Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

財布が無い!その後(オランダ)

2006-02-20 18:42:26 | オランダ
明日は大阪出稼ぎなのでたぶん更新できないと思う。

ということで、数少ない読者の方が出国されてしまう前に続きを書いておきます。気になって旅行が楽しめないと困るから・・(うぬぼれ!)

実はお財布を外国で無くしたのは2回目・・・国内だと・・・
とい前科者です。(単に粗忽者ともいう)

写真のこのバスでお金を払ったのが最後の記憶・・
財布が無いと気がついて、カードを止めた作業を終わったらさすがにぐったり・・疲れ果てた。宿に帰り・・もう食事に出かける気力もなくなっていた。

幸いパスポート、帰りの航空券、それにお金も残っているのでなんとか日本までは帰りつける。でも、なんか気力がなくなってしまった。あと2日間ある。
本来だったら夜ガイドブックでも見ながら明日の予定を考えるんだけど、反省ばかりしき・・ボーっとしいたから・・
そしてさらに悪い事には、あの時乗っバスの前の席に座っていたカップルがなんか私を見てニヤニヤしていたなあーー。辺鄙なとこで降りたし・・なんて悪い方向・・人を疑う方向に進んでしまう。いやだいやだ。
でも、単純な私ひとしきりヤナ無だけ悩んだら、これから取るべき最上の方法は・・という方に考えを転化できた。
とにかく明日は一応アルクマールまで行ってバスの券売り場で聞いてみよう!そして駅で聞いてみよう!

翌日は予定通りアルクマールへ行って聞いたが当然のことながら出てこなかった。というより、日曜日で窓口が閉まっていた・・・
駅のベンチでどうしようかなあーーと考えていたら、ハーグDen Haag行きの列車がやって来たので、オランダの首都でんもあるハーグに観光に行こう!こんなところでボーとしていてもしょうがない。と観光モードに切り替えた。

マウリッツハウス美術館Mauritshuis Museumを見学したり、骨董市を覗いたり・・行きの列車の中で同じ向かいのシートに座っていたお嬢さんに街中で再び出会って、ニッコリされて「ああ、オランダもいいところ」なんて勝手に回復してきたから単純。

まあどうにか普通のモードにもどって、残りの観光を済ませ無事に日本に帰国した。

帰国してからが又大変!健康保険証、運転免許証の再発行をしてもらわないといけないからだ。地理的関係で保険証をまず再発行してらい・運転免許を再発行してもらった。運転免許の再発行はパスポートだけじゃ住所も戸籍も入ってないからダメみたいだったが、幸い先に再発行してもらった保険証があったので何とかなった。良かった!
窓口の担当者に「オランダ人って背がたかったでしょう?」ってきかれて「はあー。まあー」なんて答えたら「あそこは洪水があるから背が伸びたんだ・・」なんて寒いギャグにつきあってあげた。ははは!

まあ、カード類も再発行されてきておちついたある日ポストに差出人が「在オランダ国日本大使館」なるところからの封書郵便が入っていた。なんだ?!免許の再発行の照会でも行ったのか?!なんて思いながら開封したら書類が入っていた。

「あなたのものと思われる『財布』が当大使館に回送されてきたので、その取り扱いについてお伺いしたい・・」という内容の文章が!!えーーーーー出てきたの!
そういえば帰りの飛行機の中でお隣になったオランダ駐在の奥様から「バックを盗られたとき中にパスポートが入っていたんでぼろぼろになって戻ってきた・・」という話は聞いていたから、その類か・・と思ってよく呼んでみたら中身の明細まで書いてあった。
なになに運転免許証(これで住所がわかったのね)、健康保険証・・カードが○×、○△・・現金日本円10000円ユーロ120ユーロ・・!!
そのまんまやんか!現金が丸々入っている・・・・絶句!でも、拾得場所として記されていた地名に覚えが全然無い!後日調べたが全然方向違い!

あああ。なんて親切なオランダ人さま!それに比べてバスのカップルを疑った私はなんて心の卑しい醜い人間!反省、反省!!
後日お礼状でも書いて・・と思って拾得者を教えてもらおうと思ったが、警察から回送されてきただけなので判らない・・といわれてしまった。

とにかく財布は無事に戻ってきてしまった!
きっと最後に乗った列車の中で荷物整理をしたときにでも落としたんだろうな・・それなのに人を疑ったりして・・本とに心の捻じ曲がったやつだ、私は!
『おまえ、私の知らない世界を旅してきたのね・・』と今でも使用してるお財布に向かって時々つぶやくkおばちゃんです。

そうそう、大使館の人に言われた「紛失したら届けを出してくださいね。」って。でもあせっていてそこまで考え付かなかった・・

ほっとしたら、「もう少し早く出てたら再発行しなくてすんだのに・・」等と贅沢なことを考えるような欲深です・・kおばちゃんは!
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財布が無い!(オランダ)

2006-02-20 12:38:48 | オランダ
今日は朝からすっきりしない。雨が降ると天気予報で脅してる!
最近、池の金魚の姿が見えない。恋の季節で「みゃーやーみゃー」騒いでるあいつか!?いやんなちゃう。

いやんなちゃう・・じゃないけれど、今旅行中大ショックだった出来事を書いておこうっと!

あの時もマイレージの旅だったなあ。でも行き先がアムステルダムに指定されていた。アムステルダムは昔―し昔、エアラインに勤めていた友達のところに1日だけ寄ったことがあるだけ。その時も市内観光ツアーに参加したので「自力」で歩いた記憶はあまりこっていない。だから初めてのようなものだ。

オランダそのものは小さな国なので1ヶ所に拠点を定めて観光しても大丈夫・・ということで宿を探し・・これが結構大変!なんとかライツェ広場Leidsepleinの近くの安宿を予約した。
部屋は大変小さく、おまけにアンネフランクの隠れ家のように急な階段の最上階・・健康には良いけどね!部屋の但し書きにびっくり!「他の人をホテル内に入れるな!」とあった。
そう、ここはソフトドラック合法の国。前に来たときも友人にジャンキーに注意するように言われたっけ!

まあ、市内観光は以前済ませた(覚えてないけど)・・ということでそこそこにして、ベルギー駐在だった友人のお勧めのデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園National Park De Hoge Veluweへ行き、レーワールデンLeeuwardenに周り、閉切り大堤防Afsluitdijkを通ってアルクマールAlkmaarに出てアムステルダムに戻ってくる・・・というきわめて日本人的大忙しの一日だった。

列車の移動はオランダオランダ・レイル・パスを手に入れていたので、その日最後に財布を出したのはレーワールデンから大堤防経由の行きバスに乗車するときだった。
バスの終点アルクマールで近くで見たのがこの写真・・列車の跳ね橋である。そんなもの感動して宿に戻る途中・・アムステルダム中央駅からトラムに乗ったとき何気なくバックを探ったら・・・無い!お財布が!えええええええええ・・・・・!ない!無い!ナイ!財布が無い!!!!!!
がーーーん!である。バックは別に異常は無いし口も閉まってる!盗られた?無くした?ああどうしましょう。
ないないないない。でもちょっとまって、こんな車内じゃきちんと探せない・・と宿に帰りベットの上に中身を全部ぶちまけた。
でも、無い!
ボー然である。でも、無いものは無い。まあ全財産を入れて歩いていた訳じゃないから・・でもクレジットカードが数種類・・止めなきゃ!!それに健康保険証、運転免許証(日本の)が入ってる・・まあこれは後回し。
ガイドブックに書いてあるカード会社の番号に電話しなきゃ・・
でも、ここは安宿部屋に電話なんか無い!下の公衆電話でかけようとするがフリーダイヤルにはつながらない。困った。そうだ、この並びに5つ星ホテルがあった。あそこなら公衆電話があるはず・・と出かけていった。

ありました、公衆電話。カード式だったのでフロントでカードを購入して電話をしまくった。
問題はベンツも買えますって「限度なし」の某社のカード。ここの現地オフィスは全然電話が繋がらない。限度なしだからあせる・・紛失担当デスクは日本の番号しかないので電話代がかさむ・・でもかけるが「~何は○番、
~何は×番」というガイダンスが長いので料金がなくなって切れてしまった。
思い余って事故緊急デスクに電話をかけ(こっちはフリーダイヤルがあった)事情を話したら、日本にコールバックするように手配してくれるという。この5つ星ホテルの番号を聞きだし「私は泊まっていないから部屋番号は無い」と念を押しかけてもらった。
ようやくフロントで呼び出してもらい事態を説明した。「最後にお使いなったのは・・と言われ、使用状況を告げると、「それ以降の使用はありませんから大丈夫ですよ」といわれた。このカードは使用と同時にチェックされていらしい。
まあ、これで実質被害(財布に入ってた分)のみ・・日本円1万円と120ユーロのみとなって一安心・・でもショックの波はなかなか去らなかった・・・ああ、もう少し良いホテル・・電話がきちんとかけられるホテルに泊まる身分になりたい・・とつくづく思った。

でも、この大ショック「財布が無い!」の話は後日談があるのですよ!
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ドライブの旅の目的地選び(リューデスハイム)

2006-02-20 09:01:24 | ドイツ
昨日と今日は仕事はお休み・・なんだけどなにやかやと忙しい・・

昨日は先日の「オオボケ事件」にやっとピリオドが・・やれやれ。「鍵」の取り扱いには注意をしなければ・・とわかっちゃいるんだけどね。
季節ものの病気も始まったし・・ほんといやになってしまう。
でも久々に出席した「ふぐの会」は楽しかったし美味しかった。なぜかオーダー係兼会計になっていた。ま、良いけどね。

今日は何もしないで・・と思っていたが結局1週間の付けが。要は掃除洗濯買い物に追われた。活きてるってつらいわ!

先週はちょっと美味しいお酒を頂きすぎた・・今週は自重しよう!
ということで思い出したのが、数年前の始めての一人でのドライブのときに思ったこと(ちょっと無理やりかな?)

あの時はマイレージを利用した「ただの航空券」だったので、旅費の浮いた分でレンタカーを借りよう!と思ったんだった。宿はフランクフルトに居た友人宅で宿泊費を浮かして・・しかも、主が居ない間にあがりこんで、使用人をこき使っていたのだ!

到着した日は夕方でもあったし、空港から友人宅まで道に迷いに迷って通常15分もかからないところを何故か1時間半かかって到着したこともあってもう外に出ようという気も起きなかった!そう、道に迷っただけではないしょっぱなから運が悪かった。空港の駐車場から出ようと思って駐車券をゲートの機械に入れたのでバーは上がらない、券は出てこない・・しょうがないからゲート事務所のおっちゃんにあけてもらったんだ。

翌日早朝に宿の主の友人一家が帰ってきて・・忙しそうだから家に居てもなあ・・と思いそれに運転に慣れておくためにも出かけよう・・でもどこへ?あまりと行いところ・・と思いリューデスハイムRudesheimにいってみようと思ったのだ。
この有名な観光地、何故か行ったことが無かった。何故だろう??

とにかく友人から「地図」を借りてルートを確認して・・友人に「結構走りにくいよ。川沿いはアウトバーンじゃなくて一般道だから・・」といわれてはいたが、まあ何事も経験とばかりに出かけた。
その日は昼間は観光、夜はラインガウ音楽祭ので演奏会を聴きにゆく予定にしていたんだった。
とにかくかの有名なリューデスハイムに行ってみたくて出かけていった。なんとかたどり着いて駐車場を探して車を駐車させていざ観光へ・・

夏の暑い日だった。観光客は沢山沢山。日本人も沢山沢山。
リューデスハイムの呼び物はなんていったって「ワイン」!有名な「つぐみ横丁Drosselgasse」に入り込んでやっと気が付いた!
私は今日は飲めないんだ!自分で運転するしかないんだから!しまった!私は何しに来たんだ??
買って帰ればよいのだろうけれど、宿にはくさるほどワインがあるし・・買って帰る程のものじゃない・・と思っていたので。はは、しょっぱなから飲酒運転は良くないよな。それにそんな自信ないし・・眺めてるだけ・・なんて思ったらカフェに入る気すらなくなってきてしまった。

町を眺めて、土産物屋を眺めて、すごすごとリューデスハイムを後にした。

本とにおばかな私・・気がつけよって!
車運転したらワインなんか飲めないことに・・期待してただけに「がっかりが」大きかった!ドライブの目的地は慎重に選ばねば・・と思った次第です。(普通その前に気がつくか!)
よーし、今度は誰かに連れてきてもらうぞ!とおもったkおばちゃんでしたわ。(その後願いはかなっていない!)


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