルース・スプリングスティーンは誰かの病気の為公演を延期している。何が起きたか心配ですが、僕はやることを着実にやります。
今日は「BORN TO RUN」ブルース・スプリングスティーンの代表曲。僕はこの曲を聴くとじっとしていられなくて走り出したくなる。
走り出してそしていつか太陽の光の降り注ぐ場所にたどり着く。僕の永遠の夢です。
最近僕は来月行くブルース・スプリングスティーンのライブで一緒に歌おうと思い、居場所に歩いて行く時にブルース・スプリングスティーンの歌を歌っています。
「THUNDER ROAD」「THE PROMISED LAND」「BORN TO RUN」はいつでも歌えるように成りました。
それから「BACKSTREETS」もマスターします。
僕の人生のサウンドトラック。そして自らを励ますブルース・スプリングスティーンの歌です。
今日も聴いて元気に成りました。

Born To Run  

昼間俺たちは街路でひたすら汗を流す、破れたアメリカンドリーム
夜になると俺たちはきらびやかなマンションの間を自殺マシーンで駆け抜ける
ハイウェイ9でカゴから飛び出す。クロームのホイール、ガソリンを満タンにして一線を飛び越える
オーベイビー、この街はお前の背中から背骨を抜き取ってしまう、死の罠だ、
自殺の装置だ、俺たちは出て行かなければ若いうちに
俺たちさまよう者は、俺たちは走るために生まれて来たのだから

ウエンディー、俺を中に入れさせてくれ、俺はお前の友達になりたい、お前の夢や目標を守りたい
お前の足をバイクにからませ、お前の手で俺のエンジンを抱えろ
一緒に俺たちはこの罠を破っていこう、俺たちは倒れるまで走るのだ、決して後には戻らない
ウォー俺と一緒にこの線上を歩いてくれるか
だって俺は恐がりの孤独な者だから。でも俺は知らなければそれがどんな感じなのか
俺は知りたい愛は生きているのか、愛は本物なのかを
ああ俺に見せてくれないか

パレスの向こうでは低音を響かせて蜜蜂が通りをうならせている
女の子はバックミラーを見て髪をとかして、男は強く見せようとしている
アミューズメントパークは強くシビアな空気に、キッズは海岸でもやの中集まっている
俺は死にたいお前と一緒に、ウエンディー。通りで今夜ずっとキスをしながら

ハイウェイは渋滞している、最後のパワードライブにかける夢に破れたヒーロー達で
全ての者が通りに出て走り出す、隠れる所はどこにも残されていない
一緒にウエンディー、俺たちは悲しみとともに生きよう。俺はお前を俺の狂った魂の全てで愛する
ウォーいつか、俺はいつなのかは分からないけれど
俺たちはこころから本当に行きたい場所にたどり着くのだ。そして太陽の降り注ぐ場所を歩くのだ
でもそれまでは俺たちのようなさまよう者は、俺たちは走るために生まれてきたのだ
ああ俺たちさまよう者は走る為に生まれてきたのだ
カモン、ウエンディー俺たちさまよう者は走る為に生まれてきたのだ


BORN TO RUN

Album version


In the day we sweat it out on the streets of a runaway American dream
At night we ride through mansions of glory in suicide machines
Sprung from cages on Highway 9, chrome-wheeled, fuel-injected, and stepping out over the line
Whoah baby, this town rips the bones from your back, it's a death trap
It's a suicide rap, we gotta get out while we're young
'Cause tramps like us, baby we were born to run
Yes girl, we were

Wendy, let me in, I wanna be your friend, I wanna guard your dreams and visions
Just wrap your legs 'round these velvet rims and strap your hands across my engines
Together we could break this trap, we'll run till we drop, baby we'll never go back
Whoah, will you walk with me out on the wire
'Cause baby I'm just a scared and lonely rider but I gotta know how it feels
I wanna know if love is wild, baby, I wanna know if love is real
Oh can you show me

Huh! Now!

Beyond the Palace hemi-powered drones scream down the boulevard
The girls comb their hair in rearview mirrors and the boys try to look so hard
The amusement park rises bold and stark, kids are huddled on the beach in a mist
I wanna die with you, Wendy, on the street tonight in an everlasting kiss
Huh!

One, two, three, four!
The highway's jammed with broken heroes on a last chance power drive
Everybody's out on the run tonight but there's no place left to hide
Together, Wendy, we can live with the sadness, I'll love you with all the madness in my soul
Whoah, someday girl, I don't know when
We're gonna get to that place where we really want to go and we'll walk in the sun
But till then tramps like us, baby we were born to run
Ah honey, tramps like us, baby we were born to run
Come on Wendy, tramps like us, baby we were born to run
Whoah whoah whoah-whoah
Hmm hmm hmm-hmm
Oh-oh oh whoah whoah whoah-whoah
Whoah oh oh oh whoah
Hmm hmm hmm-hmm
Whoah whoah whoah-whoah
Whoah whoah whoah-whoah
Whoah oh oh oh whoah

演奏はこちら
https://youtu.be/lpjqgGNUcG4

Born To Run (Phoenix, 78) (from Thrill Hill Vault 1976-1978)
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ブルース・スプリングスティーン「THUNDER ROAD」への想い

僕が4月9日、11日に観るブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンドのライブの為に演奏予想曲を僕が以前和訳した歌詞を読みながら聴く試み。
今日は「THUNDER ROAD」この曲は今回のツアー初日の公演では演奏されなかったけれどその後は欠かさず演奏されている。やはりファンが聴きたいのだろう。僕もそうだ。
この曲を聴くと僕はまたこれからやり直せるのだと思える。僕がどうしようもなく落ち込んでもこの曲を聴くと、そうだもう一度やってみようと思える。僕の魂の源のように成っている。

病気で入院して全て失ったと家で落ち込んでいても、この曲を聴いてまた信じてみようと思えた。魔法の曲です。
僕が観にいったコネチカット公演でこの曲を一緒に歌って涙が出て来たのを思い出します。
ブロードウエイ公演ではブルースはBlank pageと繰り返し言っていた。
そうだやり直せるのだ。僕はニューヨークに行ってやり直して来るのだ。
もう一度ブルースとファンのみんなと一緒に歌って来よう。
きっと道は開けるだろう。
僕はその時、何が見えるかが楽しみだ。
今回動画を観て、そうだ僕はボストンでこの曲の終わりにブルースがクラレンスにスライディングして来るのを間近で見たのだ。こんなスピードで来るのかと驚いたのを思い出しました。
最後いい思い出を作れればいいです。

THUNDER ROAD

網戸がばたつく メリーのドレスがゆれる
美しい映像のように彼女はポーチでラジオで流れる曲に合わせて踊っているように見える
ロイ・オービソンが孤独な者たちの為に歌っている
ああそれは俺のことだ 俺はお前だけが欲しい
俺をまた家に引き返させないでくれ
俺は一人ぼっちでまた自分に向き合うことなど出来ない
どうか中に走って行かないで ダーリンあなたは分かっているだろう。なぜ俺がここに来たかを
そしてあなたは恐れている そして考えているもう俺たちは若くないのかもしれないと
もう少しの誠実さを見せてくれ 夜には魔法があるのだから
あなたはそんなに美しくはないのかもしれない でもそれでいい
ああ俺にはそのあなたのままでいいのだ

あなたは守られた中で隠れて暮らすことも出来る 自分の痛みを勉強して
恋人からの十字架を作って バラの花束を雨の中に投げて
あなたは夏を無駄にして祈る その通りから救世主が来るのを待ちわびて
ああ俺はヒーローでない それは分かっているだろう
あなたに俺から与えられる自由はこのおんぼろ車のフードの中でだけだけど
でも何とかして良くするチャンスがあるのなら
ああ何が他に俺たちが今出来ることがあるだろうか
車の窓を下してあなたの髪を風にたなびかせる他に
夜は引き裂かれる その2つの車線が俺たちをどこかへ連れて行ってくれる
俺たちは最後の一つきりのチャンスを得た 本物にする為の
羽根を車輪に代えて
登って行くのだ 天国がその車線の向こうに待っている

さあ俺の手を取って
今夜この車に乗って約束の地に行こう
ああサンダーロード、サンダーロード、雷鳴の道
そこに横たわっている 太陽の殺人者のように
ああもう遅いのだと俺は分かっている でも俺たちは走れば間に合うかもしれないのだ
ああサンダーロード しっかり座って つかまって 雷鳴の道よ

ああ俺はこのギターを手に入れてどう語らせるかを学んだ
俺の車は裏に停めてある もしあなたがその長い道のりを歩く覚悟があるのなら
あなたの部屋の玄関から俺の車の座席までの道のりを
車のドアは開いている でも乗るのはただではない
そして俺は知っている あなたは孤独だった 俺が話さなかった言葉の為に
今夜俺たちは自由になる 全てのしなければいけない約束事は無くなる
あなたの瞳にはあなたが振った男たちの亡霊がいる
それらはほこりっぽいこの海岸通りを呪っている 焼かれたシボレーの車の残骸の中で
それらはあなたの名前を叫ぶ真夜中の通りで
あなたの卒業式のガウンはぼろぼろに足元に置かれている
夜明け前の孤独な冷え込みの中で
あなたにはエンジンの音が聞こえるだろう
あなたが玄関を出れば亡霊は風に吹かれていなくなる メリー来るのだ
ここは敗者でいっぱいの街 俺たちは勝つ為にここを出て行く


THUNDER ROAD

Album version


The screen door slams, Mary's dress sways
Like a vision she dances across the porch as the radio plays
Roy Orbison singing for the lonely
Hey that's me and I want you only
Don't turn me home again
I just can't face myself alone again
Don't run back inside, darling you know just what I'm here for
So you're scared and you're thinking that maybe we ain't that young anymore
Show a little faith, there's magic in the night
You ain't a beauty, but hey you're alright
Oh and that's alright with me

You can hide 'neath your covers and study your pain
Make crosses from your lovers, throw roses in the rain
Waste your summer praying in vain for a savior to rise from these streets
Well now I'm no hero, that's understood
All the redemption I can offer, girl, is beneath this dirty hood
With a chance to make it good somehow
Hey what else can we do now
Except roll down the window and let the wind blow back your hair
Well the night's busting open, these two lanes will take us anywhere
We got one last chance to make it real
To trade in these wings on some wheels
Climb in back, heaven's waiting down on the tracks

Oh oh come take my hand
Riding out tonight to case the promised land
Oh oh oh oh Thunder Road, oh Thunder Road, oh Thunder Road
Lying out there like a killer in the sun
Hey I know it's late, we can make it if we run
Oh oh oh oh Thunder Road, sit tight, take hold, Thunder Road

Well I got this guitar and I learned how to make it talk
And my car's out back if you're ready to take that long walk
From your front porch to my front seat
The door's open but the ride it ain't free
And I know you're lonely for words that I ain't spoken
Tonight we'll be free, all the promises will be broken
There were ghosts in the eyes of all the boys you sent away
They haunt this dusty beach road in the skeleton frames of burned-out Chevrolets
They scream your name at night in the street
Your graduation gown lies in rags at their feet
And in the lonely cool before dawn
You hear their engines roaring on
But when you get to the porch they're gone on the wind, so Mary climb in
It's a town full of losers, I'm pulling out of here to win

https://www.youtube.com/watch?v=dgarIIHk5a0
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ブルース・スプリングスティーン「THE PROMISED LAND」への想い

僕は4月9日と11日にニューヨークでブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドのライブを観る。
現在誰かの病気の為公演は延期されているけれど。
僕は北海道浦河べてるの家へ引っ越してメンバーと一緒に生活している。1年半が経った。
僕は強いストレスを感じている。メンバーを見下したりもしている。ほとんど苦行に近いと思っている。

昨日は久しぶりにべてるの家に行った。でも期待していた反応は得られず部屋に帰ってふて寝した。
そろそろ起きようかと思った時、ふとブルース・スプリングスティーンの歌、プロミスドランドが僕の頭に浮かんで来た。
そうだ。僕も歌のように僕は毎朝起きて毎日仕事に行くのだ。
バァーとそういう思いが湧いて来た。
そういえば昔僕は働き始めた頃、仕事に行くのがつらくて半べそかきながら仕事へ駅に歩いて行った。このプロミスドランドを畑道で歌いながら。
ふと見ると朝日が昇って来ていた。
そんなことを思い出しました。

ブルース・スプリングスティーンのライブを観るまであと1か月を切った。
「THUNDER ROAD」の歌詞のようにもう遅いのは分かっている。でも走れば間に合うかもしれない。
僕はこれから1か月毎日ブルース・スプリングスティーンの曲を1曲ずつ歌詞を読みながら聴こう。
幸い僕のブログに以前僕が和訳した歌詞を載せてあるのだ。今こそそれを見返す時だ。
そうだ僕はブルース・スプリングスティーンの歌を歌いながら毎日べてるに行くのだ。
ある意味、仕事よりもきついかもしれない。
でも僕が浦河に来たのはこの1か月を体験する為に来たのかもしれない。
そうだ。Stay hard, Stay hungry, Stay alive
あの約束の地で多くのブルース・スプリングスティーンファンの人たちとライブを観るのだ。

THE PROMISED LAND
Album version


プロミスドランド

ユタ砂漠のガラガラ蛇のスピードウェイを
俺はレースに勝って金を巻き上げ街に帰るところだ
ウエインズボロの州境の道を車を飛ばしている
俺はラジオをかけて俺はただ時間をつぶしている
日中はずっと父親のガレージで働き
夜は一晩中車を飛ばしてまぼろしを追いかけている
そろそろ俺は本気を出すぞ

大通りで犬が吠えている
分かっていて吠えているのだ
ああ一瞬を俺の手の中に入れられたら
ミスター、俺は少年ではない、いや俺は男だ
そして俺はプロミスドランドを信じている

俺は最善を尽くしてきた正しい道を生きようと
俺は毎朝起きて毎日仕事に行く
でも目の前が暗くなり血液が冷たくなる
時々俺はひどく疲れて弱気になる俺は爆発させたくなる
爆発させてこの街全体をばらばらに引き裂きたい
ナイフを手に取ってこの痛みを心臓から切り取りたい
見つけたい何かを始めたくてうずうずしている奴を

犬が大通りで吠えている
分かっていて吠えている
ああ一瞬をこの手の中に近づけられたら
ミスター、俺は少年ではない、いや俺は男だ
そして俺はプロミスドランドを信じている

黒い雲が砂漠の地平線から湧き上がって来る
俺はバッグを詰めて嵐に真っ直ぐ進んで行く
俺は竜巻になりそうだ全てを吹き飛ばす
地面にしっかり根付く誠実さを持っていない物を吹き飛ばす
吹き飛ばせお前をばらばらに引き裂いた夢を
吹き飛ばせお前の心を打ち破った夢を
吹き飛ばせお前を迷わせ心を破る以外の何物でもない嘘を

犬が大通りで吠えている
分かっていて吠えている
もしこの一瞬を手の中に入れられたら
ミスター、俺は少年でない俺は男だ
そして俺はプロミスドランドを信じている
そして俺は約束の地を信じている
そして俺はそこに行けるのを信じている


On a rattlesnake speedway in the Utah desert
I pick up my money and head back into town
Driving 'cross the Waynesboro county line
I got the radio on and I'm just killing time
Working all day in my daddy's garage
Driving all night chasing some mirage
Pretty soon little girl I'm gonna take charge

The dogs on Main Street howl 'cause they understand
If I could take one moment into my hands
Mister I ain't a boy, no I'm a man
And I believe in a promised land

I've done my best to live the right way
I get up every morning and go to work each day
But your eyes go blind and your blood runs cold
Sometimes I feel so weak I just want to explode
Explode and tear this whole town apart
Take a knife and cut this pain from my heart
Find somebody itching for something to start

The dogs on Main Street howl 'cause they understand
If I could reach one moment into my hands
Mister I ain't a boy, no I'm a man
And I believe in a promised land

Hmm
Hmmm
Hmmmm

Well there's a dark cloud rising from the desert floor
I packed my bags and I'm heading straight into the storm
Gonna be a twister to blow everything down
That ain't got the faith to stand its ground
Blow away the dreams that tear you apart
Blow away the dreams that break your heart
Blow away the lies that leave you nothing but lost and brokenhearted

Well the dogs on Main Street howl 'cause they understand
If I could take one moment into my hands
Mister I ain't a boy, no I'm a man
And I believe in a promised land
And I believe in a promised land
And I believe in a promised land




Bruce Springsteen & The E Street Band - The Promised Land (Live in Houston, 1978)
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「あちらにいる鬼」井上荒野さんを読んでの感想

「あちらにいる鬼」井上荒野さんを読んでの感想です。瀬戸内寂聴さんのつながりで読みました。
読みやすい文章。交互の話が興味深い。
みはると笙子それぞれが同じ状況同じ場面をそれぞれが違う視点で見ている。それを小説にしているのがおもしろく感じました。
みはると白木篤郎がどろどろして来る。それを白木の妻笙子が見ている。おもしろい。
そしてその白木と笙子の娘海里がこの小説を書いている。「言葉に出来ないものを言葉にしようと奮闘している」
僕はおもしろいな僕も小説を書いてみようかなと思いました。
「どうして私は小説を書くのだろ」寂聴さんの言葉。これを海里さんが書きたかったのかなと僕は思いました。
最終章がすごくいい。
「私はもう、何もしなくていい」僕のお母さんがホスピスに来た最初の日。ごはんを食べさせてくれるものとして手伝ってもらえず食事がそのままベッドの上のテーブルに置いてあったのを思い出しました。その後僕は毎日お母さんの昼ごはんに付き合ったなと思い出しました。
僕が死ぬ時もこういう気持ちに成るのかなと思いました。
この小説の最後もよかったです。鮮やかでした。
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