皆さまの日々の暮らしは、どんな風でいらっしゃるのかしら。
人の性格が十人十色のように、暮らしぶりも様々なのでしょう。
ブログからも、それが窺えてきます。
専業主婦と、働く人たちの暮らし方がまるで異なるのは、物理的観点から見ても、当然なことですね~。
専業主婦に絞ったところで、シニアー世代ともなると、その生活は似て非なるものだったりするのかもしれません。
例えば、妹(世界で一つだけの姥花日記)と私の暮らし振りが違うように。
若い時は似ていたと思いますが、60代後半頃から、まるで異なるライフスタイルになりました。
私は、Yさんのもとに嫁いでからは、専業主婦の典型のような暮らし方。
家の中で育児と家事をこなし、その合間に、自分の好きなことを取り入れ、デスクワークのひと時を持つ。
日々家計簿は必ず記帳し、その他、読書を愉しんだり、時に手紙をしたためたり、と色々です。
そんな平凡な暮らしに、不満を抱くこともなく、実に長い歳月を送り、今や七十代。
要領がよくないため、色々無駄なこともたくさん繰り返し、不合理極まりない暮らしぶりだったように思います。
やり直せるものならやり直したいと思うこともいっぱいあるけれど・・・・・・
その時々の暮らし方が、私の年齢相応の精一杯の生き方だったのでしょう。
そう思い、過去の事は悔やまず、今後の生き方をいかに充実させるか、そのことのみを考え、日々を大切に過ごしたいものです。
いくら年を重ねても、夢と理想は限りなきもの。
だけれど、現在の私は厳しい現実を直視した日日です。
夫の介護に精一杯臨み、何とか明るくそれをこなす以外、道はありません。
今は、11時半頃に家を出て、一時間半かけて、入院中の夫のもとに。
帰宅は、いつも夜の九時半過ぎです。
週末を除き(娘たちがパパを見舞い、半日お世話をしてくれています)、ウィークデーは、この暮らしの繰り返し。
せめてもう少し病院が近ければ、自分の時間が持てるのに、と少々残念に思いますが。
このような多忙な暮らしながら、工夫次第で、自己啓発の充実したひとときを持つことは可能です。
何度かこのブログでも話題にしたことがありますが、私はかなりの計画魔。
計画を立てない暮らしは、耐えられないところがあります。
若い頃も、そういった一面があったように思いますが、今ほどではなかったでしょう。
毎年、いえ毎日、私の性格と体力に一番合った計画を模索して、試行錯誤。
いろいろ変わるものの、常に計画ノートを傍に置いてそれを見ながら暮らしています。
そのために、タイマーは必需品です。
目先の計画を立てると、それまでだらしない時間をやり過ごしていても、途端に、心にやる気のスイッチが入るから不思議。
時に追われるような忙しい生活の中、自分の時間を充実させる方法が、更にもう一つあります。
少し前から取り入れた、私の早朝の「ゴールデンタイム」がそれに当たります。
起きると、途端に旦那さまの介護と家事で、すべての時間が費やされてしまうような日日。
今は入院中ですが、忙しいことにおいては変わりありません。
そのゴールデンタイムのひと時。
目覚めのすっきりした頭で、数冊の本や雑誌を一気に毎日読み上げています。
読むページ数は、本の数が多いだけに、5~6ページに過ぎませんが。
ジャンルの異なる本をそれだけ読むと、私の心は十分満たされ・・・・・。
なんだか幾分でも心が豊かになり、成長できた気分に。
時間にすると、一時間足らずでしょうか。
後は日中に、家計簿をつけ、家事をしながら時折、新聞の切り抜きの記事に目をやる。
夫のもとに向かう電車の中でもひたすら、新聞記事を読んでいます。
病室の冷蔵庫の上に置かれた書物数冊
病室暮らしにも多少慣れ、夫が睡眠中などに、読書に幾分集中できるように最近なってきました。
柄模様のグレーの覆いの下に我が家から持ち運んだ食器類が置かれています。
今は連日の病院通いで、お昼前から出かけ、日中から夜にかけての大半はずっと、夫の許での病室暮らし。
その間にも、自分の時間を多少持てると期待していましたが、本を数ページ読むのがやっと。
旦那さまのお世話に終始し、病室を後にするまでのおよそ七時間が、退屈することもなく、あっという間に流れてしまいます。
自分がマイペースで暮らせる時間は、正味僅かに過ぎませんが
早朝のゴールデンタイムのひと時のお蔭で、私の心はそれなりに満たされ実りを実感できています。
ですから、それほどの時間欠乏症にはならないで済んでいるようにも。
欲が深くない生活は、このような暮らしの時でも、あまりストレスをためずに済み、助かっていますが。
去年のクリスマスの飾り付け
今年は無理そう。
今日も午前中から病院へ向かいます。
ただ一つ時間が足りないことによる、焦りがあります。
それは、クリスマスとお正月の準備。
ツリーも飾りたいし、毎年手作りで用意してきたお節も同様にしたいけれど、
今年はどのように考えても、それは無理そう。
私も娘たちも、時間がある時は、重い病気に苦しむ人の傍にいてあげることを優先したいからです。
師走に入り、今一番願うことは、夫が曲がりなりにも元気に新年を迎えてくれること。
今(12月3日)は小康状態で、足の甲と体のむくみもすっかり引き、意識も割としっかりしていて、胸をなでおろしています。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように