12月3日の記述
大ショックな出来事が、最近ありました
お昼過ぎの事です。
信じ難い驚きの報告を私が受けたのは,
届けて下さったのは、この地から都心のマンションに転居されたFさんです。
そのお知らせとは、私の前のお宅のご主人様が亡くなられたとの事。
余りに意外な事で、私は只々茫然。
信じられませんでした。
お散歩に出かけられるのを、よくお見掛けしていましたから。
朝のごみ出しの時にも度々お会いし、お互いに声を掛け合い、私が生ごみを編みケースの中に入れようとすると、
何時もその蓋に手をかけ、手伝って下さいました。
最大手の生命保険会社の重役としてご活躍された方です。
でも、腰がとても低くて、いつもお会いすると、笑顔でご挨拶下さいました
その方の突然の訃報。
そう言えば一週間前、次女が訪れている時の事です。
救急車が、前のお宅に停まり、とてもとても驚いたことがありました。
心配でならず、電話をして、その理由をお尋ねしたい気持ちに何度も駆られましたが・・・。
詮索するようで、失礼になってはいけないと思い,それは控えてしまいました。
それから数日後に誤嚥性肺炎で、亡くなられたようです。
私はつい最近までラインの交流は控えていたので、仲良し4人組のfさんのもとにお知らせがあったようでした。
とても電話で、直接連絡できるような状況ではいらっしゃらなかったのでしょう。
早速、Fさん、Sさんと私でご弔問に伺いました。
年に一回は必ずお食事を共にし、近況報告をし合っている間柄です。
奥様とお嬢様がお迎えくださいました。
お宅に上がり、お線香を上げさせていただき、その後、色々亡くなられた時の状況を伺いました。
お嬢様が支えておいでなのでしょう。
奥様は、とても気丈に振る舞って下さいました。
ご家族にとっても、思いがけない事態だったようです。
数日入院すれば、元気を回復すると思っておられたとのこと。
私は未だに信じられません。
86歳でいらしたようですが、お散歩にでかけられるときの、姿勢の良さ。
とてもそんな年齢には見えない日頃の雰囲気でした
身だしなみも整え、いつも颯爽とした姿でお出かけでしたから。
私が心の拠り所にしたいと思っている書物の歎異抄です。
夫の菩提寺のご住職様から戴いた歎異抄は文体が難しいので、
この書物を後で買い求めました。
今は、人の命のはかなさを思わないでいられません。
私の年齢になると、何時死が訪れるか分からない。
その予測の難しさを改めて思い、いつもその時の覚悟を心に秘めて、日々を送らなければ、と。
この度の事で、一層思い、心をまた新たにしているところです。
Iさんのご主人様のご冥福を、心よりお祈り申し上げ、今日の記事を終わりと致します。
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お立ち寄りくださいましてありがとうございました