非常事態宣言が発令された前日の出来事です。
「いよいよその日が来た」と身構えるものの、おうちが大好きな私のこと。
生活に特別変化が生じるわけではありません。
とは言え、心のストレスは相当なものですが。
コロナ禍の騒動でも、日常の暮らしはほとんど変わりなく。
買い物も、週末、次女宅に行く前に、一週間分を買い溜め。
自宅に戻る時、重たい数袋を娘が手に提げて、車で送ってくれるのもいつも通りです。
宣言が出て、娘たちはさらに在宅勤務が多くなり、私には却って安心材料。
喜ばしいことですが・・・。
一方では、お店は閉店。
営業上、大打撃を受ける業種は枚挙にいとまないことでしょう。
その方達の苦労を思うと、胸が本当に痛みます。
お店の閉店が想像以上と、私は仰天し、大慌てしたことが緊急事態宣言発令の前日にありました。
実は、コンタクトが後一週間で切れ、新しいものを購入しなければいけない時期に差し掛かっていたからです。
コンタクトは目の悪い人にとっては必需品。
そのお店が閉じるなんて。
私はありえないことと思っていました。
でも万が一といった事も考え、緊急事態発令の前日、確認のため、お店に電話をしました。
ところが、店員さんのお返事は、
「まだ正式に決まったわけではないけれど、恐らく休業になると思います」
との返事。
まだ決まったわけではない、とはどういうことなの?
と、余りに曖昧な言い方に、違和感を持ちましたが・・・。
その後、テレビ報道で、都と政府で休業要請の見解に相違があり揉めていると知り、納得がいきました。
店員さんの「恐らくお休みになります」の返事に、大慌てした私です。
何と駅ビルの店舗が、地下の食料品売り場を除き、ほとんど閉店するようなお話。
私の想像以上に、緊迫し閑散とした街の状況が目に浮かび・・・。
私の心も一瞬張り詰めました。
メガネもありますが、コンタクトが装着できない暮らしは、今の私には想像できなくて。
何としても手に入れなくては、と焦りまくった私。
止むを得ず、私が購入しているコンタクトの商品名と品番を詳細に伺い、他の店舗を見つけ問い合わせることにしました。
このアクシデントに、心は重くなる一方。
お出かけするのは嫌だなあ~、と。
すると、さほど間を置かず、お店から電話がありました。
何と、コンタクトを無償でお送りくださるとのこと。
眼科医院に問い合わせたところ、予備がありましたから、と言われるのです。
送られてきた遠近両用レンズ
私は思いがけないご親切な対応に、感激。
このお陰で緊急事態宣言終了までは、何とかなりそうです。
私は大感激の口調で、幾度もお礼を申し上げました。
若い店員さんも、にこにこ顔が目に浮かぶような応対でした。
その時、三か月分の注文も、もちろんしました。
その後、お店はやはり休業。
しばらく町は閑散とし、異様な雰囲気になるのでしょうか。
在宅勤務が無理な方を除き、私達は極力外出を控え、自分が感染しない、他人に移さない、を徹底して、今の苦境を乗り越えるしかありませんね。
何よりも一番大切なことは、国民一人一人の心がけ。
これに尽きますから。
頑張りましょう。
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ご訪問と温かな応援、 本当にありがとうございました.