今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

前のお宅のご主人様の突然の訃報 

2024-12-16 07:18:17 | 

12月3日の記述

 

大ショックな出来事が、最近ありました

お昼過ぎの事です。

信じ難い驚きの報告を私が受けたのは,

届けて下さったのは、この地から都心のマンションに転居されたFさんです。

 

そのお知らせとは、私の前のお宅のご主人様が亡くなられたとの事。

余りに意外な事で、私は只々茫然。

信じられませんでした。

 

お散歩に出かけられるのを、よくお見掛けしていましたから。

朝のごみ出しの時にも度々お会いし、お互いに声を掛け合い、私が生ごみを編みケースの中に入れようとすると、

何時もその蓋に手をかけ、手伝って下さいました。

 

最大手の生命保険会社の重役としてご活躍された方です。

でも、腰がとても低くて、いつもお会いすると、笑顔でご挨拶下さいました

その方の突然の訃報。

 

 

そう言えば一週間前、次女が訪れている時の事です。

救急車が、前のお宅に停まり、とてもとても驚いたことがありました。

心配でならず、電話をして、その理由をお尋ねしたい気持ちに何度も駆られましたが・・・。

詮索するようで、失礼になってはいけないと思い,それは控えてしまいました。

それから数日後に誤嚥性肺炎で、亡くなられたようです。

 

私はつい最近までラインの交流は控えていたので、仲良し4人組のfさんのもとにお知らせがあったようでした。

とても電話で、直接連絡できるような状況ではいらっしゃらなかったのでしょう。

早速、Fさん、Sさんと私でご弔問に伺いました。

年に一回は必ずお食事を共にし、近況報告をし合っている間柄です。

 

奥様とお嬢様がお迎えくださいました。

お宅に上がり、お線香を上げさせていただき、その後、色々亡くなられた時の状況を伺いました。

お嬢様が支えておいでなのでしょう。

奥様は、とても気丈に振る舞って下さいました。

ご家族にとっても、思いがけない事態だったようです。

数日入院すれば、元気を回復すると思っておられたとのこと。

 

私は未だに信じられません。

86歳でいらしたようですが、お散歩にでかけられるときの、姿勢の良さ。

とてもそんな年齢には見えない日頃の雰囲気でした

身だしなみも整え、いつも颯爽とした姿でお出かけでしたから。

 

私が心の拠り所にしたいと思っている書物の歎異抄です。
夫の菩提寺のご住職様から戴いた歎異抄は文体が難しいので、
この書物を後で買い求めました。

 

今は、人の命のはかなさを思わないでいられません。

私の年齢になると、何時死が訪れるか分からない。

その予測の難しさを改めて思い、いつもその時の覚悟を心に秘めて、日々を送らなければ、と。

この度の事で、一層思い、心をまた新たにしているところです。

 

Iさんのご主人様のご冥福を、心よりお祈り申し上げ、今日の記事を終わりと致します。

 

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