施食会が執り行われたのが10日。
その翌々日は、今度は我が家にお坊さんをお迎えする日です。
お経をあげ、先祖のご供養をしていただきます。
10日の施食会の日も頭がくらくらし、何だか危なっかしい足取りだったのですが・・・。
この日を無事に終えるまでは、心を気丈にして頑張らないといけません。
画像はぼかしたつもりなのですが・・・
これは一昨年の画像です。
お盆提灯の柄がきれいに映っているので載せました。
とは言っても、私の気持ちは既に緩んでいて、しっかり者の娘に半ばバトンタッチ。
前日、近くに住む次女が、お仏壇は閉じ、お位牌を白い敷物で覆った2段の棚に置き、他の仏具もしきたり通りに飾り、精霊棚を完成してくれました。
当日は長女も、都心の自宅から訪れ、実にテキパキと働いてくれ、頼もしい限りでした。
豪華な仏花とお供えの果物、お昼食用のおすしと和菓子まで持参してくれました。
その後、次女は、お寺さんんをお迎えするにあたって、外回りのお掃除。
1時間ほどかかり汗だくとなった身をシャワーで流し、部屋に戻ってきました。
長女は全室をクリーナーで掃除してくれました。
手際よく働く娘に、今の私は頼ってばかり。
力関係がすっかり逆転したのは、私が60代になってから。
年末に倒れ、1週間入院してからの事です。
もう私を頼るべきではない、といった意識改革が娘達にはあったようでした。
それまでは、お正月、クリスマス、孫たちの誕生日まで、私が手料理で振る舞い、後片付けもすべて私がしていたのですけれどね。
実家に来た時ぐらいは、娘達にのんびりしてもらいたい、といった親心だったのですが。
もうそんな元気はなくなってしまいました。
毎年訪れてくれる妹は、今回は欠席。
予定通り、朝の9時でしたら、来ることが出来たのですが・・・。
前日、お寺からの連絡で、急遽、時間の変更があり、午後になりました。
そのため、妹は他の予定があり、残念ながら法要の席に就くことができませんでした。
お茶の用意をして、お寺さんをお迎えしたのですが、今回はお経をあげると、すぐ立ち去られました。
台風襲来の心配があり、予定をすべて繰り上げて、檀家を回られるためとのこと。
そのため、私たち家族はその後の時間が十分あり、長女が持ってきてくれたお弁当とお菓子をいただきながら・・・。
のんびりとした楽しい語らいで終始しました。
これでお盆の行事は無事に終わったわけですが、今夏の異常な暑さと気疲れでしょうか。
翌日の夜に突然体調を崩し、あわや救急車といった事態にまで追い込まれてしまいました。
この詳細は、次回でお話しいたします。