今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 お役所仕事はかなりいい加減

2015-07-28 07:01:34 | 日記

昨日の続編です。

お役所に不信感を抱いた理由について。

この出来事が昨日であったなら、キーを打つ手にも勢いが出るのですが、およそ一月前のことゆえ、記憶も心もとなくなってきています。

上手にまとめられるかしら。

最近の私のブログ記述における問題点。

旬の記事のように、生き生きと綴れないのが悩みの種です。

けれど、今の私の暮らしの状況では、ブログへのこの気ままな臨み方が一番ベストと思えるので、良しとします。

 

不信感の発端は、その気持ちを抱く決定的な出来事があった、更に一月前にさかのぼります。

詳しく説明するとなると、結構面倒な作業に。

要点を抑え、できるだけ簡潔にお話ししたいところですが、長文傾向甚だしい私には、なかなか難しい事。

医療保険制度の知識も、かなりあやふやなところがあります。

ところが、最近の区役所のいい加減な対応に呆れた私。

改めて勉強し直し、理解度を深めることができたと思っています。

 

 

不信感を抱いたこととは、高額療養費制度の還付金についてなのですが。

元気なころは、病院の入退院の領収書はすべて旦那さまが保管。

還付手続きもすべて夫任せの私でした。

医療費に限らず、確定申告など、税金関連はすべてその有様。

Yさんが一人で区役所に出かけ、諸手続きを済ませてくれていました。

その詳細に、ほとんど関心がなかった私です。

家計簿の記帳だけは、怠りなくしていましたけれどね。

 

 

私が、その手続きで夫に付き添うようになったのは、去年の夏くらいからでしょうか。

難病により、目の視力と視野が落ちてしまった旦那さま。

そして今年になってからは、体調が一層悪くなり、すべてが私の仕事に。

手続きの書類や過去の領収書を一式、Yさんから手渡された時は、責任の重圧に押しつぶされそうなくらいのストレスを感じたものです。

夫の介護と家事だけで、もう手一杯といった心境でしたから。

我が家の確定申告は、長女夫婦に任せてしまいましたけれどね。

 

先日届いたアメリカ年金の更新手続きは、文書がすべて英語でしたから、読む気には到底なれなかった私。

次女夫婦にお願いし、週末にその書類に夫婦ともサインをしただけでした。

次女がそれをもってポストに投函までしてくれました。

それだけでも大助かりですが、私でありませんとできないことも、いろいろあります。

 

そのために区役所の職員さんを相手に、孤軍奮闘するのですが。

その成果十分ありで、頑張った甲斐がありました。

わが目で、正確な還付金額が夫名義の預金口座に振り込まれているのを確認するまでは、安心できませんが。

 

キッチン兼ファミリールームの窓からの緑を目にしながら、家計簿の記帳、ブログの記事の記述などをしています。

 

自分で自分の変わりように驚いています。

家計簿の記帳は30代の後半から一度もやめたことがない私ですが、金銭には、実におおらかなところがありました。 

自分が変わったのは、投資で苦い経験をしてから。

けれども、それもいい人生勉強になったと。

足が地に付いた今の金銭感覚の暮らしを、自分の大きな成長、と思い、喜んでいます。

 

ごめんなさい。

気を持たせるような終わり方で申し訳ありませんが、次回を最終章にして、不信感の理由を具体的に記述いたします。

 

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お役所仕事のいい加減さにストレスを感じた私

2015-07-27 06:56:28 | 日記

最近は、区役所に足を運ぶことが多い私。

福祉関係と、保険の窓口がほとんどです。

区役所に行くとなぜか、私は心が落ち着き安らぎます。

居住地区の懐に抱かれたような気持ちになれる、と言えばいいのかしら。

職員さんの雰囲気、館内に漂う空気、いずれも落ち着いていて物静か。

民間企業のようなピリピリした雰囲気とは、明らかに異なるのではないでしょうか。

格好良さとかスマートさからは、縁遠い所なのでしょうけれどね。

 

似た文章を既に書いたことがありますね~

初めてお立ち寄りくださる方もいらっしゃるでしょうから、反復文章は気に留めない事に致しますね。

呆けたわけではありませんこと、弁解がましく一言付け加えて、先に進みます。(笑)

 

 

そういえば、夫が入院している病室に最近、介護認定更新の調査で区役所の職員さんが見えました。

この世離れしたような、余りに地味な雰囲気で、改めてその印象を強くした私です。

でもそれが却って、迎える側には、安らぎをもって感じられるものなのかもしれません。

 

来館者は、税金の支払い、転居、転入の手続き、保険金の還付、福祉関係の相談、その他色々多域にわたることでしょう。

生活保護の申請をしなければならないような、厳しい状況下の方もおられるに違いありません。

いじめや、家庭内暴力の相談で足を運ぶ方もいらっしゃる事でしょう。

 

受け入れの懐が深い区役所は、厳しい境遇の方々のオアシス的場所なのかもしれません。

是非そうあってほしいものですが。

職員さんが、誠心誠意相談に乗っておられる事を望むばかりです。

 

 

さて私に限って言えば、区役所で嫌な思いをしたことは皆無といっていいでしょう。

今から綴ろうとしている区役所への不信感も、職員さんにつらい態度で当たられたからではありません。

 

両親を介護しているころも、よく区役所に足を運んだものです。

そして今は、夫の介護支援手続き、医療費の還付、難病の受給者証の更新手続きや申請などが主です。

福祉と保険の窓口でお世話になることが、一番多いこの頃。

みなさんとても親切に対応してくださいます。

 

しかし、その手続きの煩雑さに、うんざりすることも度々。

手続きなどしないで、緑の木立が臨める広いエントランスホールの椅子に腰かけて、行き交う人のウォッチングをしたり、

必ずと言っていいほど催されている写真展や絵画展を愉しむ。

そんな利用の仕方を、本当はしたいのですけれどね。

身体障害者の方達が働くこじんまりとした喫茶店もあり、私は必ず訪れます。

 

 

さて前置きが長くなりましたが、これからが本題です。

煩雑な手続きにより区役所へ抱いた不信感について。

けれど、前置きだけで、私の思いに一節ができたので、この続きは続編で、明日綴らせていただきますね。

皆様の参考にして頂けると幸いです。

 

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初夏の庭 ~元気を出さなければ、と頑張っている近影の私

2015-07-10 07:23:46 | 日記

初夏の庭のご紹介のつもりで始めた記述ながら、キーをたたく指に勢いが出てきそうにありません。

最近の私は、珍しく庭に出る回数が減っていて、その無精が入梅とほぼ重なります。

その雨に如何に助けられてきたことか。

まさに草花にとっても、私にとっても恵みの雨です。

 

 

ガーデニングを疎かにするようになった理由は、言うまでもなく、背骨の圧迫骨折なのですが。

このことについては、次回の記事で、またお話しさせていただきますね。

庭仕事は、花がら摘みと、時折の水やりくらいしかしていなかった私です

けれど、常に心にかかって仕方ない事でもありました。

そのストレス解消のためにと、最近やっと、草花の苗を多少は買い求め、植えつつあります。

真夏が訪れる前に完了しませんと、作業が大変なことになりますから。

 

 

ガーデニング作業を行うときの中腰の姿勢は、健常な人でも、腰を痛めやすいですよね。

今の自分によくないことは十分承知ながら、生き物ゆえ放置したままというわけにはいきません。

数年前お世話になったガーデナーさんに、またお庭の管理をお願いしてもいいのですが、その経費が何だかもったいなく思えてしまうこの頃。

夫にかかる医療費の諸雑費は、膨らむ一方ですから。

 

緑色のものが、可動式の椅子です。

空いた空間に如何にセンス良く草花を植えこむか。
いつも頭を悩ましてばかり。

さてその苦労を多少でも軽減しようと、最近新しく購入したものがあります。

ガーデニング用の可動の椅子です。

多少は楽になったかしら。

 

既存の植物を生かした寄せ植えが一鉢完成!

 

 思ったほど利用はしていませんが、この椅子に腰かけて・・・・・・。

空いた花壇の空間に、彩を添える草花をもう少し植えませんと、緑ばかりで、花壇があまりに寂し気。

一方、緑中心のお庭も、しっとりした風情で素敵かな~と思うこの頃です。

けれど、それではブログ記事の画像に事欠いてしまいそうで、何だか不安。

どうしましょう。

そういえば最近、ほとんどカメラを手にしていない私です。

 

 

腰痛は今、私の心を大きく締めて、精神的、肉体的ストレスは、結構大きなもの。

旦那さまの世話と家事をするのがやっと、といったところかしら。

美容院もしばらく出かけていないな~

 

このままどんどん老け込んではあまりに情けない。

或る方のブログの紹介記事、桃井かおりさんの「女たち、ちゃんと見てる背中」を見ました。

背骨の圧迫骨折の注意を喚起する映像で、あぁ~怖いでした。(笑)

 

でも、こんな偶然の出来事で、急に年とるのはいや。

今後の対策と心構えを建て直し、軽やかに何とか乗り越えたいものです。

 

最後になりましたが、にほんブログ村の社員の皆様、この度はお疲れ様です。

メカ音痴の私には、何事が起きたのか想像すらできませんが、昼夜問わずの作業で、さぞお疲れのことと存じます。

私たち村民のために、ご尽力下さいまして、本当に有難うございました。

お疲れが出ませんように、くれぐれもご自愛の程、お祈り申し上げます。

 

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続 お伊勢参り 

2015-05-30 07:45:38 | 日記

桟橋近くの鳥羽駅から電車に乗り、神宮前の宇治山田駅に到着した私達。

伊勢お参り後、この駅にまた戻った時の事です。

郷里の市政に携わり、局長として活躍したことがあるHさんが、

「この駅が僕は好きなんだな~」

と、感慨深げに言いました。

色々な都市を視察されたに違いない彼の言葉は、とても重く、価値あるものに感じられる私です。

ちなみに、彼の口癖。

パリの街の景観に、心惹かれて止まないようです。

 

背景の建物が宇治山田駅です。

 

実は私も、この駅に到着した時点で、その魅力を一瞬に感じ、写真に収めたのでした。

風格を備えた重厚な建造物からは、歴史と伝統の重みが感じられ、まさに伊勢神宮にふさわしい駅の姿。

とても印象的でした。

 

 

けれど、ゆっくり写真を撮る時間もなく、食物の神さま、豊受大神が祭られている外宮へと向かった私達です。

食物のみならず、衣食住、産業の神様として崇敬を集めているところのようでした。

 

お参りは外宮からといわれているらしく、その作法通りに予定を立ててくれたHさん。

でも、ここは正宮のお参りのみにとどめ、内宮を丁寧にお参りしましょう、とのことでした。

 

 

まずは、外宮前で、お昼食を。

その後、多少改まった気分で、玉砂利の参道を踏みしめながら正宮へと向かいました。

心を込めて参拝し、他の宮は回らず、タクシーを拾い、内宮へと向かった私達です。

 

外宮の正宮

 

外宮と違い、入口に立つ鳥居の向こうは、山を背景に、広大な神域が広がっていました。

瑞々しい新緑と青葉が混在したその爽やかな光景の何と美しいこと。

清澄な空気に包まれたような、清々しさがみなぎっていました。

 

神さまの御座します所。

当然の印象かもしれません。

素直にその空気に浸り、日頃の業を洗い清めていただくような気分になりました。

 

域内を流れる五十鈴川は清流で有名とのこと。

まさにその通りの澄んだ流れ。

その川面に周りの緑が溶け込んでいるかのよう。

その清らかな落ち着いた絶景は、言葉にならないほどです。

神さまが宿っておられることが実感できるような場所でした。

しばし、その景色に見とれた私たちです。

澄んだ川面に、そっと手を当てたりしました。

 

 

その後は、至る所に点在する宮や社を眺め、時に頭を下げ、神妙にお参りしながら、参道を抜け、正宮へと。

初孫のR君と、この宮をお参りしたことを懐かしく思いながら、外宮の時より、一層厳粛な気持ちで、階段を上がり、正宮の正面にたどり着いた私です。

お賽銭を入れ、二度柏手を打ち、二度頭を下げて、しばらく無心に拝みました。

 

正宮の簡素な建築は、見つめれば見つめるほど美しい。

無駄なものはすべて削ぎ落とした、日本の建築様式の美の極みといった感じ。

ドイツの有名な建築家が、絶賛したそうですが、私も心打たれたのは言うまでもありません。

十数年前にタイ旅行した時に見た、きらびやかなテンプルとは対極の物ですね~

国民の趣向の際立った相違を、何故か思いました。

 

日中次第に温度が上がり、薄い半袖の羽織物に着替えた私です。

 

そこはむろん写真撮影禁止でしたので、階段の下でパチリ。

そこをお参りすると、お伊勢参りを成し遂げた快い達成感がありましたが、さらにその後も、荒祭宮、神楽殿、神社など、同窓生五人で和やかに談笑しながら巡り参拝しました。

 

 

夫の回復を願ってお守りを二つも買い、愛妻家の同窓生のO君の影響で、朱印帳までも。

旦那さまの回復を願い、朱印帳をもって、お寺や神社巡りをしたい心境ですが、行動に移す殊勝な心が、今後の私にあるかしら?

 

おかげ横丁

 

夫の病を気にかけ、腰痛を押して参加した私の事情を承知の皆さん。

随所随所での私に向けられた気遣いと優しさに、私は恐縮しっぱなしでした。

愛妻家で有名なO君が、私が、自分の奥さんに雰囲気がとても似ているといい、「姫!姫!」とよく呼んで下さいました。

70を過ぎて、姫!何て呼ばれると、なんだかくすぐったく・・・・・・。

でも単純に、若返ったようで、嬉しくなってしまった私です。(笑)

我が家では、姫どころか、私が、殿様!殿様!と呼ばないといけない雰囲気ですもの。(笑)

 

鳥羽桟橋に向かうフェリーの特別室にて

 

まるで身内のような気楽さと親しさ。

そのうえ、頼もしいHさんのきめ細やかなガイド。

実に充実した一泊二日の楽しい旅でした。

旅の最後は、宇治山田駅近くの皇室ご用達の割烹、「大喜」でお夕食。

 

 

このお店の予約も、Hさんがしてくれていました。

美味しかった!の一言で、改めてお世話になったHさんはじめ、皆さんに感謝の気持ち一杯の私。

 

 

 

宇治山田駅で、郷里方面に向かう三名の同窓生と名残を惜しみ、固い握手をしてお別れしました。

帰路が東京方面だったのは、私とN君。

学生のころから優秀なだけでなく、物腰が落ち着いていて大人びていた彼。

私が小学生のころから、印象深い人でした。

しみじみ語り合え、本当にうれしかったです。

企業人として活躍されていたころのお話も、たくさん聞かせてもらいました。

 

 

同窓会の素晴らしさとは、過去の経歴や肩書など全く関係なく、学生時代の関係に戻れ、純粋な心で向き合えること。

この屈託のない交流は、何物にも替え難いものですね~

 

実に楽しい会でしたが、真夜中に近い時刻の帰宅で、翌日から当分疲労が抜けない生活に。

旅行後は、いつも体調を崩す私ですから、覚悟はできていましたものの・・・・・・。

 

驚いたことは、整形外科医院の紹介状をもって夫が入院している総合病院で受けた腰痛の診断結果。

何と背骨の圧迫骨折!

とんでもないことになりました。

けれど、今なお同窓会の余韻を胸に、伏せることなく、何とか暮らしています。

 

夫は昨日退院しました。

腰の痛みは、お薬のお蔭か、次第に緩和されてきています。

自重しながら、また変わりない日々を、明るく前向きの心映えで、過ごしたいもの、と願っていますが

さて今後はどうなることやら、少々思いやられます。

アッ!腰がイタタ~

ブログを長い時間書き過ぎたようです。

 

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お伊勢参り

2015-05-29 07:28:24 | 日記

同窓会の翌日は、いよいよお伊勢参りです。

私が、この同窓会に、ひどい腰痛を押してまでも参加したいと思った訳は、三つあります。

大変お世話になった、恩師のお墓参りがしたい。

懐かしい同窓生に会えるのが嬉しい。

もう一つ、もしかすると一番行く気になった理由かもしれません。

夫の病の回復を、日本で一番格上の神社でお祈りすれば、その願いがかなうのでは、との期待からです。

 

ところが、観光地に詳しいHさん話によると、お伊勢参りではお願い事をしてはいけないとの事。

感謝のみするところなのだそうです。

さてそれではどのような思いで、頭を下げましょうか。

しばらくその言葉を思い巡らし、胸に秘めました。

お伊勢参りでは、内宮と外宮の両方に出かけた私達です。

 

さてこのお参りのお話をする前に、この神社にたどり着くまでの道程も綴ることに致しましょう。

恩師のお墓がある豊橋から、電車とバスで渥美半島を走り抜け、岬にたどり着いた私達。

私は、車窓から久しぶりに伊勢湾の海を見て、子供のように心が躍りました。

その途中、電力発電の風車も目にすることができました。

私が想像したほど目障りなものではなく、自然の緑と青空に溶け込んで、美しい風景となっていました。

 

 

 一時間少々の乗車で、恋路が浜の岬にたどり着いた私たち。

「名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子 の実ひとつ♪」という島崎藤村の抒情詩の舞台となったことでも有名な所だそうです。

浜にあるお店で、潮風に当たりながら、その地名物の特大あさりの焼き物料理をいただきました。

余りに大きなあさりを目の前にして、驚きの声を上げてしまった私。

その素朴で新鮮なおいしさは、格別。

感動ものでした。

迷うことなく、その地の名産を口にできるのも、観光地に詳しいHさんのお陰です。

 

 

そこからフェリーで、伊勢湾を横断し鳥羽港へと。

その船旅で、私が一番楽しみにしていたのは、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった「神島」を望めること。

実は、幸運な偶然ですが、昨年末、この書物を手にし、再読したばかりだったからです。

その冒頭に、この島の美しさを述べた記述があります。

さすがにノーベル賞候補との評判が高かった有名な作家の小説だけあり、若い男女の純愛はむろん、島の情景や、優しい灯台守の老夫婦の姿が心に焼き付いて、今なお離れないでいました。

最近読んだ新進の作家著作物のストーリーは、すでに忘れかけているものが多いのに。

 

友人達にはむろん、その期待感で私の胸が膨らんでいることを告げました。

そのせいか、島影が次第に迫り大きくなってくると、

デッキに出たほうが良く見えるよ、と案内してくれたH君。

灯台はどれだろう?

と数人で、その小説の話題で盛り上がりました。

 

とても小さな村が、山のすそ野の海岸沿いに集落になっていました。

恐らく、本で書かれていたような漁村なのでしょう。

 

 

遠くからから眺めただけですから、その島の美しさまでは、感じ取れませんでしたが、私は目にしただけで十分満足。

紺碧の空でしたら、青い海と島の緑のコントラストが鮮やかで、さぞや美しかったことでしょうに。

残念ながら、その時の空模様は、霞がかかったような白さで、海もさざ波が立ち、多少荒れ気味でした。

 

臆病な私は、デッキの端に立つだけで、足がすくんでしまいそう。

そこで友人に撮ってもらった写真の私は、とても緊張した顔つき。

恥ずかしくてブログになんて。絶対載せられな~い。

 

 

この船旅で、思いがけないものを他でも見ることができ、私の喜びは一層大きくなりました。

さすが男の人たち。

私のみでしたら、周りの景色に気を取られ、見過ごしてしまったかもしれません。

N君が教えてくれたのは、海上保安庁の船と、イージス艦です。

 

 

海上保安庁の船といえば、東シナ海における中国漁船の衝突事故が、すぐ頭に浮かびますが。

イージス艦については、他の友は、「

自衛隊の船ではあるけれど、イージス艦かな~?」

と疑問符を投げかけていましたが。

例えそうでなくても、このような船を目にできた幸運を嬉しく思い、旅行気分が更に盛り上がりました。

 

みんなでワイワイおしゃべりをしている内に、目的地、鳥羽の桟橋が近づいてきました。

そこで、私は懐かしい建物を、目にすることに。

鳥羽水族館と御木本の博物館です。

初孫のR君が幼い頃、夫と三人で三泊四日の旅行を楽しみ、その時、寄った場所だったからです。

 

鳥羽水族館

絵本に登場した、仲良しのジュゴンのセレナちゃんと亀吉君に会うのが、この時の旅行の一番の目的でした。

 

十数年前の、今よりはるかに若かりし頃の私と、元気な旦那さま、幼いR君との旅の想い出が鮮やかに蘇えりました。

想い出の地を再訪すると、こんなに感激するものなのだ、と改めて思った私。

 

御木本の真珠博物館

 

そういえば、母を亡くした翌々年でしたか、奥日光へ家族で旅行に出かけた時の事。

母と共にこの地を訪れた想い出が蘇り、涙があふれて止まらなくなってしまった私です。

この度は、涙は出ませんでしたが、その一歩手前といってもいいほど、感極まりました。

夫が、十数年前と異なり、重い病で伏せているからかもしれません。

 

童心に返り、五十分ほどの船旅を特別室で満喫した私たち。

特別室何て書くと、豪華な船旅を想像なさるでしょうね~

追加料金、数百円です。(笑)

 

いよいよ鳥羽桟橋に到着。

そして伊勢神宮の最寄り駅、宇治山田へと、電車で、私たちは向かいました。

 

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取り留めもない草花の話題~日々を新たに、今日が一番素敵の思いで

2015-05-13 09:38:52 | 日記

最近の我が家の庭は、一番美しい時期が過ぎ、多少の憐れを伴ってきました。

いずれのお花も、花つきが悪く、咲くお花も小輪に・・・・・・。

春の庭を代表するパンジーもローダンセサムも。

 

アジュガも、終わりを迎え。

気高い紫色の花が群れを成して咲く姿は華麗そのもの。

花壇を美しく縁どってくれます。

去年の外壁工事の際、足場で踏みつけられ、そのショックから立ち直れていないような時期がありました。

とても心配しましたが、強い生命力と繁殖力で、花数は少なくなったものの、また美しい花をつけてくれたアジュガ。

もう五年近いお付き合いです。

その喜びとは裏腹で、画像の枚数は少なくて。

 

 

実は、腰がイタタ!イタタ!の日々で、最近、二度も整形外科医院通い。

ここ一週間、庭の手入れは、手抜きもいいところ。

カメラもほとんど手にしていません。

幸いにも、今日は今のところ晴れ模様ですので、このお天気が保ちそうでしたら、後ほど庭の写真を撮り、載せることに致しますね。

 

前回の記事で、モッコウバラが写真を撮る猶予も与えてくれないほど、瞬く間に一番美しい峠を過ぎてしまった、と綴りました。

けれど、この表現は、少々間違っていることに気が付きました。

確かに一番美しいのは、蕾が開き始めた初期の頃との思いは今も変わらない私です。

一斉に満開になると、その後は実に短命。

しおれて枯れてしまった花ばかりとなり、それが全体を覆いつくしてしまいます。

 

けれど,その言い方は、横着な庭主の勝手な感想でした。

かなり大変な作業ですが、まめに花がら摘みを欠かさなければ、美しい姿を長い期間にわたって保つことは可能なようです。

それに気が付いて以来、毎日50輪以上の花がらを私は摘んでいるかしら。

 

 

但し、道路側に面したところに咲く花たちには手が届きません。

ですから道行く人の目に留まる一番美しい時は、やはり束の間。

高い棒ででも枯れた花をふるい落とす手はあるのでしょうが、そこまではなかなか手が回らない私です。

 

モッコウバラといえば、一重のものが、去年から我が家族の一員になりました。

庭の中央に置かれたガーデンチェアーの背側に大きな植木鉢を置き植えつけました。

植木鉢が大きすぎたために根腐れを起こしてしまったのでは、と心配になるほど一時期元気がありませんでしたが、今は蘇ってくれています。

花も付きました。

けれど、ちょっと期待外れかしら。

余りに地味で目立たない。

 

私は、若い時から大輪の花より、野の花のような楚々とした小輪の花が好き。

ゆえに中央のトレリスに絡ませる花も、派手過ぎず、周りの花壇の花を生かしてくれるようなもの、と思っていました。

とは言ったものの、その花姿はあまりに慎まし過ぎて、目にさえ留まらないほど。

 今年は少々がっかりですが、年を重ねるにつれ、花数が多くなってくれることに望みをかけましょう。

 

モッコウバラ以外にも、我が家にはあと二種のバラがあります。

一つは勝手口側のフェンスに絡ませた、つるバラ、ドリームラベンダー。

とても美しい名称ですね~

元気ですが、全体の姿が何だか変。

私は剪定の仕方を間違えてしまったのではないかな~?

幾分後ろめたい気持ちで、成長を見守っているところです。

 

壁際の背丈の高い植物がアイスバークです。

 

バラの中で、今年、一番期待しているのは、アイスバークです。

一重のモッコウバラと、ほぼ同じ時期に購入しました。

その後、順調に育ち、蕾も付けている姿を見て、わくわく感が次第に募っています。

これから、うどんこ病や害虫がバラを悩ます時期に差し掛かりますね~。

自信の余りない庭主の手におえるか、心配でなりません。

お花の話題は、語りだすと取り留めもなく、延々と続いてしまいそうですから、このあたりで終わりにします。

 

体力のない私が、主婦業を精いっぱいこなし、旦那さまの介護、お庭の手入れまでするとなると、大層多忙な日日となります。

自己啓発のためのデスクワークの作業も大好きな私。

欲張り過ぎとは分かっていても、それを一つ一つこなしていくことに、私は殊更の充実感を覚えます。

最近は、体調も良く、良い時が紡がれていて、それなりに満足の日々。

(この記述は、実は一週間ほど前のもの。その後ひどい腰痛に見舞われ、苦労中です。)

 

 

夫は腫瘍マーカーの数値が昨年末から正常!と言った、信じられないような喜ばしい結果も出ているのですが・・・・・・。

昨年の春は20を過ぎていましたのに、今は何と3です。

しかし、他にも気がかりなことがいろいろあります。

抗がん剤の副作用で、元気が全くない旦那さまの姿が、心配でなりません。

 

最近はブログねたに事欠かない日々でしたが、またしばらくお休みさせていただきます。

「今日が一番素敵」の思いで、毎日を心新たにして、素敵に過ごしたいもの、と願っています。

拙い私のブログにお立ち寄り下さいます方々、ブログ村の皆々様も、くれぐれもご自愛の上、良き日々をお過ごしくださいね。

 

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最近買ったものです♪~多少の贅沢をしました。

2015-04-12 08:06:34 | 日記

先日の記事で、今年は五月に目標を達成するため、倹約のタガを緩めて、1~2年の間だけショッピングを楽しみたい、と書きました。

まだ目標を達成したわけではなく、その一歩手前といった感じなのですけれど・・・・・・。

その時が待ちきれず、夏のボーナス払いという手を利用.

この五年間欲しくてもひたすら我慢してきたものを数点、早々購入してしまいました。

 

 

デパートで見かけた寄せ植え

世界的に活躍している方のアレンジのようです。

 

でも既に、本当に必要だったかしら、と後悔したものが数点あり、ショックです。

必要だったけれど、今一つその商品に自信が持てなくて、高価だっただけに、心がすっきりしないものも。

お買い物って難しい~と今更ながら、また痛感しています。

 

私の今の買い物欲求は、我慢した反動ゆえ、結構危険、危険!(笑)

注意し、慎重にならなければ、と反省しています。

 

奥のシルバーの植物は、私の大好きなエルモフィアです。

後述の画像のアップは、数時間後にさせていただきます。

どうしても優先しなければならない家事がありますので。

 

ショッピングは神経を使い、大変疲れる事ゆえ、私は余り好きではありません。

必要に迫られると、しぶしぶデパートに行くタイプかしら。

ほとんどが、デパートでしか手に入らない化粧品を買うためです。

ワクワク感はさほどないし、気に入ったものに出合えないのでは、といった不安感の方がいつも強くて・・・・・・。

祈るような気持ちで、目的のものを物色し、結局何も買わないで帰る。

せっかく来たのだから、と妥協した買い物をしてしまう。

このどちらかが、結構多いです。

 

買いたいものがある時は、安物買いの銭失い的なことになるのは避けたくて、ある程度の高級品をお目当てで出かけます。

とは言っても、私の高級品はしれています。(笑)

私が愛読している婦人雑誌のミセスと家庭画報に載っているモデルさんがまとっているドレスやバッグの価格を見て、いつも驚いてばかりの私ですから。

 

 

或る方が、私の事を「ブランド好きの浅はかな性格の女性」と、数度にわたって批判されましたが・・・・・・・。

私がブランド品を買うのは、自分の選択眼に自信が持てないからに過ぎません。

ブランドと称されるお店の商品の中から気に入ったものを選べば、一番無難で間違いがない、といった安心感が抱けます。

そのうえ、大切に扱えば型崩れもせず、驚くほど長期にわたって使用でき、かえって安上がりになると思っているからです。

 

陳列されているあまたの膨大な商品から選ぶなんて、私には無理。

気に入ったお店を数点に絞り、そのお店で、すべての買い物を済ませるのが私の理想です。

私と夫の割とフォーマルなお出かけ着はそのようにしてきました。

年金暮らしになってからは、その二店はとても敷居が高くなり、めったに買いませんが。

 

この大きな利点は、どんな組み合わせでも、ちぐはぐにならず合い、素敵に見える、ということでしょうか。

基本のデザインや材質におそらく共通のものがあるからでしょう。

コーディネートをいろんな風に楽しめます。

 

さて、今年になり購入したものを、いよいよ公開することに致しますね。

とは言いましたけれど、何のために、わざわざ公開するのかしら。

その必要性をまるで感じない。

何だかうれし気な行為に映ってしまいそうですね~

 

それに好みは、人それぞれで、千差万別。

私が気に入ったものでも、「センスが悪い~」何ておっしゃる方がいるかもしれません。

私は、その方の好みを知って、たとえそれが自分と全く異なっても、そんな感情は抱きませんよ。(笑)

その方特有のセンスをを感じて、かえって親近感を覚えます。

私の買い物をご覧になる方にも、同様な気持ちを抱いて、楽しんでいただけますように。

 

まず、トートバッグの画像を載せます。

私がよくスカーフを買うお店です。

一昨年でしたか、ハンドバッグのように堅苦しくなくて、カメラ等、かさばるものがたくさん入る大きな軽いバッグが欲しくて仕方ありませんでした。

そして購入したのが、下の画像のバッグ。

 

 

リバーシブルになっていて(裏はブラックです)、それはそれは重宝し、お出かけ時は必ずと言ってよいほど持ち歩きました。

デパートの店員さんや友人にも、「お洒落!」と、褒めてもらったことが度々あるバッグです。

 

しかし気に入ったとはいえ、こればかり持ち歩いていては、そのうちに、バッグはくたびれてしまうでしょう。

良いものを長く大切にしたい、との私の方針から多少ずれてしまいます。

レザーのハンドバッグをほとんど持ち歩かなくなってしまった昨今の私。

せめてもう一つ欲しい、と昨年の秋ごろから切望し、デパートに出かける度に、お店を覗いていました。

 

年が明けてしばらく経過した頃、良い出逢いにやっと恵まれました。

多少の迷いはありましたけれど。

 

念頭に、頭から離れないトートバッグがあったからです。

お洒落な方が持ち歩き、今とても流行しているバッグです。

次女は、十数年前から、そのバッグを愛用しているのですが。

私は素敵とは思うものの、何か物足りなさがあり、買う決心が尽きませんでした。

 

 このバッグもリバーシブルになっていて、ブラックのバッグとしても使用できます。

 

そして選んだのが、上の画像のバッグです。

私はこのお店の、商品の柄が若い頃から好きでした。

二十年近く愛用し、さすがに持ち歩くのが恥ずかしくなるほどくたびれてしまったトートバッグもこのお店のものです。

そういえば、化粧ポーチもそう。

これも十数年愛用してきました。

余程相性が良いのでしょう。

私が使い古したこのお店の定番のバッグも、また候補の一つだったのですが、多少の冒険をしました。

私が好む、モノトーンやベージュ系の洋服に、バッグの大胆な柄と色合がとても引き立ちます。

心から気に入り、今は二つのバッグを洋服に合わせて、交互に持ち歩いています。

 

但し、このバッグの思わぬ意外性に、後から気が付き、小さなショックを受けましたけれど。

両側に幅広いマチがあるのですよね。

ですから画像より小さな型が、本来のバッグのデザインのようです。

 

さて、次にご紹介するのは、数週間前に購入したばかりの物。

実は去年くらいから、バッグ同様に欲しくてたまらない装飾品がありました。

ジュエリーというほどのものではありませんが、天然石の多少華やかなネックレスが欲しくて仕方ありませんでした。

上質の白のシャツブラウスやベージュのタートルネックのセーターに、それをかけるとたちまちお洒落っぽくなるような形状のものが。

でも選ぶ自信なんて、私には全くなくて、物色することさえ無駄な努力のように感じていました。

 

ところが、全くの偶然で、よい出逢い(?)がありました。

百貨店の化粧品売り場で用を済ませ、通り過ぎようとした通路沿いのショーウインドウに、素敵な私好みの色合い天然石のネックレスが陳列されているのが目に留まりました。

単なる気まぐれで、店員さんに首にかけてもらいました。

とても素敵!似合っている!、と直感で思いました。

いわゆる一目惚れです。

 

コートと同じお店で購入したシャツブラウスとともに。一連から三連まで使い分けられます。
今回の中で一番高価なお買い物でした。
この手のネックレスでは有名なブランドのようですが・・・・・・。
衝動買いなので、少々の後悔が・・・・・・。
もっと慎重にお買い物すべきではなかったかと。

 

一目惚れするほどの商品に出逢うことはめったにない、ということは長い人生経験でよく承知している私。

ですから、衝動買いでなく計画されているものなら、その機会を逃すのはあまりに残念。

但し、正札を見て、さすがに迷いましたが。

この貴重な出逢いを大切にしなければとの一心な思いから、ついに購入。

 

今風の格好いい服装をされた店員さんから、「とてもおしゃれな方ですね~」とお世辞を幾度も言われ、年齢を告げると驚かれ・・・・・・。

私がボーネックのラメ入りのブラウスのうえに来ていたセーターは次女のお下がりに過ぎなかったのですが。(笑)

 

その時の服装に、購入したネックレスをかけています。

ネックレスの金色への抵抗感が結構強くて・・・・・・。
私、大失敗の買い物をしてしまったかしら。(涙)

 

響きの心地よいその言葉に、載せられてしまったようにも。

このようなお世辞の声掛けは、ほとんどすべての来店客に対してでしょう。

さらにデパートの魔法の鏡は曲者。

実物より、身に着けた商品が、はるかに素敵に映るのですよね。

とても不思議な現象。

 

上に挙げた二点のお買い物以外に、私が心から気に入っているものがあります。

トレンチコートです。

実は、このコートも次女のお下がりを長い間着用していました。

お下がりとは言うものの、おそらくMちゃんが大学時代に来ていたものではないかしら。

それがクローゼットにかけたまま、結婚後も放置してありました、

色はグレーで、そういえば妹とイギリス旅行をした時に持参しましたから、もう十数年使用していたのではないかしら。

 

とても気に入ってはいたのですが、このコートを見限ったのは、ひょんなことからでした。

一昨年の高校の同窓会の想い出写真を見たときの事。

コートのラインが、あまりに今っぽくなくて、野暮な感じに見えてしまったのですよね。

それ以来買い換えたいと思い続けていましたが、節約を旨としていましたから、我慢、我慢の日々でした。

 

 

 

そしてこれも思いがけない出逢いで、それも自分が似合わないと思い続けていたトレンチコートです。

トレンチでは、特に有名なお店で、三月いっぱいで閉店し、英国の直営店のみになる一歩手前での購入。

色合いが私の顔には良く映り、トレンチコートながら材質がソフトなせいか、エレガントさも幾分あり、これは大層気に入りました。

夫の衣類は、このお店のものでほとんど統一しています。

ですから閉店してしまうのが、本当に残念でたまりません。

 

直営店になると、似た商品の価格が、1.5倍以上跳ね上がりそうですから、最後の購入チャンスを逃さないで済み、喜んでいます。

この時、白のシャツブラウスとカジュアルで結構大胆柄のワンピースも。

これは、閉店すると聞き、つい焦って買ってしまった衝動買いだったようにも。

 

後悔するような無駄な買い物はしたくないと、この数か月のショッピングで痛切に思った私。

その反省に立ち、前々回の記事で記したように、四季の衣類の整理をコーデイネートもいろいろ工夫して徹底的にすることにし、今それを実行中です。

 

今年になり購入した、バッグ、シャツブラウス、コートをコーディネートしてみました。

 

こんな事を綴ると、贅沢な人と思われてしまうでしょうか。

私は、夫の状況から、もう旅行は無理ですし、この五年間の節約へのご褒美と思えば、今年の少々意欲的な買い物行動は許されると思っているのですが・・・・・・。

どうか、今後のショッピングのご報告と私のささやかな喜びを、おおらかな気持ちで受け入れ、楽しんでいただければ幸いに存じます。

また、何か購入したときには、ご報告させていただきますね。

乞うご期待なんて言ったら、軽蔑されてしまうかしら。

無駄遣いはしないように、慎重に慎重に行います。

 

 

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料理ブログへの思い 

2015-04-09 07:15:49 | 日記

私が料理ブログを始めた目的はいくつかありますが、最初に思ったことは・・・・・・。

その事に思いを致すと、そろそろ卒業してもいいのかな~、とさえ思うこの頃です。

 

料理ブログ開設前、私が夕食作りで一番苦労したのは、料理の献立を考える事でした。

似たような味の料理が何品もあったのでは、食欲をそそらないでしょう。

濃い味、薄い味、甘い味、辛い味、酢の味、実に多彩な味が、人の味覚に合わせてありますね。

ゆえに、そのメリハリを付けた献立にしたい。

料理の色合いも、同様です。

そんなことを考え始めると,なかなか献立が決められなくて、日々とても苦労をしたものでした。

 

鶏のしょうが焼きとグリーンアスパラガスのマスタード風味・鯛の桜花サラダ・
あさりの酒蒸し・さくらご飯

 

その様な状況のなか、思い付いたのが、料理ブログです。

私が得意とする、あるいは是非作ってみたいといった料理ばかりを載せた、私専用の料理本を、ブログで作り上げてはどうかしら。

そうすれば、その本を見て、献立をアッという間に決められ、楽ではないかしら。

 

そんな思いから開設しようと思った料理ブログですが、さらに夢が膨らみました。

娘や孫にも利用してもらいたい、と。

私がこの世から消えても、役立つものを残せる嬉しさが、大きな励みとなり、料理ブログ綴りにも、一層力が入るようになりました。

 

鯛の桜花サラダ

 

その目的にかなう内容にするためには、レシピを丁寧に綴らなけれなりません。

これが結構大変で、多かれ少なかれ、私の暮らしの負担になっていきました。

最近は過去の献立を多少変えただけの物が多く、ほとんど過去記事のレシピをコピーするのみです。

ですから、ずいぶん楽になりましたが。

画像は、もちろん新しいものです。

 

鯛のソテー香りソース・若竹煮・ひじきの五目煮・山芋の南蛮酢あえ・菜の花の辛し和え・たけのこご飯

食欲旺盛な旦那さまは、いつもほとんど残さず食べてくれるので、作り甲斐があります。

 

料理ブログを綴るうちに、もっと便宜を図った内容にできないものかと思い巡らし、考え付いたのがレシピ付き献立でした。

数年たって、そのカテゴリーを設けましたが、その献立数も、かなりの数になっています。

ですから、日々の料理は、その中から選んで作れば、以前のように献立を考える苦労をしなくて済むわけです。

料理ブログの目的をほぼ果たした、と言ってもいいのかもしれません。

 

40代のころに購入した本です。
食卓への夢を抱き続けて数十年の私ですが・・・・・・
折々でめくっている、目の保養に過ぎない愛読書です。

 

それなのに、私は過去の時以上に今、日々の献立に思いあぐねている自分に気が付きます。

同じものを作って、ブログに載せても意味がない、と思ってしまうのですよね。

そう思うと、結構なストレスになり、新しい料理や新しい献立を必死で検討することに。

美味しい一品に出合うと、それはそれで、とても嬉しいことです。

自分のレパートリーが増えた喜びにも浸れます。

 

一方、そのような努力はせず、ブログに載せない簡単料理や節約料理を作ることも再々です。

私は使い回しを工夫せずに献立を考えますから、そのために買った食材が、結構余ります。

ですから、それを使い切る節約料理を、ブログに載せる献立の合間の昼食と夕食で作るようにしています。

それを使い切り、冷蔵庫が空に近い状況になれば、また新しい献立をいくつか考え、買い出しに。

 

 

しかし、もうそろそろ、こんな苦労は止めて、今までこしらえた献立を使い回してていけばいいのではないかしら、と最近思うようになりました。

けれど、三度の料理は、私の暮らしに大きな負荷をかけているものの、決して嫌なことではないのですよね。

クリエイティブな料理は、私の性格には合っていて、生甲斐に近い喜びにもなっているからです。

 

主婦にとり、この作業を楽しむか楽しまないかで、日々の暮らしの張り合いと充実感が、随分変わってしまうのではないかしら。

ですから、それなりの時間をかけるクッキングを愉しまなければ、その時間が余りにもったいなさすぎます。

ですから、できることなら思い切り愉しみ、料理作りにも夢を持ちたい。

そのささやかな望みを日々実現していくためにも、料理ブログは大きな励みになります。

ですから、なかなか止められません。。

 

私がお気に入りの写真ですけれど、とても気になるところが・・・・・・
汁物のお椀の位置が間違っていませんか???(笑)

 

私の料理ブログ、多少は工夫をして、家族用料理テキストの体裁は何とか保っているつもりですが、内容や記事に無駄なものが多過ぎて。

間違ったカテゴリーに入れた料理を放置したままのものも数知れず。

そのうちきれいに整理し直したいな~、とも思っています。

 

模範としたい料理ブロガーさんもいらっしゃいます。

今後も大いなる刺激を受け、一生勉強のつもりで、クッキングを愉しめるといいのですが。

気ままを良しとして、細く長く続けていくことが理想ですが・・・・・・。

 やはりそろそろ料理ブログは卒業かしら・・・・・・・。

揺れ動いて、心が定まりません。

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最近の夫の様子 

2015-04-08 07:31:03 | 日記

或るブロガーさまが以前、ご主人様のことを控えめな旦那さまと称され、歩く時、いつも後からついてくる、とぼやいておられました。

それを読み、思わず笑ってしまった私です。

確かに奥さんは、颯爽と元気に一歩先を歩く夫の背中を頼もしく感じるものかもしれません。

 

実は、私の夫は、元気な頃はその通りでした。

姿勢が良いとは言えませんが、歩くのは早くて、同伴した時、私は常に遅れがち。

慌てて小走りに歩を進め、Yさんに追いついたものです。

 

今となると、そんな旦那さまを無性に懐かしく思います。

病気になり、特に大腸がんを患い、人工肛門と腸の穿孔に届くドレーンを取り付けてからは、歩みの速度が一気に落ちました。

今では誰が見ても、普通ではない体と分かる、弱々しい歩き方しかできません。

杖を勧めたことも最近ありますが、まだ乗り気ではなく。

外と屋内の手すりの設置は、1月の半ばに、業者さんにお願いし、区役所の手続その他一切、一任しています。

随分日がかかりましたが、数日後にやっと取り付けられることに。

不機嫌な顔で旦那さまが拒否し続けた手すりでしたが、最近はさすがに、それを容認してくれています。

 

 

年初に受けたCTその他の検査によると、良くなったところ、現状維持、新たな不安事と、実に複雑な検査結果報告の内容でした。

良くなったところは、肝臓がんが画像から消えていること。

体の要の肝臓の病は、私には一番怖い、との印象がありますから、抗がん剤の効果でいったんは消滅してくれ、こんなに嬉しい事はありません。

一方大腸がんは、良くも悪くもなっていないようでした。

但し新たな心配事が。

命には別条ないことですが、結構深刻な問題。

まだ疑いに過ぎませんので、記事で触れることは控えようと思います。

 

食欲は旺盛で、顔色もとてもいいです。

体重も、ほとんど減っていません。

歩かなければ、健康時と、何ら変わりないように見えますが、実際は抗がん剤の副作用で、厳しい毎日を過ごしています。

酷い倦怠感と、手のしびれが嫌でたまらないようです。

 

入院中の夫は、実に優等生の患者さん。

時に、看護師さんが、同じ質問を繰り返すと、心なしか呆れたようなイラついた話し方をすることがあり、私の胸はドキドキ。

お世話になっている看護師さんに失礼では、と心配になりますけれど。

辛抱強い冷静な患者さんであることに、間違いはないでしょう。

 

我が家での旦那さまは、どうでしょうか?

私の目には、「随分性格が変わったな~」と映ります。

以前は、腹を立てたり、私に文句や愚痴いう人では全くありませんでした。

ところが、最近は短気で偏屈傾向が顕著に。

旦那さまの理解しがたい言動に、気分が滅入ることが私はよくあります。

病人ゆえ仕方ない事と、何を言われても、できるだけ柳に風で聞き流すように努力していますけれどね。

 

 

私にとり、Kさん同様に親友といっていいAさんと、先日、その苦労話をしたばかりです。

Aさんのお住いは他県ゆえ、めったに会えませんが。

ロス在住時に培った信頼関係は、全く変わりありません。

電話でお話するたびに、その思いを強くします。

Kさん同様、何を話しても意気投合できる間柄の私達です。

 

Aさんは、数年前に、ご主人様を肝臓がんで失くされました。

その後、奥様も心臓の大手術を乗り越え、生還されています。

「こんな苦しみを味わされるのなら、手術などしなければよかった」と思うほどの辛い闘病生活でいらしたようです。

 

亡くなられたご主人様は、夫の大学の先輩に当たられますが、実に温厚な優しいお人柄の方に私には見えました。

ところがAさんがおっしゃるには、

「私は、夫にとって直近の部下と変わりない存在だったのよ。

命令すれば、従順に従うのが当然と思っていたと思うわ。

病気になると一層その傾向が強くなり、人格が変わってしまい、とてもショックだったの」

と。

 

 芽吹きとともに萌えだした若葉の繊細な色合いの何と優しく美しい事。
印象派の絵画を観るが如くでした。
青空でないのが残念です。

 

Kさん同様に、Aさんは、私が敬愛して止まない、主婦の鑑のような女性でいらっしゃいます。

若い頃は、容姿も雰囲気も、新珠美千代さんに、そっくりでした。

暗い内容のお話でも、決して愚痴っぽく述べられません。

前向きの志を忘れず、どんなに辛い体験でも、常に明るい口調でさばさばと語られます。

身に備わった品位が滲み出る物言いは、本当に素敵。

私は見習えるものなら見習いたい、と思うことばかりです。

そして、お話に非常に説得力があります。

お喋りするたびに、彼女からいつも励まされ、私は新たな元気を一杯授けてもらってきました。

 

今回も、私は彼女の言葉に心から共感し、笑いながら言いました、

「家政婦より部下なら、多少聞こえがいいわね」と。

「私も今後は部下になったつもりで、主人に接することにするわ」と。(笑)

 

そういえば、母が入退院を繰り返し病院でお世話になっていた頃のこと。

今の伏線のようなお話が、看護師さんからありました。

「病気になると、男性の方が忍耐が足りなくて、手がかかると。

特に企業の管理職で威張っていた人が、一番我儘になる」と。

 

私の夫は、威張る人ではなかった、と思いますが・・・・・・。

今のところ、病院では優等生でも、我が家では、多分にその傾向があるようです。

 

いえいえ、それは間違った見解かもしれません。

今程度の我儘は当たり前のことで、よく辛抱し冷静に振舞っていて感心と思えてもくる旦那さま。

見習いたいところも多々ある人ですから、これ以上悪口を言うのはよしましょう。(笑)

 

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肩の荷が重くなる一方の私 

2015-04-07 07:26:42 | 日記

桜の季節が目の前で、空気も和らぎ、春めいてきた頃のことです。

心はそれに呼応して、軽やかに弾んで当然のはずでしたのに・・・・・・。

その時期の私は、結構ストレスが多い多忙な日々を送りました。

 

夫の病気に、新たな心配事が加わったことも、その大きな要因の一つですが。

区役所への医療関連の申請等の煩雑な手続きを、私が、すべて行わなければならなくなったからです。

 

およそ、1年半前あたりまでになるでしょうか。

その頃は、夫が一人で役所に出かけ、その手続きを済ませていました。

昨年の秋は、私が同伴しましたが、傍に付き添い見ているだけ。

旦那さま任せで、区役所の職員の説明を受けながら、Yさんがしている事も、よく理解していませんでした。

記入欄に筆記をしたのみです。

介護関連のことは、私の仕事でしたが。

毎年の確定申告も然りです。

 

 

私は、家事専門で、それにかかわる時間が非常に長く、そのうえ動作も早くありません。

Yさんは、家のことも育児もすべて私に一任で、全くお構いなしの人でしたので、私はそれでもう手一杯。

せめて税金や医療関連など、行政上の手続きは、旦那さまの仕事と割り切り、ほとんど関与してきませんでした。

 

今も体力がもう少しあり、目の病の進展がなければ、夫にすべて任せられるのですが、もう限界のようです。

私にも、それがよく理解できます。

そのため、先日の入院日の翌日のこと。

入院費の領収書その他を持参して、銀行、区役所の保険課と福祉課、すべてを回り、私一人で目先の用事を、無事に済ませることができました。

初めて私が経験することゆえ、その日は朝から緊張し、帰宅後は安堵から気が抜け、翌日は異常な肩こりに悩まされました。

 

 今年の桜にとり、当地の天候は非情でした
満開後、のどかな晴天の日があったかしら。

 

夫は、何事でも私に教える時、言葉少なに簡単な説明しかしてくれません。

私はよく文句を言います。

「もっと丁寧に話してくれないと、理解できないわよ」と。

すると、

「どうしてこの程度のことが分からないのだ。

ちゃんと説明したではないか」

と言いたげに、呆れた気難しい顔を良くするのですよね。

 

私は慣れていないことですから、簡単な説明では意味不明なことも多くて、何度も聞き直し、正確に理解しようと努めます。

いつもそうですが、旦那さまは、自分が解っていることは、私もある程度承知していて当然、といった前提で話し始めるので、本当に困ります。

私は旦那さまのように、明晰な頭脳の持ち主でもありません。

私のレベルに合わせてくれればいいのに、といつも思うのですよね。

 


娘の頃、お正月には、家族で百人一首のかるた取りをするのが恒例でした。
「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」
大好きな短歌で、妹と二人で最初から狙っていました。(笑)
今年は強風に見舞われ、この歌にふさわしくない散り方だったようにも・・・。

 

でもこれからは、次第に夫に尋ねることもなくなっていくでしょう。

すべて私がやり遂げないといけなくなりそうですから。

 

年を重ねるごとに、頭は弱くなり、忘れっぽくなっていく一方の私です。

けれど、肩の荷はますます重くなり、何だか複雑な心境でいます。

そのうち、一人ではこなせなくなり、娘たちを頼ることになるやも・・・・・・。

事実、確定申告は、長女夫婦にお願いしてしまいました。

 

 この度の区役所の手続きでは、一月の医療費に於ける高額療養費制度の申請をし、5万円弱の払い戻しが受けられることになりました。

もう一つ、夫の身体障害者手帳の交付手続きも完了で、その手帳を手にすることができました。

 

まずはホッとしたものの、安心とそのストレスからか、翌日の朝、肩こりのみならず、狭心症の発作が出て、ニトログリセリンを服用。

今年になって、何回目かしら。

例年になく、飲む回数が多くなり、ちょっと心配。

心は、いくら前向きで元気なつもりでも、体は正直に、いつも反応してくれます。

私が倒れると、我が家は大変なことになりますから・・・・・・・。

旦那さまのためにも、子供たちのためにも、自重して暮らさなければ、と思うこの頃です。

 

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アナログ社会への郷愁

2015-04-06 07:32:44 | 日記

本格的な春の到来が待ちわびられるこの頃ですが・・・・・・

(タイムリーで綴っていませんので、このような間の抜けた書き出しで、申し訳ありません。)

おそらくこの記事を投稿する頃は、桜が散り始めているのではないかしら。

私の最近のブログ綴りは、実に呑気な構えになってしまいました。

更新の間隔が、次第にもっと開いていきそうな予感がしています。

でも、相変わらずブログを書く時間帯をどこに置くか、悩んでいる私です。

速く更新をしませんと、皆様から忘れ去られてしまう、といったストレスも無きにしも非ずの日々でした。(笑)

 

最近は、七編の記事の大筋が決まり、およその文章が出来上がったところで、記事の投稿を再開する、といった形を取っています。

ブログを開設し、最初の数年間は連日投稿していました。

その上、文章はもっと長くて驚き。

十分な推敲をする暇がなかったのでしょう。

似た内容のことを、一つの記事で二度綴っていたりで歯切れの悪い文章で恥ずかしくなります。

ある時期は一日置きにに綴りました。

連日に比べると、多少楽になったものの、それでもしんどくなり、一時は不定期に。

 

そして今は、一週間連続投稿したら、お休みをしばらく取る。

この方法を突然思い付き、実行に移し、ひと月半ほどが経過したでしょうか。

投稿日を気にすることなく、気ままに綴れ、このブログの書き方を大変気に入ってはいますが・・・・・・。

それでもやはり、ブログに時間を結構取られている私です。

何故?って思われますよね。(笑)

前に比べると、起床時間も遅くなり、ずいぶん短くはなりましたが。

 

家事が一段落ついた夕暮れ時、近所をお花見散策をした時の写真です
曇り空で逆光。悪い条件の中、私の未熟な腕もあり、満足な画像がありませんが、
しばらく記事に桜の写真を、撮った順番に載せていきます。
宜しければ、お花見を楽しんでくださいね。

 

日課にして毎日綴ることが、ボケ防止の強力な援護策になってくれると思うからです。

ですから、更新の間を長くとっても、相変わらずブログのことが頭から離れない。

更新を始めると尚更の私です。

 

七回分の記事の大雑把な下書きはできているのですが、更新の前日は、なぜかまた、結構時間を取られます。

写真のアップが、大変なのですよね。

 画像を選んで、サイズを決めて・・・・・・・。

人物にはフィルターを掛けなければいけません。

このフィルタリングは、前回、失敗。

お化けといわれ、少々ショックでした。(笑)

新しいフィルターを試みたのですけれど、自分の印象を壊さないように、隠すのは、それなりに難しいです。

 

色も調整したいところですが、パソコンをウインドウズ8.1にしてからは、それが簡単にできなくなりました。

撮ったままの画像を、仕方なく載せています。

 

 

 

こんな具合で、最近の私は残り少ない余生にもかかわらず、ブログ綴りに結構な時間を当て、心身のエネルギーをも消耗している気がしてなりません。

そう思うと、悩みのるつぼに時々はまってしまうのですよね。

そして、妹(世界に一つだけの姥花日記)にその悩みを、電話で聞いてもらったりもよくしています。

 

 「何か大切なことを犠牲にして暮らしているのではないか」と言った気持ちになったり。

この所為がなければ、もっと日々丁寧に暮らせて、旦那さまや娘たちにも細やかな気を遣ってあげられるのではないか、と思ったり。.

 

更に、私の悩みを究極まで突き詰めると、PCの操作など知らないほうが良かったのかもしれない、と。

アナログの世界で暮らしていた方が、私は幸せで、自分らしい日々が過ごせたのでは、と。

極端な思いですが、このように思うことさえあります。

 

恐らく私の年齢でパソコン操作ができる人は、決して多くはないでしょう。

飽くまで私の推測に過ぎませんが。

そのような方達の暮らしに、羨望の眼差しを向けたくなったりもするのですよね。

事実、前のお宅のご夫婦は、経済的には非常に恵まれたお暮らしですが、パソコンはお宅にはないようです。

携帯はお持ちですが、PCがないことによる生活の支障や不自由さを感じていらっしゃるようには、全く見受けられません。

 

 

でも私は、今更ネットの世界と縁を切ることなど、到底無理。

止められない理由、止めたくない理由があります。

この二つの言葉似ていますが、微妙にニュアンスが異なると思いませんか。

 

でもその理由で思うことは一つなのですけれど。

今更やめられない理由は、私の年齢になると、一生懸命打ち込んできたことに終止符を打つと、一気に頭の老化が進行し、認知症になりかねないからです。

止めたくない理由も同様で、認知症の予防に、ブログ綴りほど最善の方法はないと思うから。

 

今後、老夫婦にとり、一番目標にしなければならないことは、認知症の回避と健康維持。

何だか、チョッピリわびしく哀しい目標ですけれど。

急速な高齢化、少子化問題に揺れる我が国。

社会保障の恩恵に甘えないで、国と家族に負担をかけない暮らしを心がけたい私です。

ブログ綴りは、その点で、非常に効果があるでしょう。

 

日頃は、物事を深く考える事もなく、雑事に追われて暮らしているに過ぎない私ですが、

ブログを綴ることで、自分を見つめ、自省できます。

多少でも、心と頭の整理ができ、活力が生まれてきます。

感性が鈍るのを防いでもくれる事でしょう。

 

それはとりもなおさず、一番の若返りの秘訣ではないでしょうか。

心が若返れば、体もきっと元気になるはず、と思いたいです。

 

プロフィールにも書いている通り、自分磨きをして一生成長し続けることが、若い時からの私の一番の人生目標でした。

ですから、ブログ綴りで思考を深め、感性を磨き、亀の歩みでも1歩1歩、成長できれば、と願っています。

そのために、今後書くペースが消え入りそうにのろくなっても、細く長く続けたいもの、と。

ブログにこんな思いを抱く私ですが、今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 最後になり誠に失礼ですが、マジョリンさんへ。

 

まだ信じられない思いでいます。

一言の理由も述べられない、潔いブログ界からの去り方に、如何にもマジョリンさんらしい清々しささえ、感じますが・・・・・

でも悲しくて、寂しくてたまらない私です。

何か余程のご事情がおありなのでしょうか。

ご体調を壊されたとか、心配は尽きませんが。

きっとブログ綴りの時間さえ惜しくなるような、素敵な余暇の過ごし方を見つけられたのでは。

そうで、あられますように。

願わくば、ひと月に一回でも更新して頂けないでしょうか。

今まで通り、お元気な姿を拝見できることを願って止みません。

 

ユーモアたっぷりで、ご主人様への思いがあふれた温かな記事。

絵画、その他文化的なことへの造詣が深くていらっしゃり、知性溢れた綴り。

体質的には私に似て、ご丈夫ではいらっしゃらないお体にもかかわらず、刺繍、園芸、お習字などに意欲的に取り組まれるお姿。

ただただ感心する事ばかりで、私の憧れのブロガーさんでした。

風当たりが厳しい時、マジョリんさんのことを思い浮かべるだけで、どんなに心が励まされ支えられたことでしょう。

本当にありがとうございました。

どうかお体をくれぐれもご大切に、ご主人様と二人三脚で、ますます充実した日々を、お過ごしくださいね。

 

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人生はいろいろ

2015-03-23 08:01:40 | 日記

親友のKさんと、電話でお互いの最近の苦労を語り合った事を、昨日綴りました。

いつも明るく前向きな人生を送ってこられた彼女の言葉だけに、その大変さが一層心に響き、身に沁みました。

昨日は、Kさんと同様に米国在住時以来の親しい友人のAさんとも、同様のお話をした私です。

苦労を味わっているのは、私だけでないとの思いを、一層強くしました。

 

高齢化が急速に進むわが国。

親の介護、老老介護の問題に多くの家庭が取り組んでおられるはずです。

それでもなお、日々を元気に明るく過ごそうと頑張っていらっしゃる方々が多いに違いありません。

そう思うと、私も新たな元気が湧いてくるようです。

 

 

 

Kさんは、90代になられるご両家のお母様の介護の真っただ中でいらっしゃいますが、

私は、その介護を50代ですでに経験済みです。

けれど、後悔も多々あり、やり直せるものなら、もう一度やり直したいとさえ思います。

 

まだ夫は現役のサラリーマンで、娘たちは、大学生の頃の事。

家族への細やかな心配りと時間が必要な時期でした。

両親に十分なことをして上げられなかったのでは、との心の疼きは、今なお消えることはありません。

 

 

但し、次第に認知症がひどくなる母を、注意したり叱ったことは一度もなく、常におおらかな気持ちでいられたことが、私の心の慰めになっています。

父は、非常に几帳面で記憶力のいい人でしたから、私の忘れっぽいのろ間な態度に、時々いらいらしていました。

そんな時は気まずい雰囲気が流れたりはしましたけれど。

嫌な思い出は、そのくらいでしょうか。

主婦業も忙しく、娘は遅い反抗期を迎え親子の確執もあり、未経験なことにも、いろいろ出合った時期でした。

精神的ストレスも結構多い時代の両親の介護だっただけに、心残りのことがいっぱいあります。

 

 

昨年の秋ごろの事でしたかしら。

高校時代の同窓生から、電話があった時のこと。

友人のMさんが、言いました。

「介護で満足なんてありえないわよ。

みんな心残りなことをいっぱい残し、反省して終了するものよ」と。

 

彼女は、整形外科医で病院を経営するご主人さまの片腕となりながら、年を重ねておいでになった方です。

病院の窓口や病室で、お年寄りやそのご家族の苦労話に耳を傾けてこられたに違いありません。

彼女のお人柄から、容易に想像できることです。

 

「後悔を残して終わるものよ」

うろ覚えのため、言い方が、多少違ったかもしれませんが、とても説得力のあるおっしゃり方でした。

私は胸が熱くなりました。

 

桜の大木。
背景の空が、桜の開花を待ち望むかのように、ピンク色に染まって
とても幻想的な光景でした。

 

Mさんは姉御肌で、一見とても明るい方に見えますが。

その彼女自身も、一時うつ病に苦しまれたようです。

ご主人様も重い病を患われたり、と。

 

隠居となり、お縁側で日向ぼっこのお年寄りのイメージは一昔前のこと。

今の時代には、通用しませんね。

 

核家族化し、年を重ねても自立し、我が道を行くお年寄りの方が素敵に見える時代。

病気、介護問題など、色々な苦労が押し寄せる世代の私達ですが・・・・・・。

あとは本人の受け止め方で、その苦労が軽くも重くもなっていくのでしょう。

 

私は訪問看護師のお世話になりながら、寝たきりの両親を夜も熟睡できない状態で数年間介護しました。

外に出て陽を浴びると、疲労が濃かったためでしょう。

頭がよく、くらくらしたものです。

メニエル、帯状疱疹などのストレス病にもかかりましたが、その時は伏せる暇もなくやり過ごしているうちに、いつの間にか治ってしまいました。

介護保険がない頃のことです。

でも親の世話をするのは当たり前との思いが強かったせいか、苦労とは、思いませんでした。

 

我が家の建築時から、長女の私はその時を覚悟し、和室を台所仕事をしながらも両親を見守ることができる場所に据えたり、と心を配りました。

それが大いに役立ちましたし、当然のことをしているに過ぎないとの思いが、私の苦労を軽減してくれました。

 

 

今は、夫の介護問題で、切ない思いも時々味わされています。

親の介護の時とは、多少違った雰囲気ですから、悩みも多いかしら。

そのお話をもっと具体的に綴りたいところですが、愚痴っぽくなってしまうのがいやで、積極的に書くことがためらわれます。

今後、折ある毎に、たまには触れましょう。

乞うご期待~なんて言ったら変ですね。(笑)

 

でも私は、今の暮らしが嫌ではありません。

人生はいろいろですから、これもまた楽し、と思えるくらいの度量で過ごしたいもの、と思っています。

 

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春を待つ庭 

2015-03-05 06:42:05 | 日記

日差しは明るく柔らかで、空気は優しく私たちを包み込んでくれるかのよう。

そんな思いに浸れる日が、多くなってきました。

いよいよ本格的な春も、間近かですね~

心が今年は、いつになくとても弾みます。

体調が良く、家事が順調に捗っているからでしょうか。

夫の病への不安は、相変わらずなのですが・・・・・・。

春の気候は、病人の回復にもきっと力となってくれるに違いありません。

くよくよしないで、日々の日課を元気にこなし、一歩一歩前に進んでいきましょう。

 

草花の色のハーモニーを大切に、優しく柔らかくが、私の願いです。

 

この季節になると、やる気が一層湧いてくるのが、ガーデニング作業。

私は寒い冬も、ぼつぼつですが、庭仕事に臨んできました。

我が家の今の庭の光景は、春を待たずして、結構華やいで生き生きしています。

チョッピリですが、私の理想にも近づいてきたかしら?

 

以前にも似たことを書いたように思いますが、私の理想の花壇のイメージは、現状とは幾分異なります。

頭に描くその姿とは、私の大好きな草花を群生させることなのです。

まるで野の花のように自然ぽく。

例えば、若い頃から私が好きだったマーガレットで、花壇のかなりの面積を埋め尽くしてしまうとか。

でも最近、分かったことがあります。

マーガレットって、意外に育てるのが難しいお花だと。

水やりをちょっとでも怠ると、葉が黄ばんできます。

更に、成長するにつれ木質化するため、姿を美しい状態で維持するのは、なかなか大変そう。

皆様は、如何思われますか?

 

 

マーガレット

 

ところが最近、マーガレットに感じる思いと同様の魅力で、私を惹きつけて止まない草花に出逢いました。

それは、ローダンセマムです。

実は、この花が我が家の庭で家族の一員になったのは、今回が初めてではありません。

私が体調がすぐれなかった数年前のことです。

一年半程の期間、三越のチェルシーガーデンのガーデナーさんに庭の花壇の手入れのお世話になりました。

その方が、マーガレットに代わる草花として薦めて下さったのがこの花です。。

確か「マーガレットより今風で、素敵ですよ」と言ったようなおっしゃり方ではなかったかしら。

 

ローダンセマム

 

その時は、寄せ植えだったのですが。

私の手入れが悪かったのか、花期は期待したほど長くなく、成長に勢いがついて一層魅力的な花姿になる、といった感じではありませんでした。

今回はどうでしょう?

たたみ三畳にも届かない広さしかない、我が家前面の庭の花壇です。

群生して数種の草花を素敵な雰囲気になるよう植え付けるのは、なかなか難しい課題。

でも精一杯、ローダンセマムを植えたつもりです。

 

ローダンセマム・スカピオサ・パンジー・クリスマスローズ・エルモフィラ等

 

他にも、ゴールデンクラッカーとスカピオサを。

元気に、イメージ通りに育ってくれるでしょうか。

いずれも宿根草にもかかわらず、割と花期は長いはずです。

梅雨入り前までは、精いっぱい美しい花を咲かせ、気まぐれで未熟な世話しかできない庭主を楽しませてほしいもの、と。

後は手入れ次第ですが、それが手ごわい問題です。

 

ゴールデンクラッカー

 

パンジーも、そのうち我が世の春とばかりに、元気付くことでしょう。

笑いさざめく草花の声が聞こえてくるような、春の庭が、待ち遠しい限りです。

 

         

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計画的な暮らし

2015-03-04 07:35:29 | 日記

何だか、堅苦しいタイトルですね~

自分で付けておきながら、いったい私は、今から何を書くつもりなのかしら、とちょっと緊張しています。

題名にふさわしい内容なんかではありませんので、ご閲覧下さる方々は、期待などなさらないでくださいね。

当たり前のことを、いかにも最もらしく綴ろうとしているだけのような気がしています。

いえいえ、当たり前ではなく、体力と集中力にかける私特有のやり方です。

娘たちにも、到底理解できない暮らし方かもしれません。

 

前回の記事で、何となく時が流れていくような暮らし方は苦手です、と私は書きました。

その通りで、常に計画ノートを傍に置いています。

そこに随時、数十分の間にこなしたい家事、デスクワークなどを書き留め、適当ですが時間も割り振って、その作業に臨みます。

私はデスクワークは大好きなのですが、情けないことに集中しすぎると、すぐぐったりするほど疲れてしまいます。

疲れるだけでなく、頚椎症気味の首や肩の懲りがひどくなり、横にでもならない限り、修復不能なってしまいます。

それでも時に、数時間、夢中になって一つのことに取り組んでしまい、後悔する事がよくあるのですけれどね。

 

お花の画像ばかりでは、面白味がないですものね。
我が家のインテリアの画像です。

 

その疲労困憊を避けるために、家事とデスクワークを交互に繰り返し、暮らしにリズムとメリハリを付けるようにしています。

例えば、家事20分その後デスクワーク10分、と言った具合です。

ですからタイマーがひと時も離せません。

でもこれは一例に過ぎず、私の計画は気分で千変万化します。

 

時間配分しても、一区切りの節目までやりませんと、気持ちがすっきりしませんから、

制限時間内にこなそうと、家事のスピードが自然に上がっていきます。

優先事項は、常に頭に入れています。

 

私の計画性とは、この程度の実に他愛ないもの。

大きな目標などあるわけがなく、とても小さな計画をひとつずつクリヤーして、ささやかな達成感を味わい、自己満足しているに過ぎません。

計画ノートには、目の前の家事やデスクワークの割り振りをするだけではありません、

日課の家事項目、デスクワーク項目をノートのページの縦に記入。

横は日付を書き、表にしています。

そして、終わった事には、終了のマークを付けています。

 

 

終了マークを付けるのは、私には、なかなかの快感。

計画通りにすべて終わることなんて、めったにありえないのですけれどね。

家事は、整理整頓、身支度、掃除、水回りの掃除、ガーデニング、介護、料理その他色々

食事、お昼寝なども入れると12項目も。

最近、最後に散歩も入れたのですが・・・・・・

旦那さまの介護もあり、なかなか実行できません。

 

デスクワークは、ブログを書く、家計簿の記帳、読書1,2,3(いつも三冊を並行して読んでいることが多いです)、他の方のブログ巡り、料理ブログの記述、手紙、メールを書く、その他いろいろ。

何と13項目あります。

欲張りすぎる日課ですので、一つのことにかける時間は、ほんのわずかです。

僅かでも、いろいろなことが並行して前に進んでいくことが、私は嬉しいです。

ちなみに、昨日は家事とデスクワークの項目はほとんど完了でした。

でも料理ブログと、手紙が綴れなくて、何んだか心残りに。

この二つと、他の方のブログを読む、がいつも犠牲になっている感じがします。

 

お出かけ時は、朝のうちに一通り、なんて思いますけれど、とてもとても無理。

他の用事で多忙な時は、ほとんど何も手を付けられない日もよくあります。

それはやむを得ず、仕方ないことですね~

 

我が家の玄関です。
右上はフラワーボックスになっています。ツタなどのプランツを飾ると素敵なのですが・・・

 

一時は、日中の時間割をすべて作成し、時間割通りにやる努力をしたこともありました。

計画通りに行くはずはないので、調整時間も所々に入れました。

でもこの計画の立て方では、暮らしがとても窮屈に感じられてきます。

何度か試みたものの、自分には向いていない、と今では思っています。

 

その点、目先だけの一時間程度のプランですと、随時変更も可能。

機動的に暮らせ、何度も達成感も味わえるため、今のところ、私はとても気に入っています。

 

プランの立て方は、十人十色で、色々でしょう。

私の計画は、体力のない自分い合わせた特有のものです。

皆様に、自信を持って勧められることではありません。

でも私は、この暮らし方から随分元気を貰ってきました。

幾度も書きましたが、小さな達成感の喜びを味わえるからでしょうか。

 

 

 

この過ごし方の良い影響について、一つのみ、具体的に述べさせていただきますね。

ここ4~5年は、私の人生で、一番苦労を重ねた歳月ではなかったか、と今では思っています。

夫の病のみならず、自然災害にも我が家は度々遭いました。

ネット上で、全く理解できない中傷も受けました。

 

その様な幾多の苦労は、その渦中にいるときは、一生懸命対応し、一つ一つ乗り越えるのが精一杯。

心の余裕は、失われていたことでしょう。

けれど、心映えは決して暗くはありませんでした。

ネット上に於けるトラブルの時も、心は割と穏やかで、平常心を維持できたつもりです。

余りにつらい時は、一番の理解者の妹に、私の心情を吐露して、それですっきり。

 

私がいろいろな心配事や不安を抱えながらも、平常心で毎日を暮らせた一番の理由。

それ恐らく、計画性のある暮らしに因るものではなかったか、と思っています。

何となく時間が流れていくような過ごし方を送っていたなら、きっと悩みのるつぼにはまり、精神的に参っていたかもしれません。

 

 

但し、体は正直なものですね~

その当時、原因不明の息苦しさに数年悩まされ続けました。

これは本当につらかったです。

その他異常なのどの渇き、食欲不振に。

何を食べても味が感じられないような時期も。

息苦しさほどではありませんでしたが、結構な長期間に及びました。

 

精神的なストレスに、体はしっかり反応していたようです。

体のみ、うつ状態だったのかもしれないなあ~と。

今は、そのように思ったりしています。

 

でも我ながら、自分を褒めてやりたいと思える事は、心と体を切り離すことができた事です。

体調はその当時、最悪でしたが、心模様は暗くありませんでしたから。

嫌なことに傷つきはしたものの、腹を立てたり、感情的になることもなく・・・・・・

「今が一番素敵」の気持ちで過ごしたい、と、常に前向きでした。

その様に普通に生活できたのは、小さな目標を一つ一つクリヤーする計画性のある暮らしのお蔭だった、と改めて思うこの頃です。

 

         

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理想的な生活のリズム 

2015-03-03 07:06:55 | 日記

今日はまた、私が心に描く理想的な暮らしのリズムについて、綴りたいと思います。

少し前の記事で述べたとき、その内容はあまりに具体性がありませんでした。

皆様の参考には、全くならなかったことでしょう。

 

今回も同様な文面になりそうな予感がしています。

まだ日々、その暮らし方は微妙に変化していますし、微妙どころか、まるで異なった生活リズムを試みることもよくあるからです。

理想の暮らしを求めて、相変わらず試行錯誤している私。

ただの自己満足に過ぎませんけれど。

たとえ自己満足でも、計画を立てることによるささやかな達成感、充足感は、自分の心を非常に落ち着かせてくれます。

 

この部屋で、いつもブログ記事を発信しています。
今では、一番お気に入りの、「私の部屋」といった感じです。

 

何となく、家事や色々な雑用、デスクワークをこなす内に日が暮れていく、といった感じの方が多いのかもしれません。

それはそれで、一つの暮らし方ですね。

ゆったりムードの自然体。

素敵な生活だと、私は思います。

 

でも私はそういう過ごし方は、とても苦手。

無為に時間が流れていくような気分になり、焦燥感を抱いてしまいます。

その影響で心が次第に疲れ、体の疲労感も早く訪れます。

 

ですから毎日、計画性のある暮らしを努めてするように心がけます。

但し、前述しましたように、その計画の立て方が、いまだに定まらない私なのですけれど。

「計画を立てる」を、他の言葉で言い換えれば、「時間の管理」ということになるでしょう。

 

 

年末に、書棚を整理している時、恐らく50代の頃買ったと思われる、「女と時間」~1日24時間を女性はどう使い、どう生かすか~

という題名の本を、久し振りに手にしました。

それを紐解き、最後まで再読した私です。

どうも、私は若い頃から、時間欠乏症を患い、悩んでいたようです。

似たような書物が他にもあります。

 

手にした本は、最初から終わりまで、至る所に傍線が惹かれていました。

その上、その傍線が色鉛筆の赤色と青色でところどころ二重に。

二度読んだ形跡があるのですね~

その本の内容は、専業主婦向けではなく、明らかにキャリアウーマン向きなんですけれど。

 

自分の暮らしを振り返ると、この本の影響を大きく受けていることに気付かされ、改めて驚きました。

何気なく読んだ本が、知らず知らずの内に、過ごし方にに影響を与えるものなのでしょう。

読んでいる最中に、いろんな箇所で、その感慨に浸りました。

 

見えにくいようですので、二重丸の箇所の文をご紹介しますね。

毎朝その日の計画を立て、それにしたがう人は、どんなに忙しい迷路をも、導く糸をたぐって歩いているようなものである。
計画もせず、ものごとの流れにまかせていると、すべてが混とん状態になる。

 

今も、時間管理をかなり意識して暮らしているつもりですが・・・・・・

いつも良いリズムが刻めるわけではなく、1日を振り返って後悔することも再々。

体調が大きく影響しているように思います。

昨日は、医療費家計簿の記帳と整理に夢中になり、数時間が過ぎてしまいました。

計画通りにリズミカルな生活が送れないことも、しょっちゅうです。

 

でも、最近は珍しく、とても調子がよく、家事が順調に捗り、お部屋の整理整頓の満足度が高得点なんです。

「整理整頓を完璧にする」。

これが、自分の心を潤し落ち着ける上で、とても大切であることに、最近改めて気付かされました。

身も心も軽くなり、頭の中まで、スッキリと整理されたような気分に。

年末に、一度は済ませた収納の整理ですが、さらに徹底しました。

でも意外にも、捨てるものはさほど多くない我が家。

45ℓののごみ袋を二つ使用しただけ。

これでは、全く断捨離になっていません。

もっと潔くしたいもの、と。

 

さて話がちょっと横道にそれましたが、私の計画的な暮らしがどのようなものであるか。

その点について、次回でもう少し具体的に述べさせていただきますね。

 

         

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